ときぶーの時間

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福島の二の舞に。

2012-10-26 07:30:20 | 日記
NO-258
昨日は朝早くに知人からSOSの電話が入り、自分のスケジュールを変更して事に当たり更新できませんでした。難病に苦しむ人の付添いを手伝ってあげなければならなかったのです。

朝晩めっきり寒くなってきましたが、みなさんは風邪などをひいてないでしょうか?会津の友人が先日風邪をひいて寝込んだらしいので、この頃の寒さに用心しています。

さて今週末に大時な用事があり静岡へ行ってまいりますので、明日からまた少しだけブログをお休みさせて頂きますのでよろしくお願いします。

昨日みのもんたさんの朝ズバで、24日に原子力規制委員会が発表した放射性物質拡散予測を取り上げていたが、新潟県の柏崎原発から40kmも離れた新潟ブランド米魚沼産コシヒカリのである産地南魚沼市でも、事故対策を迫られる結果になったと報道された。

この南魚沼市でコメ農家を営む60代の方の言葉が僕の心に響いた。「どこかに次の土地を見つけて暮らすことは出来るだろう。ただ農業(米作り)は出来ないだろう。そうなれば自分の人生は終わりだ。」と。


荒廃していく真っ最中の富岡町のたんぼ。農家の人はもうあきらめているかも.....

福島の農家の人は「今までの苦労は何だったのだろう」と思っている人が多いかも知れない。故郷富岡町のコメを本当に農協は買い上げてくれるだろうか?除染しましたと言っても放射能汚染された土地で作った米や野菜などが本当に売れるだろうか?

僕は食い入るようにTVを見たが、それでもこうした予測をその土地土地で生かせればそれで良いと思った。人間のみならずペットや家畜までの避難を考えてくれれば、福島の二の舞にはならないだろうと思ったからである。


人間は立ち入りを禁じられ、水も餌も貰えずに苦しんで死んでいった家畜たち。今度どこかで原発事故が起きた時は、必ず避難させ守って欲しい。震災後の牛舎は、何処もこのような無残な姿になっていた。去年の6月撮影。


放し飼いにされ自力で餌を見つけ生き延び、殺処分からも逃れて今ようやく安住の地を見つけたか?松村に保護された牛。

全国の原発立地町村の行政が本気で対策を練って、まさかの時の事故に備えて欲しい。僕らの福島を踏み台にして多くの事象を勘案して欲しいと強く思う。

ある町は事故が起きたら福島の2.5倍の40万人の避難者が出ると予想されたが、福島の16万人は未だに安住の地を見つけられないでいる。鳥小屋のように狭い仮設住宅での生活を強いられ苦しい日々を送っているが、国は事故が起きたら何をすべきか?はっきりと国民に示すべきだ。

原発再稼働して、もし福島のような事故が起きてしまったら本気で責任を取る気はあるのか?いや取れるのか?と聞きたい。取れると言うなら今の原発難民の問題を先に解決してくれ。

福島原発避難民をこのままにしていて、原発再稼働なんてありえないだろう!とこれだけははっきりと言いたい。


 




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1 コメント

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お元気で (みみ)
2012-10-27 12:53:53

よく頑張りました……お疲れ様です!
寒くなりました、体に大切にして風邪がひかないでください!
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