ときぶーの時間

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前向きでねぇ~の。

2015-12-09 05:36:50 | 日記
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NO851
みなさん、おはようございます。
昨日、更新出来なくてすいません。

先週、発表されたましたが、ふるさと富岡町が福島県内で出た放射性物質を含む指定廃棄物処分場の受け入れを決めた。
管理型と言うけれど、多分、小規模最終処分場?


僕でなく松ちゃんを待っていた石松君。

福島の放射能ごみを他の県に処理をお願いするのは、迷惑千万な話である事に間違いなく、宮城県や栃木県の反対や辞退には納得しています。
当然だと思います。

数年前からこの話をしていたが松ちゃんは
「考えてみぃ~、誰だって放射能嫌だっぺ~、福島のごみは福島で処理するしかねぇ~んだ、町がそうなるのは俺だって嫌だけど、それしかねぇ~べ~」
と言っていた通りになった。


前回行った時の写真です。
「俺、今昼飯を食って来たぞ~」と言いながら、付き合いでおにぎり2個を立て続けに食べてくれた松ちゃんでした。
かみさんが早起きして握ってくれた事を知っているので、無理して食べてくれた松ちゃんです。

福島で処理って言うのは当然だと思っていたし、自分の町がそうなるのは半分くらいは覚悟してた。
でも嫌なものは嫌!で、心の中のどこかで富岡には来るなと反対していました。

松ちゃんが言っていることは正直分かっちゃいたけど、うちの町もか~・・・でしたね。
隣の大熊町や双葉町のみんなの気持ちがよく分かった。
また大熊町と双葉町だけでは処理できない大量の放射能ごみがある事を痛感。

東京・神奈川・千葉・埼玉・栃木・群馬・宮城・新潟など広範囲に飛散し、各県に置かれている放射能汚染物の処理も含め、それが富岡にやって来ると友人から聞かされ、いろんな意味でどんだけだよ!と。


ズボンも上着も糞尿を含む泥まみれになった前々回、川で洋服を濡らす僕を土手の上で見ていた牛君。

僕は原発反対活動家じゃないけれど、これからも原発反対を訴えて行く。
地元は先の見えない復興に苦しんでいる。
復興計画らしきものを各町村掲げて動いているけど、帰還する住民が少なすぎて絵空事のような感じ。

国は数か月前、原発を再稼働させたが「あ~あ、やっぱりな、どうにもなんねぇ~」とがっかりした。
本格的に活動している人たちの落胆がすぐ目に浮かんだ。

以前僕は、ここぞとばかり原発事故への恨みつらみを訴えたくて書いてきたつもり。

そんな僕は松ちゃんに「いつまでも負の記憶にしがみついて前向きでねぇ~の、俺はでぇ~嫌いなんだ」と言われたことがある。
かなりキツイ一発だった。

東電や政府に対して「事故の責任はどう取るんだ」と書くことで自分のうっぷんを晴らせたし、そうすることが僕には自然だったんだよね。

怒りのエネルギーが僕を奮い立たせていたのは事実だけど、前を向いていなかったのも事実。


一人川に入って服を濡らしている僕を見て、みんなして「何やってんだぁ~、あいつ」って感じで見ていた。(泣)

松ちゃんの一言は、今では負のエネルギーから解放されてくれたありがたい一言だったと思う。
そうは言っても前に進むのは大変ですけど。


与える餌が無くなったら普通に無視してくれたヤマでした。
彼らは呑気でいいよ。
餌の心配だけしていればいいんだからなぁ。

今回の受け入れで帰還したいのに、これで帰還を諦める人には相当な心の痛手になると思う。

震災後、見たくない光景をたくさん見てきたように思う。

これからも僕は見たくない事に遭遇するだろうけど、目をそらさずに見れる自分でありたいと思う。

何か朝早くからつまんないブログになってしまいましたが、今日はこの辺で失礼します。
それではみなさん、またお会いしましょう。





















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