ときぶーの時間

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子牛たち。

2013-06-30 14:12:20 | 日記
NO403
今日、静岡から横浜に帰って来ましたが、今から福島へ飛びますので明日はブログ更新出来ないかも知れません。その時はすいませんがお許し下さい。

僕は被災地で生きる子牛の中で、一番自由に暮らしていると思えるのが松ちゃんの柵の中の子牛たちではないか?と思っている。

彼がロールわら餌を取りに行ったり、取材などで会えない時には必ず僕は子牛たちに会いに行く。子牛は可愛いですよ。大きくなったらちょこっと怖いかも知れないけど(笑)


この子牛は松ちゃんを一番心配させた子牛です。生まれたときは毛がなくて真っ白の皮のまま生まれて来たそうで、松ちゃんは突然変異か?放射能の影響でそうなったのか?すごく心配していた。

ケニアの先生(神部俊平さん)が来日して、松ちゃんの牧場に来て下さると言う事で、松ちゃんはどうしても先生に見てもらいたくていたのだった。

神部先生を待ちに待った松ちゃんであったが、先生が来られた時には毛が生えて頭の部分に少しその部分が残っているだけになり、神部先生から「全然大丈夫です。健康で問題ありません。」と言われ安心した松ちゃんである。


子牛たちは柵を出たり入ったりして美味しいものだけ食べている。これは地元の住民も食べる筍の一つだが、美味しそうに音を立ててむしゃむしゃ食べる。


子牛だけどそれなりに量は食べます。


毛が生えないで生れた子牛もやって来たけど、あとから来たこの子はこの場所で筍を食べられなかった。残念。

6月18日に生まれたばかりの子牛も元気でした。松ちゃんも「生まれた次の日から駈けずり回ってたぁ。」と言っていたけど「動物は凄いよな!人間は一年もかかってやっと歩けるようになるのに、こいつら一時間で立ち、立ったら歩くんだからなぁ。」と感心してた。

何回も子牛の誕生を見てきた彼が言ったから、僕はただうなずくだけだったけど、この時、松ちゃんは神部先生の話したことを僕に話してくれた。


小雨の中、母牛のそばにいて母牛の食べるわら餌に興味津々の子牛の写真。

それは、アフリカで出産中のキリンが猛獣ライオンに襲われた時の話で、おしりから子供の体が半分出かかった状態の時にライオンに襲われ母キリンは必死でライオンから逃げるのだが、ライオンが近くにいる時は体を半分出した子供はそのままの状態でいたらしい。

僕がびっくりしたのは「2~3日もそのままの状態でいる時があるんだってよ!」と松ちゃんから聞いた時だ。

子供は死なないのか?って思わず僕が聞いたら、「大丈夫なんだと。それでもちゃんと生きたまま出産するんだとさ。」に僕はまたびっくりして、動物は凄い!とこの時思った。

子牛の話からキリンの話まで飛んでしまいましたが、今日はこの辺で失礼します。またお会いしましょう。













コメント
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