ときぶーの時間

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富岡町と共に生きる。

2013-03-09 06:20:05 | 日記
NO-312
静岡市の千代田画廊で写真展が始まり富岡町と彼のあれから2年をテーマに展示させてもらった。

原発事故により町は無人の町になり、彼の最初の一年間は春夏秋冬蝋燭を灯して、缶詰めやレトルトにインスタントラーメンなどで凌ぎながら動物たちを保護して来た。




震災後故郷富岡町の海岸で。イタリア人ジャーナリストアントニオ氏写真から。この時彼は海を見て何を思っていたのか僕は知らない・・・・

富岡町を愛するゆえ真剣に町の除染を考えJAXAの博士の除染研究にも携わってきた事など、全部伝えることが出来るのか?少し心配。

彼は今でもいつの日かみんなが帰って来て事故以前の町の姿を取り戻すことを信じ牛や犬、猫、ダチョウなどを保護し水や餌を与えて富岡町と共に生きている。

静岡の人たちは初めて見る被災地富岡町の写真をどのように見てくれるだろうか?不安と期待が入り混じる気持ち。原発事故は大惨事です。この日本において今後福島のような事故が絶対に起きてはならない。

東北でなくもっと人口の多い所で事故が起きたら?と思うとぞっとするし、今どこか人口の多い所で原発事故が起きたら僕ら福島の被災者は忘れられてしまうかも知れない。

松村直登 富岡町と共に生きる~というタイトルにふさわしい写真展になっているけど、この原発事故で無くなった動物たちの無念も訴えたい。

飼っていたペットを今でも探し続けているかみさんの親友の苦しみを知って以来、伝えることはきちんと伝えなければと本当に思った。それではみなさんまた来週お会いしましょう。









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