うーん、2か月ぶりかなあ、3か月ぶりかなあ、会費だけを払っているような形になってしまっている 手話サークル・あすなろ(毎週水曜日夜・広島市中区地域福祉センター)の定例学習会に参加しました。
「いらっしゃいませ、どんな服をお探しですか」
「今年はどんな色が流行っていますか?」
「サイズは?」
「あいにく、Lサイズしかございません」
まあ、このようなやり取りですが、聞こえる私たちはどうしても音声語から表現を考えてしまいます。これはある意味、ごくごく当たり前のことでそのことがどうこう言われるべきものではありません。
ろう者に手話で表現してもらうと、ぐっと簡単です。
「今」「流行」「色」「何」
「L?][M?]
「L」「だけ」「ある」…てな具合です。
英語圏から来ているAさんが面白いことを言ってくれました。
手話に変えるときに、まず英語に変えてみると 「…しかございません」という言い方は英語にもないといわれるのです。
へえ、そうなの。道理で彼女の手話への変換は よくわかるんだ…。
年配のろう者から古い『黄色』の表現も教えていただきました。
音声語にこだわらない 手話を 学ぶ…あすなろはお奨めです。