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ディスコミュニケーションを生きる (寺子屋新書) 「ディスコミュニケーションを生きる」 |
「対論 問題」の2冊
侵さず 侵されず
昨日今日と歩かず、歩数計をつけるのも忘れていた。
明日からまたつけます。
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ディスコミュニケーションを生きる (寺子屋新書) 「ディスコミュニケーションを生きる」 |
「対論 問題」の2冊
侵さず 侵されず
昨日今日と歩かず、歩数計をつけるのも忘れていた。
明日からまたつけます。
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労働再規制―反転の構図を読みとく (ちくま新書) 仕事の空き時間に『労働再規制』を読みました。ここ10年余りの労働問題を経営者サイドや政治の動きからとらえています。(手話骨太方針) |
小泉さんや竹中平蔵、いま「かんぽの宿」売却問題で揺れているオリックスの宮内義彦さんの働きなどがとても詳しく紹介さrています。裏と表を使い分けながら日本の経済と労働システムをガタガタにしてしまった…。
「格差は拡大し続けています。金持ちはますます金持ちになり、貧乏人はますます貧乏になっているというのが、日本の現状です。
野村総研の推計では、05年時点で預貯金や株式などの純金融資産を一億円以上保有する「金持ち世帯」は86万5000世帯(資産総額二百十三兆円)だといいます。純金融資産のシェアは18.4%となって、2000年から2%増えました。つまり、億万長者は増えているというのです。
他方、純資産3000万円未満の世帯の資産が資産全体に占める割合は44.4%と5年間で3.9%減少しました。つまり、貧乏人はますます資産を減らしているということになります。」
私は読んだこともなかったのですが、
「正社員と非正規社員の所得格差を問題視する声は大きい。所得格差そのものよりも、むしろ再チャレンジの機会が乏しいと、一度貧困生活の悪循環に陥ると容易に抜け出せず、やがて働く意欲自体も失い、日雇い派遣、ネットカフェ難民、ワーキングプアなどと呼ばれる層が固定し、非差別的低層階級を形成するような事態に至ることが懸念される。
正社員も、雇用や待遇は非正規社員よりも安定している一方で、長時間労働、サービス残業、労災、過労死、「心の病」増加等の問題が指摘され続けている。
こうした正社員の働き方は、家庭・教育の荒廃とも無縁ではない。近年は、目的意識や忍耐力がなく、精神的にひ弱で変化やリスクを回避すする保守化した若者が増えているように感じられる。その原因は、若者本人や学校教育のみならず、「家庭」にもあるのであって、その面からは働く親に対し「仕事中心」を当然のように求めてきた企業のあり方も問われることになる」
なんと、これは経済同友会の08年5月「21世紀の新しい働き方ー『ワーク&ライフ インテグレーション』を目指して」という文書の中の一文なのだそうです。
働く者の側はどうでしょうか?
今こそ、しっかりと手をつなぐことが望まれています。