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工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

縮緬ブラウスジャケットの肩のお直し

2021年01月31日 | 二っと・化繊etc~~洋服

2021.0131

既製品の縮緬のブラウスジャケットの肩のお直しをしました。

 

 

もともとは・・ドロップ袖。

 

肩が落ちたタイプの袖付けでしたが これを 

肩が落ちないタイプの普通袖にし直してほしいとのお直し。

 

 

ドロップ袖に 普通袖の形を印したら こんな感じ。

肩半分くらいになります。

 

 

こんな感じ。

 

 

・・っで 新しい袖は、同じアンサンブルのノースリーブインナーを使って取り直し

 

 

インナーだけでは 袖丈が足りなかったので

袖口は もともとついていたドロップ袖を 袖口のフレアー切り替えにして

こんな感じ。

 

 

時々 この“肩”のお直し依頼がきます。

ドロップ袖は 肩回りが楽でサイズを気にせず着られますが

小柄な方は 洋服の中で体が泳ぐ?!ような気がして

うまく着こなせない・・そうです。

 

ずっと箪笥に眠っていたそうですが

これで このお洋服も復活!?

縮緬は 春先にちょうど良い素材。

今は、遠出ができませんが

買い物や ちょっとしたお散歩の際など

ぜひ、ご着用ください。

 

 

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ピンクの絞りの羽織でブラウスジャケット

2021年01月29日 | その他の着物

ピンクの絞りの羽織でブラウスジャケットをお作りしました。

 

 

 

 

胸元に 肩ヨーク切り替えでギャザーを入れてアクセント。

 

 

襟は、ピンクの柔らかい雰囲気にあわせて 丸っぽいショールカラー

 

 

 

羽織ものとして着たいとのご要望だったので

脇にスラッシュポケット。

 

 

脇裾は 深めのスリット。

 

 

 

袖口は 胸元のギャザーと合わせて ふっくら可愛くギャザー袖。

 

 

後ろは・・こんな感じ。

 

 

羽織についていた裏をそのまま使って見頃のみ裏地をお付けしました。

 

 

今日は、雪の降る寒い一日でしたが

華やかなピンクのお洋服で

一気に春気分。

 

一月も もう終わりですし

はぁ・・早く暖かい春よ来い!

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久留米絣のエプロンからモンペパンツ

2021年01月26日 | 久留米絣~~スカート・ブラウス

2021.0126

久留米絣の既製品の巻きスカートエプロンから モンペパンツをお作りしました。

まず・・手織りの藍染めエプロンから モンペパンツ!

 

 

エプロンの貼り付けポケットを パンツの腰ポケットとして活用。

 

 

エプロンでは 前見頃しか取れなかったので

後ろ見頃は 久留米絣の紺無地で。

 

 

こんな感じ。

 

・・っで 次に・・

同じく久留米絣・モスグリーンの巻きスカートエプロンで

 

 

こちらも 貼りポケットをウエストポケットとして活用して

 

 

こんな感じ。

 

・・っで こちらも またまた 前見頃しか取れなかったので

 

 

後ろ見頃は 久留米絣の濃いこげ茶で・・こんな感じ。

 

納品にお伺いすると

 

「このモンペを待ってたのよ~~。」

 

っと さっそく履き替えられました。

 

絣のモンペ。

喜んでいただけて良かったです。

 

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巻きスカートをベストにリメイク

2021年01月25日 | 二っと・化繊etc~~洋服

2021.0125

巻きスカートをベストにリメイクしました。

 

 

 

右向いて~左っ向いて~~

 

 

 

もともとは・・こちら。

 

 

巻きスカート

 

 

 

 

クリスチャンディオール。

生地はヘリンボーンウール。とってもしなやかで肌触りがいい~~。

お客様のお気に入りのスカートだったそうでリメイクして普段使いで着たいとのこと。

 

デザインはお任せとのことで 仮縫いもなし。

なので・・

巻きスカートのウエストベルトを ベストのウエストベルトとして使用。

 

 

巻きスカートの貼りポケットを ベストの右ポケットと胸元ポケットにして

 

 

脇裾に ちょっとだけスリット。

 

 

後ろは・・シンプルにこんな感じ

 

 

巻きスカートについていた裏地をそのまま利用して・・

 

 

ベスト裏地付き。

 

ウールに裏地付きがつくと やっぱり温かい。

 

 

今日は、春のような暖かさでしたが

1月末から2月にかけて もう一回 ぐん~っと冷え込む・・はず。

 

春まで あと少し。

ぜひ、温かくお過ごしください。

 

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葡萄×格子の帯と大島紫縮緬でジャケット

2021年01月14日 | その他の着物

以前 葡萄柄の帯でジャケットをお作りして その残りで

もう一着 ノーカラージャケットをお作りしました。

 

 

 

ノーカラーループのワンボタン留め

 

 

生地は どれも 残り布の組み合わせなので

見返しも・・

 

 

ピンクのお着物の残り布。

 

見頃と 袖は、紫の縮緬。

 

 

・・っで この紫の縮緬生地・・実は

 

 

 

白泥染め==白恵泥染め

 

初めて見ました・・。

 

白泥染めの第一人者 伝統工芸師 恵積五郎 氏

 

珍しいお名前だなぁ・・っと よくよく見てみると

なんと お昼のメインMCでもある ホンジャマカの 恵さんのお爺さまでした。

 

ひぇ~~~(驚!)

大島紬の織元さんとは聞いていましたが

思いがけない形で目にすると

驚きは 二倍!

 

お仕立てにも 気合?!が入ります。

 

 

 

後ろ見頃は

 

 

こんな感じ。

葡萄柄と格子の幾何学柄が裏と表で使えるようになっていた半幅帯。

広げると 一幅になり こんな感じになります。

 

帯も珍しい帯でしたが

紫縮緬も これまた珍しい生地。

 

きれいに残らず使い切りました。

明日 納品です。

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