工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

久留米絣で横長トートバッグ

2020年11月29日 | 久留米絣~~バッグ小物

久留米絣で横長トートバッグをお作りしました。

 

 

 

前面に ポケット。

 

駐車場のチケット入れたり鍵入れたり。

今は、マスクを入れるのに便利ですね。

 

表側は、 縦柄でしたが

裏側は・・

 

 

横柄で、こんな感じ。

 

サイドには 細縞。切り替えに赤のパイピング。

 

 

 

マチは広めの 12cm。

 

 

たっぷり入ります!

 

内側には大きめの内ポケット。

 

 

最近は・・スマホも大きいので

内ポケットも大きめに。

 

来週納めです。

 

 

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幼なじみが 卵と野菜を持ってきてくれました。

たくさんもらったから おすそ分け・・と。

ありがたや~~。

私も 先日行った熊本のトマトケチャップをお土産に・・。

 

何気ない やったりとったり・・ですが

これが”平和”ということなのかもしれない・・っと

しみじみ思います。

 

コロナで いろんなことが制限される中

いつもと変わらないやりとりの大切さが

今年は 身に染みます。

 

先日、伺ったお客様のお宅では

毎回、幼なじみのご友人が他二人お見えになり

三人で 出来上がったお洋服を 試着し合い

評論会?!が始まります。

 

そんな中 

「コロナでどこにも出かけられなくなって ここ(お客様のお宅)に

遊びに来るのだけが楽しみ。これがなかったら 誰とも話さず

病気になるところだった・・(苦笑)」

っと、一人の方が笑っておっしゃってましたが

大げさではなく

ほんとに・・そうかも・・っと思います。

 

世の中が平和な時には

気づかないことが 今年は 見えてきて・・

それが ”大切”な”稀有”なことなのだと気づけたのは

今年の大きな収穫なのかもしれません。

 

 

私も お客様たちのようにどんな状況下でも

変わらず笑い合えるそんな年の取り方をしたい。

 

幼なじみと私の・・あと20年後・・の顔・・

幼顔の彼女は変わらないだろうが

どちらかというと老け顔の私・・

う~~ん・・まだ 想像したくない・・。

 

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久留米絣・飾り襟ワンピース

2020年11月28日 | 久留米絣~~ワンピース

久留米絣で前見頃のみ飾り襟のワンピースをお作りしました。

 

 

 

シルエットは 被りで着られる Aライン。

両脇に スラッシュポケット。

 

 

以前は、

「ハンカチや鍵をちょこっと入れるため・・」だったのが

最近は

「マスクを入れるため!」にもポケットは必須!

 

絣の柄に 赤がちょこっと入っているので

 

 

袖口にも赤をちょっとだけ入れてみました。

袖口は スリット入り。

 

そして・・ここにも。

 

 

前見頃のみの飾り襟。

こちらの縁にも 赤。

絣の紺色には 赤が映えます。

ちょこっと入れるだけで ぐぐ~~っと久留米絣の可愛さが増しまし。

 

楽ちん”かぶり”のワンピースですが 後ろ襟にスリットでさらに脱ぎ気しやすく。

 

 

後ろは・・こんな感じ。

 

 

・・っで さらに・・

 

 

取り外し式の共布 細ベルトをつけて 後ろだけ絞ると

 

こんな感じ。

 

さらに しっかり ベルトとして ウエストを絞ると

 

 

また 違った女性らしいワンピースをお楽しみいただけます。

 

やっぱり 絣は可愛いですね~。

 

今年は いろんなことが”当たり前”ではなくなった一年・・。

そんな中、変わらずオーダーをいただき

本当にありがとうございました。

来年も 頑張ります。

 

 

なんだかんだの一年でしたが

今年も後一か月あまりになりました。

ラストスパートの一か月。

がんばります!

 

 

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昨日は、長崎市内に付属を買いに行きました。

長崎市内には 昔ながらの”ボタン屋”さん”手芸品屋”さんが

路地裏にひっそりを残っていて

大手の手芸屋さんが扱っていないような付属も

まだ取り扱っていたりします。

なので 福岡や佐世保で買えない付属は 

長崎市内の手芸屋さんにいきます。

 

昨日も 昔ながらの 職人気質?!のおじさんが

手際よくファスナーの長さを調節してくれました。

助かります。

 

・・で 帰りに 長崎市内~佐世保まで

外海(そとめ)周りで帰ることに。

 

海に囲まれた長崎県。

その一番 外側の海沿いのコース”外海(そとめ)”

 

とにかく・・眺めがいい!

 

 

荒々しい波に削られ 作り上げられる奇岩

 

 

 

・・と 青い海・白い砂浜

 

 

海沿いをなぞるように道が続く・・・。

 

途中 山を一山超える度に

漁港やかまぼこ工場など 集落が現れます。

 

その集落の一つに・・

 

 

 

禁教令がひかれた江戸時代

キリシタン信者が多く住んでいた外海の出津(しつ)集落。

今も 教会などが残る歴史の町です。

 

そして キリシタン弾圧の時代に

信仰を貫く苦悩と葛藤を描いた

遠藤周作”沈黙”

 

 

その遠藤周作文学館が この外海の海岸線沿いにあります。

 

 

断崖絶壁の上に建つ ここは

”夕陽がきれいな”ことでも知られ

併設する道ノ尾駅には 観光バスもきてました。

 

お天気が良ければ 遠く水平線まで見渡せる眺めのいい公園。

 

青空が広がる日にまた通ってみようと思います。

 

 

長崎は 縦に細長い地形のため

県北の佐世保に住んでいると

歴史が数多く残る県南の長崎市内のことを

ほぼ知らなかったりします。

この2年 長崎市内によく遊びに行くようになり

ようやく 長崎の歴史に触れ 魅力に気づき始めたところです。

 

まだまだ 行ってない場所

知らない歴史・・たくさん ありますね。

ぼちぼち・・開拓していこうと思います。

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菊池渓谷の紅葉

2020年11月21日 | 旅行

菊池渓谷に紅葉狩りに行ってきました。

先々週、九重へ友人たちと登山に出掛け

紅葉があまりにもきれいだったので

今度は 母を連れていくことに。

九州で 紅葉の名所のひとつといえば・・”菊池渓谷”

 

 

桜にしても紅葉にしても

その期間は短く・・ちょうどいいタイミング!に出掛けられることは

案外・・むずかしい。

なので・・

 

”思い立ったら吉日!いざっ!熊本へ”

 

紅葉情報では、”色褪せ始め”でしたが

まだまだ 紅葉をしっかり楽しむことができました。

 

 

青い水面に白く波立つ川 そして・・色鮮やかな紅葉

 

川沿いの遊歩道を歩いて上流へ進むと・・黎明の滝が現れます。

 

 

火の国熊本・・っと言われますが

水も豊かな熊本

 

 

 

菊池渓谷の川の水は・・青い。

 

そして・・透明度が すごい。

 

 

白波が立っていないところでは 川底の石が はっきり見えます。

 

木々が色づく様子も美しいですが

 

 

落ち葉の絨毯も・・また 美しい。

 

 

春の日差し 夏の暑さ 秋の冷え込み 冬の寒さ・・

すべての条件が揃ってはじめて

これだけ美しい景色を作り出す・・。

 

人が作り出そうとしても 決して できない・・。

だから 

見に行きたくなるのかも・・。

 

いやぁ~~やっぱり いい!熊本!

 

大きく背伸びして 

思いっきり深呼吸して

免疫力UP!

 

あぁ~~いい気分転換になりましたぁ~~・・・と

 

 

普通ならここで終わるところですが・・今年は・・

家に着いた直後から

「熱・・ないよね。」

「喉・・痛くないよね。」

っとハラハラしながら 日々の体調管理がはじまります。

 

 

よく「遠足は家に帰りつくまでが遠足です。」といいますが

今年は、

「2週間 何にもなく過ごせるまでが 外出です?!」

 

 

気分転換に出かけて

逆にストレス溜めている(苦笑)気がする・・

 

 

まぁ きれいな景色を見られたので

他は何でも我慢します。

さぁ これから自粛自粛・・。

 

 

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総絞りの羽織からカシュクールブラウス

2020年11月20日 | その他の着物

黒の粋な総絞りの羽織からカシュクールブラウスをお作りしました。

 

 

 

柄が大きく とにかく豪華。

 

出来るだけ 上前に柄をもってきて 上前は・・こんな感じ。

 

 

左脇でリボン結び。

 

下前は・・厚みが出ないように ループのワンボタン止め。

 

 

 

こんな感じ。

 

カシュクールブラウスは 前身ごろが 左と右で

通常の約1.5倍。

なので・・用尺が・・ギリギリ。

 

袖も良いとこどりで なんとか 8分袖。

 

 

襟は、豪華にフリル衿。

 

 

・・ですが 前身ごろ分しか取れず

肩で挟み込み 襟。

 

後ろ見頃は・・

 

 

 

シンプルに こんな感じ。

 

お着物好きなお客様。

粋なお着物をたくさんお持ちですが

洋服に形を変えても 毎回 粋に着こなされます。

この総絞りも きっと 粋に着こなされるんだろうな。

 

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コロナの感染が広がってます。

TVの報道を見るたびに その数字に震え上がります。

 

寒さと乾燥で ウイルスがさらに拡散・・っといいますが

 

今日のように 生ぬるい風が吹き湿度が高いなら・・いいのかな?

 

もし いいとしても

11月も半ばなのに 梅雨のようなこの気温と湿度・・

それはそれで・・気味が悪い・・。

 

何もかもが・・狂い始めているような気がして

 

人の力でどうこうできる範囲を既に超えているとしか思えない。

 

ただただ・・できることは

 

「お願いですっ!これ以上 世の中 悪い状況になりませんように!」

 

っと神頼み・・のみ・・ですね(苦笑)

 

 

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白刺繍のハンカチでマスク

2020年11月19日 | ニット・化繊etc~~バッグ・小物

久々・・マスク作り。

もうすぐ冬ですね。今年はマスクが手放せない冬になりそう・・。

そこで!

刺繍の入った白ハンカチでマスクを作りました。

母用です。

 

 

ハンカチ一枚から3枚の立体マスクとプリーツマスクができました。

 

 

 

ハンカチは 薄いので 縫い代などすべてが透けてしまいます。

そこで!

晒とダブルガーゼの二重構造!

いや・・ダブルガーゼ・・だから 晒と重ねたら 三重構造?!

 

早速 今日、マスクはめて出かけしてました。

 

これから 空気も乾燥し

風邪ウイルス関係なく・・咳が出やすい季節。

自分のため、周りのため

しっかり 防がないといけないですね・・。

 

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先週末、福岡に付属を買いに行ってきました。

大濠公園に車をとめ 手芸屋さんのある天神まで歩いていくことに。

 

大濠公園から~~舞鶴公園~~福岡城跡を通って 天神へ。

 

福岡城跡には 今は 石垣だけが残り 

あとは広場や競技場として活用されています。

 

 

銀杏の葉がきれいに色づき まさに見ごろでした。

おばあちゃんとお孫ちゃんが散歩に来ていて

お孫ちゃんが せっせと何かを拾ってました。

 

小学生低学年くらいの男の子は

とてもうれしそうに大事そうに袋を抱えています。

 

手に持ったビニール袋には ”銀杏の実”

 

 

おばあちゃんとお孫さんの銀杏拾い。

ほほえましい光景でした。

 

男の子は銀杏を拾っていましたが

私は・・

 

これ!

 

 

椿の実

 

 

正確には・・椿の実・・の 「殻」拾い

 

 

舞鶴公園には 椿の木が たくさんあり

今、実の殻が あちらこちら・・に落っこちています。

 

きゃっ~~楽しい。

 

 

”銀杏拾い”の光景は微笑ましかったですが

 

暗闇で 木の下をクマのようにウロウロしながら

”何か”を探し拾う・・私の光景は

不気味?だったのか

だ~~れも目にとめてもくれませんでした(苦笑)

 

先日、同じように佐世保の公園で椿の殻拾いをしていた時は

幼稚園帰りの女の子が

「何してるのかなぁ??」っと興味津で々聞いてくれたのに・・(苦笑)

 

まぁ・・干渉しないのも福岡のいいところ でもあるんですけどね(笑)

 

 

・・っで

夢中で拾っていたら 

公園を一周する頃には

エコバッグ いっぱいになってました。

 

さぁ この椿の殻で 何をする?

 

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