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工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

ミシンの続き

2012年10月16日 | 洋裁のコツあれこれ

2012.1016

ミシンには 

同じに見えて それぞれ 

シリアルナンバーがついてます。



先日 仲間入りしたミシンには・・・ここ










そして・・今までのミシンにも












同じ場所に シリアルナンバーが打ち込まれています。







そして・・40年前のミシンにも









ここ・・









そしてそして・・・


このアンティークミシンにも










ここ









そしてそしてそしてそして・・・・



こちらのロックミシンにも・・










ここ









などなど・・。




一見同じように見えても・・それは

世界に一つだけの存在なのです。




そう思うと また 愛着がわきますね






ちなみに・・



馴染みぶかい シンガーミシンのマーク


“S”の中にミシンを踏む女性をデザインしたこのマーク











ですが・・




シンガーの最初のマークは・・・・











女性ではなく

シャトル(下糸を巻くボビンケースは今の丸型と異なりロケット形でした)

が描かれたデザインでした。






さらに






シンガーのシリアルナンバーは

固体識別とその番号から



“どこで”


“いつ”



製造されたかわかるようになっているんですよ






例えば



“F1879・・・・”





は 

1911年 

スコットランドで生産されたもの。








だったりとか。









お母さん・おばあちゃん・ひいおばあちゃん・・・の時代




どんな時代の

どんな人が

どこで


このミシン 動かしていたのかなぁ・・




行ったこともない

見たこともないスコットランドで

生まれ

100年の時を

どんな風に

どんな人が

どんな形の洋服(ドレス)を縫っていたのかなぁ・・・







一つのミシンから

いろんな想像を膨らませるのも

楽しいものですね









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