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工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

ワイヤーを入れて裾巻ロック

2015年06月16日 | 洋裁のコツあれこれ

2015.0616

先日 社交ダンスの衣装の裾上げを頼まれました。

ダンス衣装の裾は ワイヤーが入ってますので












・・このワイヤーを入れながら巻ロックをしていくことに・・。



・・っで ロックミシンに・・















ワイヤー(テグス)付け巻ロックのアタッチメントをとりつけ

ワイヤーを入れる”穴”にワイヤーを差し込みセットして いざっ!











・・っで あとは ミシンを踏んでいくだけ。







すると こんな風に ワイヤー(テグス)が巻こまれて

巻ロックができます。



簡単簡単!



・・っでも・・

一見 キレイにワイヤーが入り 裾は 波打っているようにみえますが

実は 生地は 縮んでいる状態。











なので ある程度 縫ったら 布をしごいて生地を伸ばしておきます。

(画像は 生地をしごいて 生地が寄った状態)




アタッチメントの後ろあたりまでしごいて 生地がよったら

ワイヤーをつまんだまま すぅ~っとゆっくりひっぱります。








すると まだ 出てきていない部分(巻き込まれていないワイヤー)が

するする~っと 引っ張られてでてきます。



これを繰り返しながら ワイヤーを入れていきます。



面倒ですが・・

この作業を 途中途中で 繰り返していかないと

一周 回った頃には かなりの生地の縮みがでていますので


(初めてこの作業をやった際)

全部を 伸ばしていく作業だけで・・・・2時間かかりました・・(涙)





・・っで 出来上がりは・・









こんな感じ。





ダンス衣装用の生地は とっても繊細な生地が多いので

無理に引っ張ると

すぐに解けてしまいますので そぉ~っと扱うこと

お勧めです。



大変でしたが

良い勉強になりました。


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