ナショナル・シアター・ライブ「深く青い海」です。テレンス・ラティガンの作品。1952年に初演されています。当時の物語ですから、その辺りを理解して観ないと、作者の意図が上手く伝わらない部分もあると思います。
主人公はヘスター夫人。彼女が自殺を企てたシーンが幕開きです。アパートの管理人が発見します。お世辞にも高級とはいえないアパート。駆け付けた同じアパートの若夫婦 どうやら医者の心得があるらしいミラー氏らが手を尽くし、彼女は助かります。ヘスター夫人は、判事の妻。とても、こんなアパートに住むような人間ではなかったのですが、元空軍パイロットだった若い男と駆け落ちして、ここに落ち着いたのです。が、このところ男とはうまくいってないこともあり、彼女は自ら命を絶つことを決意しました。男の行く先が分からなかったので、隣人たちは判事に連絡します。2人は、法律上はまだ夫婦。判事は、すぐにやってきます。 パイロットも戻ってきます。愛の形は様々ですが、2人ともまだヘスターを愛している様子。彼女の決断は・・・
ラスト 彼女の再生を思わせるシーンは、いい場面でした。ただ、彼女がなぜ自殺を図ったのかなどは、理解しにくい部分も多い。ま、ここは60年前に書かれた戯曲ということで、仕方ないかもしれません。
主人公はヘスター夫人。彼女が自殺を企てたシーンが幕開きです。アパートの管理人が発見します。お世辞にも高級とはいえないアパート。駆け付けた同じアパートの若夫婦 どうやら医者の心得があるらしいミラー氏らが手を尽くし、彼女は助かります。ヘスター夫人は、判事の妻。とても、こんなアパートに住むような人間ではなかったのですが、元空軍パイロットだった若い男と駆け落ちして、ここに落ち着いたのです。が、このところ男とはうまくいってないこともあり、彼女は自ら命を絶つことを決意しました。男の行く先が分からなかったので、隣人たちは判事に連絡します。2人は、法律上はまだ夫婦。判事は、すぐにやってきます。 パイロットも戻ってきます。愛の形は様々ですが、2人ともまだヘスターを愛している様子。彼女の決断は・・・
ラスト 彼女の再生を思わせるシーンは、いい場面でした。ただ、彼女がなぜ自殺を図ったのかなどは、理解しにくい部分も多い。ま、ここは60年前に書かれた戯曲ということで、仕方ないかもしれません。