プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

赤坂で「春風亭一之輔独演会」

2023-01-31 11:07:18 | 日記
昨夜は、赤坂で「春風亭一之輔独演会」
今、最もチケットが獲れない落語家
という肩書き通り、場内は満員。

では、演目と演者
弥次郎 いっ休
ふぐ鍋 一之輔
短命  一之輔
中入り
竈幽霊 一之輔

高座に上がり、お正月の仕事を振り返った師匠。
九州に、喬太郎 三三師と仕事に行ったそう。
この3人会、もう何十年も続いており
もとは、先代圓楽 談志 志ん朝の3人会。
先年までは、小三治 喬太郎 三三。
小三治師の代わりに一之輔師が入った形。
ホテルのレベルも落ちた^_^
中華料理をご馳走になった3人。
小三治という重しが取れた喬太郎 三三がはしゃぐこと、はしゃぐこと^_^

「ふぐ鍋」は
「ふぐは食いたし•••」の旦那と一八が押し付けあう姿が笑える。

「短命」
ようやく短命の理由に気づいた男。
羽織を脱ぎ、帯を解いて、御隠居に襲いかかろうとするのは
受けた。

「竈幽霊」
とにかく強い熊さんと気弱な幽霊のコントラストが面白い。

40代中盤、今乗りに乗ってる一之輔師らしい
充実の3席でした。

村井良大&桜井玲香「ファースト•デート」

2023-01-30 10:44:10 | 日記
シアタークリエで上演中の「ファースト•デート」です。
2014年に初演した作品の再演。
初演が面白かったので、観に行くことにしたのですが
あれが、約10年前と知ってショックを受けました。
このミュージカル 次の再演が10年後としたら
私は後期高齢者。
今みたいな生活を送れているかどうか。
ウーン、無理でしょうな。
ま、落ち込んでもしょうがないので、早速本題。

アーロンとケイシーという男女が
ブラインド•デートで出会うお話。
私、このミュージカル観るまで、ブラインド•デートというもの
知りませんでした。
見知らぬ男女がデートするということ。

アーロンとケイシー。
待ち合わせ場所のレストランに向かいます。
2人の頭のなかは、これから出会う相手のことでいっぱい。
それだけじゃない。

アーロンの頭の中は
肉食系男子の友人•ゲイブ(オレノグラフィティ)
結婚式当日に振られたアリソン(音くり寿)
ケイシーの頭の中は
親友のゲイのレジー(植原卓也)
姉のローレン(保坂知寿)
彼らがごちゃごちゃ言ってきて、もうしっちゃかめっちゃか。

ウエイター(長谷川初範)が見守るなか、デートの顛末は•••

というお話。

冒頭の2人の出会い。
「ブラインド•デートは初めて」というアーロンに
「BDB(ブラインド•デート•ビギナー)ね」と答えるケイシー。
一方、経験十分のケイシーを
「BDV(ブラインド•デート•ビッチ)」と評するアーロン。
なんとも噛み合わない2人の会話から
「ファースト•インプレッション」というナンバーまで
掴みは完璧。
その後、100分のノンストップミュージカル。
楽しめました。


昨夜は「ザ•コント」楽しみました!

2023-01-29 10:52:05 | 日記
昨日は寒かった。
私、早めに家に戻り、部屋でぬくぬくしていました。
まだ、寒い日が続くそう。
皆さんもお気をつけください。

さて、昨夜は、「ザ•コント」楽しみました。
昨年夏に最初の放送があって、今回が2回目。
東京03とかまいたち
東西を代表するコント師がMC。
総勢16組のコント師が笑いを競うという番組。
なかには10分近いコントもあり、
トップバッターのサンドウィッチマンからトリのかまいたちまで
たっぷり楽しませていただきました。

トップのサンドウィッチマン。
「ビジネスホテル」という演目。
「真横イン」^_^にチェックインする伊達と
ホテルマンの富澤。
ばかばかしいやり取りは、さすが。
さらば青春の光の「オレオレ詐欺」
ジャングルポケットの「天才」
かもめんたるの「朝の情報番組」
と、皆さん、特色活かしたコントを見せてくるました。
紅一点天才ピアニストの「防犯訓練」
刺股を使って、暴漢を退治する。
息の合ったコントで「THE W」優勝は伊達じゃない
ところを見せてくれました。

東京03は、3人の絶妙なハーモニーの「顔合わせ」
かまいたちは、お得意の山内の狂気が見られた「友達」
東西を代表する貫禄は、さすがでした。

「志の輔らくごin PARCO」

2023-01-28 09:48:22 | 日記
お正月恒例「志の輔らくご in PARCO」です。
この公演、観ると年が明けたなと実感し
また来年観るまで頑張らねば
と思わせてくれます。

では、早速演目
まさか 志の輔
狂言長屋 志の輔
中入り
百年目 志の輔

「まさか」
昨年は、師の新作が聴けなくて寂しい思いをしましたが
今年は、聴かせてくれました。
「まさか」
まさか という日本語の使い方がおかしい男の話。
笑わせていただきました。

で、師が着替える間ながされたのが
「まさか」という坂は、ホントにあるのか
という動画。
あると思います?

実は、あるんです。
それもPARCOのすぐそばに。
PARCOから渋谷駅に向かい、ちょっと横に入ったところ
「間坂」
帰りに寄ってみれば•••
とあったので、思わず寄ってみました^_^
私の他にも2、3人
帰りのお客さんが•••

「狂言長屋」
これは、以前PARCO公演で演じられた新作。
あの時は、こんなにガッツリ狂言シーンあったかしら。

「百年目」
まくら振らずに、番頭が丁稚たちに叱言を言うシーンから。
眼目は、ラストの旦那と番頭の対話。
といっても、番頭は、ほとんど喋らない。
旦那の訥々とした喋り口。
客席は、一言も聞き漏らすまいと、水をうったような
静けさでした。

根本周子&高畑充希「宝飾時計」

2023-01-27 09:32:32 | 日記
東京芸術劇場で上演中の「宝飾時計」です。
根本周子の脚本。
高畑充希 成田凌 小池栄子 伊藤万理華らの出演です。

「宝飾時計」というタイトルのミュージカルに
19年間にわたって出演してきたゆりか(高畑)
なぜか背が伸びず、19年間、子役を演じてきたが
30を目前に、身体も大きくなり、舞台を卒業。
今は、マネージャー(成田)と公私共に充実した付き合い。

ゆりかのもとに、「宝飾時計」20周年記念イベントへの
出演依頼がくる。
彼女は、1つの条件を出す。
それは、トリプルキャストだった、他の2人も、イベントに出席
させるというもの。
他の2人 
真理恵(小池)は、ママタレとして大活躍。辻ちゃんに次ぐ人気を
誇っている。
杏香(伊藤)は、タカラジェンヌの娘で、子役時代はイキっていたが
今は引きこもり。

そんな3人が再会。
そこで、ゆりかが問題発言。
そして•••

前後半 70分ずつの舞台。
濃密な会話劇でした。
3人の女優が、各々の個性を発揮し、成田凌も、どこか陰のあるマネージャー役。
ネモシューの脚本も冴え、面白い作品でした。