高畑充希「浜の朝日の嘘つきどもと」

シネスイッチ銀座で上映中の「浜の朝日の嘘つきどもと」です。
タナダユキ脚本•監督作品。
主演の浜野あさひに高畑充希
映画館の支配人•森田保造に柳家喬太郎　
あさひの恩師•田中茉莉子に大久保佳代子
あさひの父親•巳喜男に光石研です。

福島県南相馬の映画館「朝日座」
100年近い歴史を持ち、震災後も頑張ってきたが、コロナで
客は激減。
支配人の森田は、閉館を決意する。
そこへ現れたのが、一人の女性(高畑)
彼女は、茂木莉子(もぎりこ^_^)という偽名を使い
病に倒れた恩師との約束で、映画館を立て直しに来たという。

この後、映画は
映画館立て直し
あさひのこれまでの人生
田中先生の恋バナ
というパートに分かれて進んでいく。
私は、映画館立て直しがメインだと思っていたので
そこは、ちょっと違いました。

ただ、全体的に、出てくる人間が善人ばかりで、
出演者も、皆、役にピッタリ。
そういう点では、楽しい作品でした。

上田竜也「バードランド」

PARCO劇場で上演中の「バードランド」です。
KAT-TUNの上田竜也の主演だけに、この状況下でも、劇場は満員です。

物語は、ポールというロックスターのワールドツアー
最後の1週間を追ったものです。

ポールは、幼なじみのジョニー(玉置玲央)とバンドを組み、
世界的なロックスターになった。
モスクワでの一夜。
皆んなで飲んだ後、ポールは、ジョニーの恋人のマーニー(安達祐実)と
関係を持ってしまう。
その後、マーニーは、ジョニーに知られる事を恐れて
自ら命を絶ってしまう。

ポールの周りで、色々な事件が起き、彼は段々と情緒不安定になっていく。
ファンに対する不可解な態度
マスコミに対する不遜な態度•••

その結果、ジョニー　マネージャーのデーヴィッド•••
皆んな　彼の周りから離れていく。
そして、彼を破滅に導く事件が起きる。

2時間半の舞台
ほぼ出ずっぱりの上田竜也さん　ロックスターの孤独を
見事に演じてくれました。
見応えのある舞台でした。

山西惇&倉科カナ 「雨」

世田谷パブリックシアターで、一昨日千秋楽を迎えた「雨」です。
先日観た同じ井上ひさし作の「ムサシ」が素晴らしかったので
急遽観に行く事にしました。
こちらは、栗山民也演出　山西惇　倉科カナ主演です。

両国橋の袂に住む拾い屋の徳(山西)
親孝行屋(こんな仕事あるんですね)の男が、徳を見て言います。
「紅屋の旦那さんですね？」
否定する徳ですが、旦那の喜左衛門が大金持ち　しかも
奥さんが飛びきりの美人と訊いて、興味が湧く。
一路、奥州へ。
「天狗に拐われた」と、行方不明になった理由を説明する徳。
奥さんのおたか(倉科)も、信用した様子。
周りからの詮議も、全て
「天狗に拐われてから記憶がない」と言い逃れる。
ここまでが一幕。

二幕は、1ヶ月後。
段々と紅屋の主人が板についてきた徳。
そこへ、両国から男娼の釜六が訪ねてくる。
「金をくれないと正体をバラす」と脅す釜六。
己を守るため、釜六を殺す徳。
さらに、あることから偽者と気付いた芸者の花虫(前田亜季)
これまた、手にかける徳。
そして•••
というお話。

やはり、井上作品は、レベルが高い。
主演の熱演も相まって、素晴らしい舞台に仕上がっていました。

「白鵬引退」

驚きました！

シルバーウィークも終わり、久々に会社行こうと
身支度整えて、家を出ようとしたら
スマホニュース！
何気に見たら

「白鵬引退！」

毎朝ルーティンの「めざまし」「めざまし8」と見てましたが
なんの報道もなかったですからね。

場所前、北の富士さんがコラムで
「白鵬が、右膝の故障が思わしくないので
電撃引退するという情報が流れた」
と書いてらしたので、厳しい状況なんだろうなとは
思ってましたが、まさか引退するほどとは•••

こうなると、先場所の正代戦　照ノ富士戦の横綱らしからぬ相撲も
少しは理解できます。
年寄株も取得したらしいので、引退後に目処がついたことも
大きな要因なのでしょう。

色々物議を醸した横綱でしたが、とりあえずお疲れ様でした。

今場所を見ても分かる通り、大関陣には、大きな期待はかけられない。
と言って、下から一気に突き上げてくる若手もいない。
膝に故障を抱える照ノ富士が孤軍奮闘する場所が続きそうですが
なんとか頑張っていただきたいものです。

「大相撲秋場所」行ってきました！

大相撲秋場所行ってきました。
訳あって10時の開場直後に、国技館に入ったのですが
館内は、コロナ禍で厳戒態勢。
食堂がやってないのは、以前からだったのですが
お弁当も売ってない(どうやら、ネットで注文しないとダメらしい)
18時の打ち出しまで、お腹に入れるものに苦労しました^_^

肝心の相撲内容。
やはり、後半　優勝に関わる力士な出てきてから
館内は、一段と盛り上がった。

そんななか、3人いた3敗の平幕力士。
遠藤は、逸ノ城に突き落とされ
阿武咲は、明生の立ち合いの変化にバッタリ！
このままでは、照ノ富士の優勝が決まってしまうと
思ったら
妙義龍がやってくれました！
大関の正代を、一気に土俵の外へ。
照ノ富士は、貴景勝。
四つに組んだ時点で勝負あり！

今日は、
照ノ富士が正代
妙義龍が明生
直接対決が見られないのは残念ですが
優勝争いが千秋楽まで縺れたのは、良かった。
正代が大関の意地を見せて、優勝決定戦が見られれば
最高なのですが
そう上手くいくかどうか。

今日も、北の富士さんと舞の海さんの解説聴きながら、
テレビ桟敷で楽しみたいと思います。