プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

宮原健斗優勝!「全日本プロレス チャンピオン•カーニバル」

2019-04-30 10:28:55 | 日記
昨夜は、後楽園ホールで「全日本プロレス チャンピオン•カーニバル」の優勝決定戦楽しんできました。
後楽園ホールは、札止めで 文字通り 超満員!
全7試合 熱戦続き。
18時半試合開始。
メインイベントの宮原健斗対ジェイク•リーの優勝決定戦が終了し、
勝利した宮原が 恒例のマイクパフォーマンスを終わらせたのが
丁度21時頃。
途中 休憩を挟んで2時間半の興行と、長さも丁度良かった。
余韻に浸れる興行でした。

さて、私のようなオールドファンが 昨今馴染めないことを一つ。
後楽園ホール 会場に入る時、このところ 真向かいにある展示場を
経て入場することが多い。
で、展示場で 何が行われているかと言うと 各選手のTシャツなどが置いてあって
選手本人が売っているのです。
で、買ってくれた お客さんにサインしたり 写真撮影したり•••
皆 にこやかにファンサービスする。

もちろん ファンサービス自体は素晴らしいことだと思うんですが、
子供の頃 レスラーたちが近寄りがたい存在だったことを思い出すと、
余りにもフレンドリー過ぎる気も否めない。

これが、昭和と平成の プロレス界の様変わりした部分の一つですが、
さて、令和の時代になると
どう変わっていくのでしょうか?

ルメール騎手 8大競争制覇おめでとう! 「天皇賞春」

2019-04-29 10:23:32 | 日記
まずは、ルメール騎手 8大競争 制覇おめでとうございます!
直線の叩き合いは、痺れました。
フィエールマン 強かったですね。

しかし、伝統の天皇賞。
平成最後のG1だったわけですが、
13頭立ては、少し寂しい。
「平成の盾男」武豊騎手も、香港に遠征中だったし、
物足りなさも、否めませんでした。

さて、このレース G1ホースがフィエールマンだけと、
ちょっと荒れる予感もしたんです。
8枠に、三浦騎乗のクリンチャー 典さん騎乗のロードヴァンドールと、
穴っぽい2頭が揃っていたし、穴狙いかなとも思ったんですが、
やはり ルメール 特にG1だと 「神」ですからね。
逆らうのは、やめました。

で、レーススタート。
戸崎騎手のグローリーヴェイズも、良く頑張ったんですけどね。
クビ差。
私、持っていたのは馬単でしたから、
フィエールマン1着は 良かった。

問題は、3着馬。
道中 最後方にいたデムーロ騎乗のエタリオウ。
クビ差届かず4着。
パフォーマプロミス持ってませんでしたから
またもトリガミ。
仕方ないっちゃ仕方ないんですがね。

令和最初の「NHKマイル」で取り返しましょう^_^

大竹しのぶ 稲垣吾郎 ともさかりえ 段田安則 「LIFE LIFE LIFE」

2019-04-28 09:54:33 | 日記
シアターコクーンで上演中の「LIFE LIFE LIFE」です。
ある一夜の2組の夫婦の様子を、3パターンに分けて見せるお芝居。
「大人のけんかが終わるまで」のヤスミナ•レザの作品。
上演台本•演出がケラリーノ•サンドロヴィッチ。
出演は、大竹しのぶ 稲垣吾郎 ともさかりえ 段田安則の4人,
シス•カンパニーの制作です。

舞台上に客席が設えてあり、四方から舞台を見る形式のお芝居。
まず、舞台に登場するのは、アンリ(稲垣)とソニア(ともさか)の夫妻。
寝付かない6歳の息子を巡り 険悪になってくる2人。
そこへ、やってきたのが ユベール(段田)とイネス(大竹)夫妻。
ユベールは、アンリの上司。
今夜は、アンリ夫妻にディナーに招かれ やってきたのだが、
問題は、アンリたちが翌日と勘違いしていたこと。
ギクシャクしたムードのまま、あり合わせの食事が始まります。

アンリは、天体物理学者。
ここ数年 学者生命を賭けた論文に打ち込んできたのですが
ユベールによると、同じ研究をしているグループが一足先に、
論文を発表したとの事。
絶望感に襲われるアンリ。
一方、イネスは、寝付かない彼らの息子のことなどについて、
ソニアに毒を吐きますが、元弁護士の彼女 一歩も後には引かない。
なんとも気まずいパーティが続き•••
というお話。

彼らの関係性 例えばユベールとソニアが出来ているなど、
シチュエーションを変えて 3パターン 舞台は続きます。
4人の役者が、それぞれ存在感を見せ、楽しめる舞台になっています。

柄本明 佑 時生 「柄本家のゴドー」

2019-04-27 11:34:51 | 日記
渋谷ユーロスペースで上映中の「柄本家のゴドー」です。
柄本明を父に持つ 佑 時生の兄弟が 父の演出のもと
「ゴドーを待ちながら」を 自身たちの演劇ユニットで上演する
稽古風景を ドキュメンタリータッチで映画化したもの。
父からの厳しいダメ出しなども見られますが、本質的に、
一家の仲の良さ 親子の信頼関係が表れた映画になっています。

「ゴドーを待ちながら」

言わずと知れた サミュエル•ベケット作の不条理劇の傑作。
2000年に 世田谷パブリックシアターで
柄本明と石橋蓮司が上演したのを観ていた佑の希望で
上演が決定したということ。
石橋蓮司が演じたウラジミールを兄が
柄本が演じたエストラゴンを時生が演じます。

今回の作品 背景は木だけ。
セリフの一言 一言に演出家からの厳しいチェックが入ります。

私は、柄本明のこの言葉が印象に残りました。
「この辺りを歩いている2人連れを見てごらん。
みんな ウラジミールとエストラゴンだよ。
1人で歩いているのは、ハムレット」

なるほど、腑に落ちた。

浦井健治 山口祐一郎 朝夏まなと「笑う男」

2019-04-26 10:24:49 | 日記
日生劇場で上演中のミュージカル「笑う男」です。
浦井健治 山口祐一郎 朝夏まなと 石川禅 宮原浩暢 夢咲ねね/衛藤美彩(Wキャスト)らの出演。
原作はヴィクトル•ユゴー。音楽は、フランク•ワイルドホーンです。

舞台は、1689年のイングランド。
見世物として口を裂かれた少年•グウィンブレン(浦井)が、助けを求めて 偶然辿りついたのは、興行師•ウルシェス(山口)の家。グウィンブレンは、道中で拾った女の赤ん坊と一緒でした。彼らは、生活を共にすることになります。
時が流れ、青年になったグウィンブレン。赤ん坊は、デア(夢咲/衛藤)という美しい娘になっています。ウルシェスのもと、見世物小屋で生きていく彼ら。

小屋の評判を聞いて やってきたのが、ムーア卿(宮原)と その婚約者ジョシアナ(朝夏)ムーア卿は、デア ジョシアナはグウィンブレンに興味を持ちます。
同じころ、王宮の使用人•フェドロ(石川)も、ある秘密を知って グウィンブレンに近づきます。
彼らの運命が交差していきます。そして•••

「貧乏な人間の地獄で金持ちの天国は造られている」

という なんとも救いようのない言葉から 始まった このミュージカル。
グウィンブレンの心の揺れ それを温かく見守るウルシェス 無垢な心でグウィンブレンを愛するデア 最後に改心するジョシアナ。
人間がきちんと描かれる 良い作品でした。
もちろん ワイルドホーンの楽曲も
「幸福になる権利」など、聞き応えのある曲が多く、よく出来たミュージカルでした。