プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

永野芽郁「ユニコーンに乗って」

2022-07-31 09:26:36 | 日記
また、暑さがぶり返してきました。
昨日は、昼間ふらっと外に出たのですが、結構きつい。
コロナも蔓延しているし、天気予報見ると、暑さは続くというし
このところ、あまり出かけずに、家でテレビ観る時間が増えています。

幾つか、今期のドラマ見ているのですが
やはり、一番のお気に入りは永野芽郁さん主演の「ユニコーンに乗って」
昨年「ハコヅメ」で、彼女の可愛らしさに魅了され
「そしてバトンは渡された」で滂沱の涙を流した私としては
見逃せない^_^

貧しい生い立ちにめげず、皆んなが平等に教育を受けられるシステムを作ろうと
学生時代の友人•功(杉野遥亮) 次郎(前原滉)らと「ドリームポニー」という
スタートアップ企業を立ち上げた成川佐奈(永野芽郁)
新たに元銀行マンの小鳥(西島秀俊) 天才エンジニアの海斗(坂東龍汰)らも加わって•••
というお話。

永野芽郁さん 河合のドジっ子ぶりがピッタリでしたが
今回は、ややしっかりしている^_^
が、可愛らしさは不変。
見惚れていると、あっという間に1時間経ってしまいます^_^

吉田羊&大原櫻子「ザ•ウェルキン」

2022-07-30 10:47:51 | 日記
シアターコクーンで明日千秋楽を迎える「ザ•ウェルキン」です。

18世紀のイギリスを舞台に、12人の女性陪審員が
殺人罪で囚われた若い女性を裁く物語。
もう少し詳しく書くと
この女性サリーは、絞首刑を宣告されているのですが
彼女は「自分は妊娠中だ」と主張する。
当時、妊婦は、絞首刑を免れることができた。
で、陪審員たちは、彼女が妊娠しているか否かを裁くために
集められたという訳。
助産婦のリジーは、彼女の経験を活かして、サリーの真実を探って
いくというお話。

サリーを大原櫻子 リジーを吉田羊が演じています。
ほかに、陪審員長で大佐夫人のシャーロットを長谷川穂積
21人の子を持つサラを梅沢昌代
流産を繰り返してきたヘレンを明星真由美
4人の娘がいるアンを那須凛
などです。

彼女たちが、自分の立場から、諸々喋るので
評決は、なかなか一致しない。
で、最後に男性医師が診断して妊娠を確認して
評決が決定します。

ならば、最初から、そうすれば良いのに とも思うのですが
当時は、そうはいかないしきたりのようなものがあったのかもしれない。
そのあたりは、分かりません。

男性医師の投入が決まろうとすると、強烈に反対するリジーが印象的でした。
それまでは、とてもリベラルだったのが、自分の助産婦としての立場が
奪われそうになると、態度が激変する。
これも、当時の女性の立場が弱いものであったことを示しています。

当時の社会背景に詳しいと、もっと楽しめる舞台だと思います。


昇太 白鳥 喬太郎 彦いち「SWAクリエイティブ•ツアー 古典アフター」

2022-07-29 10:15:56 | 日記
シアタートップスで公演された「SWAクリエイティブ•ツアー 古典アフター」です。
12年前の再演。
私、当時も観ているはずですが、内容は、全く覚えていませんでした^_^

では、早速、演目と演者

新作落語研究会 昇太 喬太郎
本当は怖い松竹梅 喬太郎
かわうそ島の花嫁さん 白鳥
中入り
新作落語研究会 昇太 喬太郎
厩大火事 彦いち
本当に怖い愛宕山 昇太
エンディング•トーク 昇太 白鳥 喬太郎 彦いち

この会、毎回オープニングは、4人揃って登場するのですが
今回は、ちゃぶ台が舞台にセットされ、昇太 喬太郎の両師が登場。
「落語研究会」の体裁に合わせ、昇太が案内役 喬太郎が解説役で
演目について語る^_^
12年前も、こうだったのかな。

解「松竹梅は、喬太郎さんはさん喬さんから教わった」
案「今、さん喬さんて言って、心が折れませんでした」
など、笑わせてくれました。

「本当は怖い松竹梅」
婚礼の余興に失敗した梅。が、その裏には驚愕な理由が

「かわうそ島の花嫁さん」
スナックの女に入れ上げ、船を取られた中国人のヤンさん。
兄貴分が、ロシア人の店主にお金を取り戻しにいくが
白鳥師が、志ん朝師に上下の切り方を教わった話がバカウケ

中入り

再び、昇太 喬太郎両師が登場。

解「昇太さんは、愛宕山を得意にして、よく受ける。が、そのため
季節感を無視して、いつでも演る。節操がない」
案「心が折れました^_^」

「厩大火事」
お崎さんに皿を割られてしまった男。
悔し紛れに、旦那の家で働く定吉に入れ知恵して•••

「本当に怖い愛宕山」
30両を忘れてきた一八。再び谷底に向かうが、旦那が意外な行動を。
一八を襲うオオカミが可愛い。

エンディングに登場した喬太郎師。
「古典を全部陰惨なものに改作したい」
そうです^_^





藤山直美「松竹新喜劇」

2022-07-28 09:22:15 | 日記
新橋演舞場で上演された「松竹新喜劇」です。
「藤山寛美三十三回忌追善喜劇特別興行」と銘打たれた公演。

狂言も
一 愛の設計図

二 藤山寛美 偲面影(映像)

三 大阪ぎらい物語
藤山直美 ご挨拶相勤め申し候

と、私の好きな演し物が揃っておりましたので、
久しぶりに足を運ぶことにしました。

寛美さんが亡くなってから、新喜劇の公演には足を運んでいない。
30年ぶり以上になります。
劇場入ると、記念グッズが•••
懐かしさのあまり、私、普段は1000円以上のパンフレット買わないのですが
禁を破って^_^ 1400円のもの買ってしまいました^_^

「愛の設計図」
工務店を舞台に繰り広げられる人情喜劇。
現場監督の石原(渋谷天外)は、人情味溢れる男だが
何故か部下の間(藤山扇治郎)にだけは厳しい。
一級建築士の資格を持つ間に与えるのは、現場仕事ばかり。
さて、その真意は?

「藤山寛美 偲面影」
亡き寛美さんの舞台姿などを20分の映像にまとめたもの。
文字通り、あっという間。
ずっと見続けたい映像でした。

「大阪ぎらい物語」
船場の老舗•河内屋の嬢さん•お千代(藤山直美)は、ちょっと変わり者。
手代の秀吉と結婚したいと言い出し、周囲を困惑させる。
後見人の叔父(林与一)が一喝すると、車引きになると家を飛び出す。
気弱な兄(西川忠志) 暖簾第一の母(大津嶺子)らを向こうに回し、お千代は•••

「藤山直美ご挨拶」
父寛美の思い出話からなどを硬軟とり混ぜて•••
爆笑のご挨拶でした。

11時開演 14時45分の終演まで、楽しませていただきました。

イイノホール「神田愛山→伯山 相伝の会」

2022-07-27 10:03:59 | 日記
イイノホールで行われた「神田愛山→伯山 相伝の会」です。
伯山先生が、叔父弟子にあたる愛山先生から持ちネタを伝授してもらうという会。
もう3年ほど行われているそうで、今までは、比較的小さな会場でやっていたのが
今回から、イイノホール。
機を同じくして、今回から「次郎長伝」続き物が始まる。
今回は、伯山先生が第一話を前半に、後半 2、3話を愛山先生が口演。
「次郎長伝」全16席だそうで、年3回のこの回でかけていくと
5年くらいかかる勘定になる。
なんとか全部聴きたいものです。 

では、早速、演目と演者
将軍饗応 鯉花
違袖の音吉 伯山
次郎長の生い立ち 伯山
中入り
心中奈良屋 愛山
法院の大五郎 愛山

違袖の音吉
侠客の話で、こまっしゃくれた子供が出てくるので
「学校寄席」で演ると、生徒は喜ぶが、先生が嫌がるそう^_^

次郎長の生い立ち
タイトル通り、次郎長が侠客になるまでのお話。

心中奈良屋
こちらも、若き日の次郎長が、心中しようとした女郎たちを助けるお話。

法院の大五郎
次郎長28人衆の1人、法院の大五郎と次郎長が賭場荒らしに巻き込まれる話。

講談の会には滅多に行きませんが、この世界に浸るのも良いもんです。