プクプク日記 観劇 映画 落語 スポーツ観戦 読書の日々

今日は帝劇 明日は日劇 はたまた国技館に後楽園ホール さらには落語家の追っ掛け 遊び回る日常を描きます。

「モロッコへの道」

2024-07-18 10:59:27 | 日記
古い映画のお話です。
シネマヴェーラ渋谷で上映された
「モロッコへの道」
小林信彦さんの
「決定版 世界の喜劇人」刊行記念
として
「小林信彦コレクション」
のなかの1本として上映された。
他に、マルクス兄弟、バスター•キートン ハロルド•ロイドらの
作品が上映されましたが、この映画を選んだのは
上映前に、小林さんのトークショーが行われたから。
以前、脳梗塞に倒れ、90歳を過ぎている
小林さんですが、インタビューに答える姿は
お元気そう。
なによりでした。

「モロッコへの道」
ビング•クロスビーとボブ•ホープのコンビで作られた
「珍道中」シリーズの第3弾。
1942年の映画。
この種の映画につきものの美女
今回は、ドロシー•ムーア。
こう書いても、ほとんどの方は、1ミリも分からないでしょうね^_^

間抜けな勘違いで、貨物船を爆破してしまった2人。
命からがら漂着したのがモロッコの海岸。
クロスビー ホープを奴隷商人に売り渡して
金を得るが•••
というお話。
小林さんが、インタビュー中、映画について
「ま、当時は、こんなもんですよ」
と仰ってましたが、確かに、そんな作品でした^_^

「鬼平犯科帳 市松小僧始末」

2024-07-17 10:13:53 | 日記
昨日は、3連休明け。
ま、私は365連休の日々ですが^_^
天気も良くないので、1日、のんびりして過ごしました。
と言っても、なんだかんだテレビ見ていると、
あっという間に時間が過ぎてしまいます。

まずは、MLBのホームラン•ダービー。
大谷もジャッジも出場しませんが、
やはり迫力がある。
その間、カムバックした、炎鵬。
1勝しました。
関取への復帰は、果てしなく厳しい道でしょうが
ファンとしては、もう1度大銀杏姿を見てみたい。

ちょっと休憩して、大相撲。
横綱は磐石 大関陣も少し良くなってきたか。
復帰目指す霧島は全勝。
大の里も、ようやく白星。
先場所よりは、波乱ない場所になりそうです。

で、「鬼平犯科帳」
「市松小僧始末」
何年か前見たのですが、
ラストがカッコイイ。
盗みを働く市松(小朝)
ひょんなことから知り合ったおまゆ(長与千種)と
夫婦になる。
改心したと思った市松ですが、仇敵に会い
思わず•••
その場を見ていたのが平蔵。
さて•••
「市松は死んだ」
と言う平蔵に痺れました。


戸田恵子「虹のかけら〜もう一人のジュディ〜」

2024-07-16 09:54:58 | 日記
有楽町よみうりホールで上演された
「虹のかけら〜もう一人のジュディ〜」
です。

戸田恵子さんの還暦記念として作られた舞台。
三谷幸喜さん作•演出です。
今回が三演目。
コロナで頓挫したニューヨーク公演が実現しての
凱旋公演。
そのせいか、チケットが獲りにくい。
初演 再演の時は、そこまで売れなかったはずですが•••

三谷作品には欠かせない 荻野清子さんのピアノ
そして、ベース ドラムスのバンドが繰り出す
「オーバー•ザ•レインボー」を始めとする名曲の数々。
戸田さんの透明感のある歌声は、衰えを知りません。
聞けば、昨年のクリスマスから、飲酒は控えてきたそう。
気合い充分の舞台でした。

カーネギーホールからの凱旋公演らしく
「初めてカーネギーホールに立った日本人て誰だと思います?」
と問いかける戸田さん。
「答えは、アイ•ジョージさん」
客席、半分くらいは分かったかな。
前期高齢者の私は、名前知っております^_^
因みに、女性は、朱里エイコさんだそうです。

物語は、
ジュディ•ガーランドと「オズの魔法使い」のドロシー役を
オーディションで競ったジュディ•シルバーマンという方が
書いた本をもとに、三谷さんがお芝居を書いた。
シルバーマンから見たガーランドが、描かれていきます。
物語は、50歳を前に亡くなったガーランドの死をもって
ジ•エンド。

舞台が暗くなると、影マイクで、三谷さんのネタバラシ。
「ジュディ•シルバーマンという人は、実在しません。
オズで、ガーランドに負けたのは、シャーリー•テンプル•••」
三谷さんが言うたびに、戸田さんが、床に突っ伏していく姿が
笑えました。



「大相撲名古屋場所開幕」

2024-07-15 10:44:51 | 日記
大相撲名古屋場所が、初日を迎えました。
このところ、尊富士 大の里 と、
まだ髷も結えない若手力士に、
優勝を攫われた上位陣。
今場所も、早くも、横綱以外は黒星。
流れは変わりません。
おまけに、昨日は、期待値大の大の里まで
ベテラン御嶽海にしてやられた。

が、今場所は、結びで横綱が締めてくれました。
先場所とは違い、力強い相撲。
新三役の平戸海を、きっちり組み止めて料理した。
千秋楽まで、膝が持つかどうかの不安はありますが
頑張っていただきたい。

史上最速大関を目指す大の里。
初日は、良いところありませんでした。
圧倒的な破壊力で勝って来ましたが
守りになると、やや弱い部分があるのも事実。
今場所は、相手は弱点をついてくるでしょうから
まずは2桁目指して欲しい。

もう一人
大関復帰を目指す霧島。
先場所より動きは良いのですが
高安相手に、決め手なく苦戦。
高安にアクシデントがあったようですが
もしなかったら、どうなっていたか。
2桁 返り咲く可能性は、半々。

カド番の貴景勝。
9度目ですか。
このところ
休場→8勝 途中休場→休場を
繰り返しているイメージ。
もう限界でしょうね。
大関守れる可能性は、50%ないと思います。

「立川談春40周年記念興行」

2024-07-14 11:31:22 | 日記
昨日は、
有楽町朝日ホールで
「立川談春40周年記念興行」
またも、駅近。
楽でいい^_^

では、演目
「天災」 談春
「小猿七之助」 談春
仲入り
「品川心中」 談春

マクラは「都知事選」
「あの石丸さんて人が、主治医だったらどうする?」
っていうのは受けた。

「小猿七之助」
師匠の談志が、伯龍先生の講談を聴いて感動し
落語に作り変えたもの。
「ひとり船頭とひとり芸者」は御法度という時代に
七之助の船に乗り込んだ芸者のお滝。
そこで、起きた意外な出来事。
師匠譲りの歯切れの良い高座でした。

「品川心中」
落語には、流行り廃りがある
というのが、師の考え。
「品川」は、志ん生 圓生→志ん朝 圓楽 談志→小朝. 楽太郎(後の円楽)と、
脈々と受け継がれてきた落語。
「それにしても、落語家って女に狂わないよね。
だって、市馬 昇太 志の輔 喬太郎 白鳥•••
伯山が、可能性あるか」
は、バカ受け。
バカ金と心中するお染。
が、寸前で、金が出来る。
ひとり、品川の海に飛び込む羽目になった金公。
復讐しようと•••
下まで演りましたが、やはり、イマイチ盛り上がらない。
上で終わった方が良い落語だと思います。