「夜のピクニック」 恩田陸 2012年01月23日 | Weblog 高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。 それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。 甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて、歩行祭にのぞんだ。 三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために――。 学校生活の思い出や卒業後の夢など語らいつつ、親友たちと歩きながらも、 貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。 本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。