ゆっくり走ろう!

遅くてもタフなランナーになりたい!

「片目の猿」 道尾秀介

2012年06月08日 | Weblog
この前に読んだ山田悠介の「リアル鬼ごっこ」が最低の本だったので
今回は読み応えのある本を選んだ。
やっぱ道尾秀介は違うわ!

道尾 秀介
1975年生まれ。2004年『背の眼』で、第5回ホラーサスペンス大賞特別賞を受賞しデビュー。
2005年に刊行した『向日葵の咲かない夏』で注目を浴び、
2006年に刊行された『シャドウ』は、2007年版「このミステリーがすごい!」で3位にランクインした。
また、2007年版「本格ミステリベスト10」では、ベスト10の選考期間内に出た既刊3作すべてが10位以内にランクインされるという、前代未聞の快挙を達成。ミステリ界最注目の新鋭。




俺は私立探偵。ちょっとした特技のため、この業界では有名人だ。
その秘密は追々分かってくるだろうが、「音」に関することだ、とだけ言っておこう。
今はある産業スパイについての仕事をしている。
地味だが報酬が破格なのだ。楽勝な仕事だったはずが―。
気付けば俺は、とんでもない現場を「目撃」してしまっていた。


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