ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

0円商法

2011-11-22 04:01:59 | 日記
以前から、変な商法が目に付く。

それは、0円商法である。中には、それが悪質な催眠商法に発展しているモノもあるらしい。


そもそも、当然0円だから、そこには利益は無い。

しかし、一時は0円商法は儲かる?・・と経済アナリストから言われていた。

この胡散臭い商法(あくまでも個人的な感想ですにで、悪しからず)に付いて・・あまり興味も無いのであるが、
最近チョクチョクテレビなどで報道されているので、ここで少し考えてみたいと思う。

頭の悪い私は・・・・そのアナリストなる人達の言う事が、何の事なのか良く判らないでいたし・・・
それは現在も変わらないのだが・・・。


従って、良く調べて見た訳では無いので、滅多な事は言えないのだが・・・私の感じている処、
どうも蟻地獄の様な商法らしい。

消費者には、本当の目的は隠したまま、タダで商品を提供したり、サービスを提供する・・らしいのである。


それでも、まだ何らかの物質が手元に届くなら良いのだが、中にはバーチャルな世界で行われている事もある。


しかし、企業もいつまでも0円でモノを配ったり、サービスの提供をしてはいられない。

そんな事を続けていたら・・・どんな大企業でも何れ倒産するだろう。

そうではなくて、0円でモノを配ったりサービスの提供をしながら、消費者が術中にハマるのを
待っているのである。



会社の規模が大きくなる程、利益の追求に貪欲になる・・・これは、様々なファクターが有るので、
避けては通れない・・・そこで更なる利益の追求が生まれる。

利益至上主義である。


そこで企業は、消費者から更なる利益を得る為に、あの手この手で飴をくれながら、消費者に忍び寄る。

結果、消費者の中には、そんな企業の術中にハマってしまう人もいるのである。


最近バーチャルゲームなるモノで急成長している企業がある。

私の中の感覚では、そんなに短期間で利益が上がる商売など、この世の中には無い様に思えるのだが・・・・
どうも、この業種は違うらしい。

何でも、儲かりすぎて?かどうかは知らないが、野球のチームまで買ったのだと言うが・・・(;゜Д゜)!


聞いた話しだとこの会社は、ネット上でゲームがタダで出来るのだと言う。

そんな訳で、若者中心に人気があるのだと言うが・・・。どうも人気があるのは、若者だけではないらしい。

立派にいい年のおっさん・おばさんまでもがハマっているらしいのである。

先日乗った電車の中でも、そのような年齢の人達までが、無心にかどうか?・・・は判らないが・・・
ケータイをのぞき込んでいた・・・その中である人の表情を少し観察してみた・・・。

すると、それまで眉間にシワを寄せしかめ面していたのが、時折、薄気味悪く笑うのである・・
本当に気持ち悪い・・・・多分ゲームをしているのだろうと思った。


ところが、このゲームにハマった暁には、何か道具?を買わなければゲームを楽しむ事が出来なくなると・・
言うのだ。

そこに商売になる、巧い仕掛けがある。

そこで消費者は、バーチャル空間上で、そのモノを買う事になる。

しかし、良く考えて見れば・・・お金を払えば商品を手にするのが普通であった。
しかしそこでは、お金を払ったのに商品が手元に残らないというか・・・元々その実態が無いのである。


有りもしないモノを買うのだが、サービスの提供を受けているので、合法的で違法では無いと言うが・・・
そんな商売でも、立派に利益が発生するのである。


片や、元々有りもしないモノを売っている訳だから、企業側に販売したモノのコストは発生しないのである。

従って、売ったモノは全て利益・・・と言う事だろう・・・なんて素晴らしい商売なんだろうと・・私などは
思ってしまうのである。


そんな訳で、野球チーム迄、買える様になったと言う事だろうが・・・しかし、元来人間はモノを手に入れる時、物々交換から始まって、それが大変なので、石で出来ていたかどうかは知らないが、お金を作り出した。

それで欲しいモノを買って、手に入れていた・・・。


高額なモノは、苦労してお金を貯めて、やっと手に入れるのである。

そこには、モノを手に入れた暁に、満足感や達成感が有ったハズだし、有り難味もあって・・・当然買ったモノを
大切にする文化が、そこにはあったのである。

それが、物が溢れ、使い捨ての時代が長く続くと、モノを大切にする・・・と言う文化も、最近では薄れてきた。


それどころか現在では・・お金を出しても・・モノが手に入れられないのだ・・・手元にないモノは、
大事にしようも無いし、ましてや有り難味などないのだ・・・・変な時代になったモノだと、私は熟熟思う。


企業側は、あまり真面目クサッテ、普通の事をヤッテ商売をしても、儲からないと言うコトなのだろうか?

従って、現在社会では、もう何でも有り・・・と言う事なのだろうが・・・それは(/ω\)事だし、
この様な現象やモノの考え方が、人間関係にまで影響を及ぼさない事を祈るばかりである。


良く考えて(゜д゜)ホスィ…。幾ら利益が上がったとしても、それはバーチャル上で発生した利益なのである。

バーチャル=仮想である。

悪い言い方をすれば、幻や、まやかし・・と、=なのではないかと、私など考えてしまうのである。


これがもし製造業だとすれば、関係企業にも、まだ利益が生まれる要素がある。

ところが、元々売ったハズの商品が何もないのだから、製品に対する材料的な製造コストは発生しない。

勿論人件費は発生しているのだが、その企業が単体で利益を貪るのである。

そこに企業が急成長できる、要素があるのではないか?・・・と思うのである。


そんな中で生まれた利益は・・・言わば・・・企業にとってはアブク銭と行っても過言ではないだろうし、
幾らその企業が発展しようと・・・日本経済の景気回復の一助には成り得ないと、私は思うのであるが・・・
皆さんは、如何お考えだろうか?

良く考えて見ると、数年前のバブル期にも同じように土地コロガシをして、莫大な利益を上げたり、
ネット産業で利益を上げた人がいたのを・・・思い出した。

これらの企業は、当時有りもしない資産価値で土地を転がしていたのだろうと・・・考える。
即ち、マヤカシで商売をしていたのではないのだろうか?


当時、世界で有数の資産家として、マスコミで取り上げられていた人もいたが、その後どうなったか・・・、
破産宣告を受けたが・・・多分借金の大半は・・・私達の税金で棒引きになったのでは無いかと・・思う。

そんな風に考えると、真面目に働いている一般人だけがそのつけを払わされている様で・・・
(/ω\)くなるのである。。

先に述べた事は未確認情報なので、あまりあてにしないで頂きたいが、バブル期に倒産した多くの企業が
銀行とグルになって、その様に負債処理を行なった様に聞いているし、そのように記憶している方
もいるだろうと・・・思う。

ネット関係で起業した人も、当時球団を買収しようとしたが・・・今は塀の中にいる・・・。


その人もそれまでは、会社を急成長させて、マスコミでも取り上げられて、
すごい人だと言われていたのだが・・・一体何だったのだろうと・・・考えさせられる。

その様な手っ取り早く利益が上げられる商売にあこがれはするけれど・・・

それらの事を肝に命じて、やっぱ真面目に商売しょう~と(#^.^#)思う、今日この頃です。



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