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ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

GPSユニットの効果的な防振に付いての考察

2012-03-07 16:48:11 | マテリアル
GPSユニットの防振を行なう必要がある事は、少し前のブログでお話した。

でも、そもそも・・・本当に、防振しなければならない程の振動など、テールパイプにあるのだろうか?
電動機では、あまり気にならないのだが・・・これがガソリン機になると・・・結構、
無視出来ないレベルなのだ。

試しに・・・自分の機体の振動を確認して見てほしいのである。


そこで・・・防振が必要になるのだが・・・今回は、その一例として弊社で行なった
防振方法を紹介する。



最初にお断りしておきたいが・・・ここで紹介する防振マウントは、あくまでも試作なので、
今後変更する可能性が大である。


しかし・・・今回ご紹介する方法は比較的簡単に行なえると思うので・・・このブログを御覧頂いて
興味を持たれた方は、試して見ても良いだろう。

しかし、簡単に行なえる半面・・・防振効果が今一で・・・現段階では地下付けよりは
良いと言う程度だろうか?

いまだ、防振マウントの開発は・・・道半ばなのである。

GPSユニットを防振する場合に注意する事は・・・磁性体でマウントを製作しない事は勿論だが、
当然マウントからGPSユニットが外れる事の無い様にしなければならない。

このGPSユニットには、方位センサーも一緒に組み込まれている。

これが、もし・・・オートモードで飛行中に外れると、正常にGPSの電波が受信出来なく
なるばかりではなく、当然正確な方位も測れなくなるので、特に注意が必要なのだが・・・。


御覧頂いた様に、この防振マウントでは・・・ゴム製のOリングを使用している。


この様にOリングを使用して防振する場合に、ホームセンター等で売っている、
水道のパッキン用Oリングを使用しているケースを良く見掛ける。

しかし、それらのOリングはオゾンに対して抵抗力を持たないので一時的には良いのだが・・・
ごく短期間で表面にひびが入って・・・やがて切れてしまう。

この場合の注意点として・・・それらは耐久性が無いので、絶対に使用してはならない・・・
と、言う事だ。

当然・・・例題機で使用しているOリングは、その辺を考慮した物を選択している。


それから、Oリングには種類があり、その材質もさまざまなので、今後色々試して見るつもりだ。


また、テンションの掛け方でも、随分と防振効果に差がある筈なのでやって見るしかない。

それから、写真では判り難いと思うが・・・例題機では、Oリングだけだと振動を減衰する事が
出来ないので、シリコン製のシートを使用して、減衰効果とユニットの外れ防止を図って
安全性を高めている。

この様に簡単な方法で・・・防振を考えている処ではあるのだが・・・

もっと安全に、高い防振を施す為には・・・さて、どうしたモノか?

どなたか、良いアイディア有りませんか~




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