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ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

Lonesome Boy

2011-10-22 05:35:55 | 撮影
久しぶりの登場である。

又々、各地を徘徊する様な出張に出ていた。昼は撮影、夜は移動の日々・・である。

日曜の午後、翌日の静岡の災害現場の撮影の為、弊社のG君と浜松へ・・・
途中、最近お付き合いがある、ラピドさんへ寄った。

このお店、最近流行りのマルチローターを販売している。
オリジナルパーツも製作している事から、弊社でもそのパーツを頂く事も・・・

元々、射出成形を生業としている様で、プラスチック成形品はお手の物なのだ。

午後の2時頃には伺う約束をしていたのだが、例に因って、社内でバタバタしていたら、到着が4時過ぎに・・・

何でも最近搭載したWooKongMの使い方が解らないので、見て欲しいとの事で、
首を長くして我々の到着を待っておられた。

早速、プロポ側のフェイルセーフとアシスタントソフトウエアの設定を行った。

Go-Home&Landingの設定である。

直ぐ試してみよう・・・と、提案するも・・・後でじっくりと、ヤッテ見る・・との事。

気持ちは・・解る。最初は、誰でも緊張するのだ・・・心の準備が必要なのだろう・・・(*´∀`*)

なんたって、飛行中にプロポのスイッチを切るのだから・・・しかし、チャンと設定してあげれば、
いとも呆気ない程に、自動で離陸ポイント迄戻り、着陸する。

着陸すれば、モーターまでも自動で止まるのである。

しかし、そこは敢えて、無理強いをしない。

成功したら、連絡をして頂くようにお願いをして、今後のマルチローターの方向性に付いて話しあった。

未だまだ、発展途上のマルチローターである。マテリアル一つ取ってみても、基本的にその問題点は多い。

ラピドさんを出発する頃には、6時を廻ろうとしていた。そこから一路浜松へ・・タッテ・・遠い(´;ω;`)

翌日、八方塞がりの様な現場で(現場上空には、高圧線、現場は立木で全く見えない)、無事撮影を終えて、
私は四国へ、G君は災害現場の図化を行う為、会社に戻った。しかし、戻るだけでも、約8時間掛かるのだ。

なんたって、現場迄は浜松市内から車で2時間半も掛かる。

その上、そこからは、何処へも抜ける道がない。

一度浜松に戻らないと、長野に帰れないのである。おまけに、東名高速の集中工事である。

とても高速を使っては、いられない。

従って、山道をひた走る事に・・・(´;ω;`)・・意外と交通の便が悪く、浜松は遠い所なのだ。

私も人事ではない。なんたって四国に行かなければならないのだ・・・流石に四国まで一般道と、
言う訳には行かない・・・(´;ω;`)

さりとて渋滞は勘弁して(゜д゜)ホスィ…そんな訳で、少しブログをお休みした・・と言うか、書けなかった。

to be continue



オルソ画像の作成プロセス

2011-10-16 03:55:49 | 撮影
オルソ画像の話し・・・とは言っても、測量士(国家資格)の資格を持っている訳ではないので、
基本的に専門知識に欠けている。

その知識で偉そうに(*´д`*)話す訳だから、基本的な事をサラット話したいと思うし、
その内容は参考程度にして頂きたい。

それでは早速、実際にオルソ画像を作成する作業プロセスの概略を、下記に記すので参考にして(゜д゜)ホスィ…

1.メトリックカメラを使用して、ステレオ写真を撮影する。

2.撮影した画像の中から、傾きの少ない2枚の写真を選んで、
  ペアを作る。(基本的にオーバーラップが60%の写真が精度が良いとされている)
  
  因みに、写真の傾きの方向をω・φ・κで表し、その角度をグラードと言う単位で表している。

3.その写真を使って、図化機と呼ばれる特殊な機械でオルソ画像の作成作業を行う。
  図化機上で、傾きの少ない2枚の写真を重ね合わせたモノを、ステレオモデルと呼んでいる。

4.事前に実施した測量成果を使って、ステレオモデル上で標定と呼ばれる作業を行う。
  カメラの位置と、ステレオ写真間の写真の傾きをこの作業で得る。

  標定作業には、内部標定と外部標定があるが、最近は、使用する図化機に因って、
  その作業が簡素化されている機種もある様だ。
  
  ※UPした写真は、その標定を行なっている様子を写したモノ。

  この作業が終了した時、中心投影で撮影された写真要素は、
  バンドル調整法と言う手法を使用して、全て排除されている。

5.現場には、予め設置した対空標識と言う、“白黒バッテン”みたいな印の板を設置しており、
  通常は、事前にその中心点を観測(測量)しておく。
  
  それは、事前に立案した撮影計画に従って、作成するオルソの縮尺に対応する間隔で、
  設置しているので、縮尺に因って、その設置間隔も違うのである。

6.ステレオ写真撮影は、一定の高度で、飛行コースを決めて連続して行い、基本的に1枚の写真の中に、
  その対空標識が9枚写り込む様に撮影を行い、写真を60%でオーバーラップさせた時に、
  6枚の対空標識が写っている事が重要です。
  
  従って一口に言って、標定作業とは、ペアにした2枚の写真に位置情報を与え、
  その情報を関連付ける事・・?・・だと、私は勝手に思っている。
  
  そうしないと、基本的に、写真上で3次元の位置情報を得る事は出来ない。

  図化機上で作ったステレオモデルを、実際に見てみると“穴はより穴らしく”建物もチャンと
  垂直に建っていて、さしずめ、現場にいるかの様に見える。

  最近は映画館でも、3Dの映画が上映されて話題になっているが、マサニその様に見る事が出来る。

  但し、その違いは、位置情報の有無にある。

  撮影縮尺を合せ、中心投影の要素を取り除いた合成写真を使って、
  面計測やポリライン計測を行って図面を作ったり、オルソ画像を取得したりする。

  その時点では、見る事が出来るだけなので、技術者による図化作業等の作業が必要となる。
  
  従って、簡単に言えば、図化作業とは、人の手に依って、その輪郭を“ナゾル”事(3次元計測)であり、
  それは実に単調な作業で、根気が必要なのである。


  それから、オルソ画像には、単写真オルソと呼ばれるモノも有るにはアルが、ここでは基本的に
  トゥルーオルソ作成を前提に、話したいと思う。

  トゥルーオルソの他には、簡易オルソと呼ばれるモノもあり、前述の単写真オルソと呼ばれるモノは、
  その最たるモノである。

  これらは、全て精度の度合いで、呼び方が違う様だ。

  では、そもそもオルソ画像って・・・(つд⊂)?一口で言えば・・・位置情報を持った写真の事であり、
  正射投影写真の事なのである。

   因みに、通常、カメラで撮影した画像(写真)は、中心投影写真と言って、
  レンズ中心から同心円状に外側に向かって画像が開いて(歪んで)いる。

  一見、モザイク写真と勘違いされそうだが・・又、混同されている方も、いるかも知れないが、
  実際は、全く異質のモノで、その写真では、位置情報を知る事は出来ない。

  例えば、縮尺を指定したトゥルーオルソ画像上で、任意の2点間をモノサシで測れば、
  スケールの違いにより精度こそ異なるが、その距離が判るのである。

  従ってその縮尺が、写真と図面と同じ場合には、オーバーラップさせる事も出来るし、
  それは、ピッタリと重なる。

  その結果出来上がったモノを、写真地図と言う。

    その様な写真撮影や図化作業を経て、やっと完成(*´∀`*)した・・・超特急仕上げである。

  下記にその写真をUpしましたので、見てね~



  完成が夜中なので、モニターの後ろが暗いのです・・・(´;ω;`) 

  やっと出来たかと思えば、今日は、あと数時間で出張に出かけなければ・・・トホホ(´;ω;`) 

  (゜д゜)(。_。)・・・あ・・約束していて忘れていた事が・・・
  
  急いで・・・・翻訳データを送らなければ・・・(;´Д`)もんだ

写真測量

2011-10-15 05:11:41 | 撮影
測量・・・良く耳にする言葉である。

弊社がお付き合いさせて頂いている会社には、測量士と言う資格を持った方がいる。

それも・・・結構『ゴロゴロ・・・((^^))表現が適当では・・・)』当たり前の様にいらっしゃる。

この測量士と言う資格・・・本当は、取得するのにカナリ難しいのだそうだ。

何でも試験を受けて資格を取る場合は、合格率数パーセント・・とか聞いている。(;゜Д゜)!

これは、何処の会社でもほぼ同様だ。

何か・・・私などとは、次元の違う、頭の良さである。

しかし、良く考えてみれば・・・例えば病院へ行くと、当然病人だらけでなのである。

目的を持って、一箇所に集まっているのだから、測量士がゴロゴロいても、当たり前と言えば・・・
至極当たり前なのかも?


測量には色々な分野があり、その全てに精通しているのが測量士・・・と、言う訳だ。

勿論弊社では、そんな資格を持ち合わせている者はいない。
(過去にチャレンジしようと思った事もあるが、そのレベルの高さに、即諦めたが・・・)

それに、弊社は測量会社では無い。餅は餅屋・・・なのである。

一人で・・・あれもこれも出来る様な、スーパーマンはなかなかいない。

しかし、その仕事に携わる以上、その専門知識も必要な事から、その為の勉強は、
必要に応じて常に行なっている。

日々研鑽を行なっている・・・と言えば・・少しカッコイイ・・かな(*´д`*)


測量の中には、写真測量と言う分野がある。

どちらかと言うと、この分野・・・その中でも比較的特殊な分野でなのである。


それは、撮影の為に準備する、機材の種類が多い・各々の機材の価格が高い
・図面を作成する時に使用する機械が高い・図面を作成するのに、専門のオペレーターが必要・・・
等々の理由から・・である。

そんな訳で、一部の会社でしか行われていない。

そこで、その中で弊社にも出来る事を、お手伝いさせて頂く事に・・・
その主な作業は、測量用の写真撮影や図面・オルソ画像作成等々である。

先日、急ぎの作業が入ったが・・・・他にも仕事が・・・・しかし、特急仕上げの必要がある。

日曜日には、出張に出かけなければならない。

逆算すると・・・ウ~ン。

寝ないでヤル事に、もう直ぐAM5時45分になろうとしている・・・(´;ω;`)

何と言っても写真測量の利点は、現場での滞留時間が実測と比較して格段に短い。

これからの季節、寒くなるので有難い事だが、その分内業が増える。

結果・・・今回の様に寝ないで行う事も。今日中には、仕上げないと・・・(´;ω;`)

次回は、オルソ画像の作成プロセスを解説(('A`)偉そうな事では無いが・・・)したいと思う。

To Be Continue・・・(*´∀`*)





垂直で25000㎡を撮る?

2011-10-14 02:44:00 | 撮影
遺跡の撮影に行った。

現場に付いて打ち合わせをしようと、現場担当者の下へ行こうとした処で、役所の方とおぼしき人、
数人に声を掛けられた。

話を聞くと、何でも区画整理を行なっており、遺跡の撮影の『ついでに、ここの写真を撮って欲しい』・・
との事。

手には、実機から撮影した、何処かのサンプル写真が・・・(´;ω;`)

勘弁して(゜д゜)ホスィ…とても序でに作業できる様な、撮影ではない事、それからヘリの飛行高度・危険性等々に付いてを説明した。

しかし、普通の顔をして撮って欲しいと言って引かない。(;´Д`)もんだ

仕方が無いので、そこは何とか説得して、高度300mでコース撮影を行う事にした。

モザイクを作るのだ。

下記の写真は、その時斜め写真を撮影したモノです。天気も下り坂で視程が悪いですが、天気が良ければ北アルプスが望めるのですが・・・・



皆さん、無理な撮影は事故の元です。

一般の方は空撮に対する知識が無いために、突拍子も無いことを平気で言ってきます。

安全第一です。丁寧に説明する事で、クライアントに納得してもらいましょう。

それにしても・・・モザイクの予算取ってクレルンだよね~

もう直ぐ紅葉の季節が

2011-10-10 03:50:00 | 撮影
標高の高い所では、紅葉が始まったとの便りが、ニュースで届いた。

今年も、もう直ぐ、紅葉の季節が到来する。

今年こそは、ラジヘリにビデオを積んで、各地の美しい紅葉を撮らえてみたい・・・と、思う。

と、言うか・・・・毎年想っているのだが、未だ果たせずにいる。

出張先からの移動中に、良い景色を見掛ける事は、いくらでもあるし、事実その様な場所は、
ナビに地点登録もしている。

イザ、ロケを行おうとしても、実際に撮影する段になって、ロケ地が決まらない事が多いのである。


しかし、仕事の帰り道にロケを行う事は、気力的にも、体力的にも厳しいモノがある。

そんな理由から・・・未だ果たせずにいる。

どちらかと言えば・・・・気力の問題が大きい・・・?

直ぐ、又、今度でイイか・・・と、なってしまう。

この傾向は、年を重ねるに従って、強くなっている気がする。

もっと、気持ちを強く持たねば・・・何事も。


(゜д゜)(。_。)あれ・・・そう言えば・・・???

帰り道の移動は、殆ど夜?だったっけ(/ω\)・・・ジャー、夜景でも撮りますか~???

しかし、夜じゃ~・・・紅葉は・・・無理ですね。('_')・・・それに・・・寝る時間が・・・

色々考えていると、この状況からして・・・前途多難である・・・今年も、動画撮影は無理・・?

と、言っていると、一生無理なので・・・先ずは、考えてばかりいないで、行動に移すべし・・・

問題が有れば、それから(o・・o)/~考える事にしましょうかね~・・仕事はそんな訳には、参りませんが・・・