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ラジヘリ空撮

空撮用マテリアルの開発状況に係る情報発信や、現場での出来事及び、日常の情報発信を致します。

0円商法

2011-11-22 04:01:59 | 日記
以前から、変な商法が目に付く。

それは、0円商法である。中には、それが悪質な催眠商法に発展しているモノもあるらしい。


そもそも、当然0円だから、そこには利益は無い。

しかし、一時は0円商法は儲かる?・・と経済アナリストから言われていた。

この胡散臭い商法(あくまでも個人的な感想ですにで、悪しからず)に付いて・・あまり興味も無いのであるが、
最近チョクチョクテレビなどで報道されているので、ここで少し考えてみたいと思う。

頭の悪い私は・・・・そのアナリストなる人達の言う事が、何の事なのか良く判らないでいたし・・・
それは現在も変わらないのだが・・・。


従って、良く調べて見た訳では無いので、滅多な事は言えないのだが・・・私の感じている処、
どうも蟻地獄の様な商法らしい。

消費者には、本当の目的は隠したまま、タダで商品を提供したり、サービスを提供する・・らしいのである。


それでも、まだ何らかの物質が手元に届くなら良いのだが、中にはバーチャルな世界で行われている事もある。


しかし、企業もいつまでも0円でモノを配ったり、サービスの提供をしてはいられない。

そんな事を続けていたら・・・どんな大企業でも何れ倒産するだろう。

そうではなくて、0円でモノを配ったりサービスの提供をしながら、消費者が術中にハマるのを
待っているのである。



会社の規模が大きくなる程、利益の追求に貪欲になる・・・これは、様々なファクターが有るので、
避けては通れない・・・そこで更なる利益の追求が生まれる。

利益至上主義である。


そこで企業は、消費者から更なる利益を得る為に、あの手この手で飴をくれながら、消費者に忍び寄る。

結果、消費者の中には、そんな企業の術中にハマってしまう人もいるのである。


最近バーチャルゲームなるモノで急成長している企業がある。

私の中の感覚では、そんなに短期間で利益が上がる商売など、この世の中には無い様に思えるのだが・・・・
どうも、この業種は違うらしい。

何でも、儲かりすぎて?かどうかは知らないが、野球のチームまで買ったのだと言うが・・・(;゜Д゜)!


聞いた話しだとこの会社は、ネット上でゲームがタダで出来るのだと言う。

そんな訳で、若者中心に人気があるのだと言うが・・・。どうも人気があるのは、若者だけではないらしい。

立派にいい年のおっさん・おばさんまでもがハマっているらしいのである。

先日乗った電車の中でも、そのような年齢の人達までが、無心にかどうか?・・・は判らないが・・・
ケータイをのぞき込んでいた・・・その中である人の表情を少し観察してみた・・・。

すると、それまで眉間にシワを寄せしかめ面していたのが、時折、薄気味悪く笑うのである・・
本当に気持ち悪い・・・・多分ゲームをしているのだろうと思った。


ところが、このゲームにハマった暁には、何か道具?を買わなければゲームを楽しむ事が出来なくなると・・
言うのだ。

そこに商売になる、巧い仕掛けがある。

そこで消費者は、バーチャル空間上で、そのモノを買う事になる。

しかし、良く考えて見れば・・・お金を払えば商品を手にするのが普通であった。
しかしそこでは、お金を払ったのに商品が手元に残らないというか・・・元々その実態が無いのである。


有りもしないモノを買うのだが、サービスの提供を受けているので、合法的で違法では無いと言うが・・・
そんな商売でも、立派に利益が発生するのである。


片や、元々有りもしないモノを売っている訳だから、企業側に販売したモノのコストは発生しないのである。

従って、売ったモノは全て利益・・・と言う事だろう・・・なんて素晴らしい商売なんだろうと・・私などは
思ってしまうのである。


そんな訳で、野球チーム迄、買える様になったと言う事だろうが・・・しかし、元来人間はモノを手に入れる時、物々交換から始まって、それが大変なので、石で出来ていたかどうかは知らないが、お金を作り出した。

それで欲しいモノを買って、手に入れていた・・・。


高額なモノは、苦労してお金を貯めて、やっと手に入れるのである。

そこには、モノを手に入れた暁に、満足感や達成感が有ったハズだし、有り難味もあって・・・当然買ったモノを
大切にする文化が、そこにはあったのである。

それが、物が溢れ、使い捨ての時代が長く続くと、モノを大切にする・・・と言う文化も、最近では薄れてきた。


それどころか現在では・・お金を出しても・・モノが手に入れられないのだ・・・手元にないモノは、
大事にしようも無いし、ましてや有り難味などないのだ・・・・変な時代になったモノだと、私は熟熟思う。


企業側は、あまり真面目クサッテ、普通の事をヤッテ商売をしても、儲からないと言うコトなのだろうか?

従って、現在社会では、もう何でも有り・・・と言う事なのだろうが・・・それは(/ω\)事だし、
この様な現象やモノの考え方が、人間関係にまで影響を及ぼさない事を祈るばかりである。


良く考えて(゜д゜)ホスィ…。幾ら利益が上がったとしても、それはバーチャル上で発生した利益なのである。

バーチャル=仮想である。

悪い言い方をすれば、幻や、まやかし・・と、=なのではないかと、私など考えてしまうのである。


これがもし製造業だとすれば、関係企業にも、まだ利益が生まれる要素がある。

ところが、元々売ったハズの商品が何もないのだから、製品に対する材料的な製造コストは発生しない。

勿論人件費は発生しているのだが、その企業が単体で利益を貪るのである。

そこに企業が急成長できる、要素があるのではないか?・・・と思うのである。


そんな中で生まれた利益は・・・言わば・・・企業にとってはアブク銭と行っても過言ではないだろうし、
幾らその企業が発展しようと・・・日本経済の景気回復の一助には成り得ないと、私は思うのであるが・・・
皆さんは、如何お考えだろうか?

良く考えて見ると、数年前のバブル期にも同じように土地コロガシをして、莫大な利益を上げたり、
ネット産業で利益を上げた人がいたのを・・・思い出した。

これらの企業は、当時有りもしない資産価値で土地を転がしていたのだろうと・・・考える。
即ち、マヤカシで商売をしていたのではないのだろうか?


当時、世界で有数の資産家として、マスコミで取り上げられていた人もいたが、その後どうなったか・・・、
破産宣告を受けたが・・・多分借金の大半は・・・私達の税金で棒引きになったのでは無いかと・・思う。

そんな風に考えると、真面目に働いている一般人だけがそのつけを払わされている様で・・・
(/ω\)くなるのである。。

先に述べた事は未確認情報なので、あまりあてにしないで頂きたいが、バブル期に倒産した多くの企業が
銀行とグルになって、その様に負債処理を行なった様に聞いているし、そのように記憶している方
もいるだろうと・・・思う。

ネット関係で起業した人も、当時球団を買収しようとしたが・・・今は塀の中にいる・・・。


その人もそれまでは、会社を急成長させて、マスコミでも取り上げられて、
すごい人だと言われていたのだが・・・一体何だったのだろうと・・・考えさせられる。

その様な手っ取り早く利益が上げられる商売にあこがれはするけれど・・・

それらの事を肝に命じて、やっぱ真面目に商売しょう~と(#^.^#)思う、今日この頃です。


最近特に想う事・・Part3

2011-11-19 05:02:25 | 日記
ヒマラヤの秘境、ブータンと言う小国の国王が来日した。

このブータンでは、1972年に前国王が国民総幸福度(GNH)と言う概念を、提唱したと言う。

欧米諸国では、盛んに国内総生産(GDP)と言っているが・・・日本も例外ではない。

この考え方の違いは・・・一体なんなのだろうと、考えさせられた。

人口67万のブータンでは、2年毎に国民に対しアンケート調査を実施し、
かなり細かく統計を採っているのだと言う。

もしかしたら、小国だから行える政策なのかもしれないが・・・しかしである。

そこでは、72項目にも及び、様々な地域や年齢の国民から選び、1人当たり数時間の
面談を行うのだと言うが・・・そこで得られた結果は、驚くべきものである。

Σ(゜д゜lll)・・・国民の約90%が幸せだと答えたのだと言う。

片や、長い事閉塞感が充満している、我日本の国民は、一体どう思っているのだろうと思って・・・
調べてみた。

Σ(゜д゜lll)・・・満足だと答えた国民は、僅か10%程度だと言う・・・この結果を鑑みて、
自分の周りを取り巻く情勢から判断しても、それは至極当然の様に思えた。


そもそも国内総生産(GDP)と言う考え方は、個人消費や設備投資から成り立っているのだ思う。

金が廻れば経済も良くなると言う事だろうが、これは少し乱暴な言い方をすれば・・・
金イコール幸せだと言う事か?全ては、金や物欲に支配されているのだろう。

片や国民総幸福度(GNH)は、心理的に幸福であるかどうかの指標であるから、健康・教育・文化、
或いは環境問題や、生活水準・地域コミュニティーや自分が自由に使える時間が有るかどうか?等に
付いて、統計が採られているようだ。

ここには、金が一番と言った概念は無いのだと思う・・・多分・・・ホントo(゜Д゜)


しかし、そもそもGDPと言う概念の中には、心理的幸福を計る術がない。

そんな訳で、その現実から日本政府は、そんなもの自体、知る必要も無いと言う事なのだろうし、
その様な概念すら持ち合わせていないのだろう。

しかし、基本的に統計内容が、日本とブータンでは違う事から、一概に比較する事は出来ないので、
断定は出来ないし、参考程度にして頂きたい。


ブータンではでは、現実に国民の約90%が幸せだと答えたと言うが・・・では、
GDPと言う概念を掲げている、経済成長率が高い国に暮らす人々は本当に幸せになれるのだろうか?


その様な国では、所得が多い人がいたり、高度医療も発達し、公共交通網も拡充され、モノも溢れている。

一見良い事尽くめの様にも見えるが、その反面、現在の日本がそうで有る様に、物が溢れていても、
収入が無いので買えないと言う現実もある。

職に溢れた人が多かったり、高度医療も発達してはいるが、金持しかそれを利用出来ない側面もある。


それは即ち、金持ち(富裕層)中心の社会と言う事なのだろうと・・・つい、考えさせられてしまう。

又、拡充されたと言われている、交通網を利用している人たちの表情はどうか・・・?

ラッシュ時などでは、その混雑からスシ詰め状態になっており、そこに乗り合わせている人々の大半は、
眉間にシワを寄せ、およそ幸せなどとは無縁の顔をしている。

このような先進国と言われる国の大部分で、経済格差が問題となり、うつ病に悩む人が多いのは何故か?

原発に代表される様に、地球環境を破壊してまで成長政策を続け、本当に豊かな社会を構築出来るのか?

又、現在の金融不安の中では、ドルの暴落から円高への関心が一段と高まり、一段とマネーゲームに
一喜一憂している輩も、さぞ多い事だろうと思う。

日本でも少し前に、Mファンドなる物がRドアと共に話題になったが、結局金に極度の執着を持ち過ぎた
故の、挙行で有った様に思う。

儲かりさえすれば、何をやっても良いと言う理屈だが、もしも、そんな輩が経済を動かして・・・までは
行かなくても、少なからず影響を与えているとしたら・・・真面目に仕事をしている人たちは報われない。

これらは全て、金の呪縛から逃れられなくなってしまった結果、起きてしまった事なのではないだろうか?


この事から、世界の人々は、GNHと言う幻想的な概念・考え方が、もはや破綻している事に、
気づく時が来ているのではないのだろうか?

今の日本がそうである様に、隣で暮らす人がどんな人なのか判らなかったり、
ギスギスした人間関係では無しに、比較的自由な時間をとる事が出来る中で、
人々が気兼ねなく付き合える事が出来たり、自然とのふれあいを大事にして、
四季の移ろいを肌で感じられる様な、精神的な余裕を持てる事が、
本来人間が、人間として安心して暮らす上で欠かせない要素だと考えるが・・・如何だろうか?

現在の様な社会構造では、全てにおいて、人々に精神的な余裕が無い。

この様な状況では、不安要素ばかりが募って、誰だって何時精神に異常を来しても、
不思議では無い状況である。

心底リラックス出来る状況に無いし、仮に休暇をとったとしても、常に仕事の事が頭から離れないのである。


全てこれらの事象は、利益至上主義と言う、資本家が考え出した概念から発生している事の様に
思えてならない。

もはや、そのような考え方の中では、人も使い捨ての時代に突入したと言う事だろうか?

又々ブータン国王の来日から、変な話になってしまったが・・・

報道されている事だけを鵜呑みにするのでは無く、現実はどうなのか?・・を、自分なりに検証し、
決して人の意見に惑わされる事なく、自分の考えを持つ事が重要だと・・私は考える。

その為には、何時か実際にブータンに行って、その生活を肌で感じてみたいな~・・と考えるし、
その見聞を広げる事は、とても大事な事の様に思える。

その為には・・・・先立つ物は金・・・金が無いと何も出来ない。

取り敢えず金を貯めないと・・・ん・・・?????・・(;´Д`)もんだ

最近特に想う事・・Part3を書き込むつもりが・・・

2011-11-15 21:13:48 | 日記
最近特に想う事・・Part3を書き込むつもりが・・・妙に((((;゜Д゜))))

ふと山に目をやると・・・・(;゜Д゜)!

ゆ・・・雪が直ぐそこまで・・・・こりゃヤバい。

ブログをヤッテいる場合じゃなくなってきた。

G君は、山形の庄内へ、私は静岡経由香川へ、二人とも明日から出張なのだ・・・。

私は兎も角、北へ行くG君は冬タイヤにしなければ・・・・(´;ω;`)。

最近、仕事以外の変なところで、急にゼンマイ仕掛けになる事が良くあるのだ。

矢張り何事も、計画的に順を追って、やらねばならない・・・と言う事の様ですネ。(_ _ )/

と・・・言う訳で、Part3は次回に・・・。

最近特に想う事・・Part2

2011-11-13 05:15:16 | 日記
昨日は、モノが過剰に供給された場合どうなるか・・・?と言う事に付いて話してみた・・・つもりでいたが、

読み返して見ると、実に取り留め様もない文面になってしまった・・・反省(_ _ )/。


話を切り替えて、昨日の続きを書き込む事にする。

昨日は、商品が過剰に供給された場合どうなるか・・・?と言う事を書いたつもり・・・だったが、例によって
カナリ脱線してしまい、最後は少しおかしな方向の話になってしまったが・・・m(_ _)m。

ここで、商品が適度に供給された場合はどうなのか・・・?それぞれの立場から考察してみたい。

消費者側から見ると、市場に商品が少し多い位の時は、競争原理も適度に作用するから、
商品の購入価格もこなれて、有る程度安く購入する事が出来るメリットがある。

メーカー側も、それ程製造コストを抑えなくても、利益を上げる事が出来るし、正規雇用の従業員を
安定して雇う事が可能だ。

販売店側はどうだろう、大手に限らず、全ての販売店がそこそこの利益を上げる事が出来るハズだ。

その場合は、大量販売している量販店は、更に大きな利潤を得る事が可能になるのである。

この様にバランスが、良い状態で市場が廻っていれば、真面目に商売を営んでいる、
全ての地域密着型の商店(規模に係わらず)も健全に経営して行けるのではないだろうか。

そのような場合は、間違っても、現在の様な状況にはならない様に思うのは、私だけだろうか?

勿論、企業努力が無いと、そのような中でも衰退していく商店もあるが・・・・(/ω\)

自由競争社会なので、ある程度は淘汰されてもしょうがない側面も、当然ある。


逆に、商品が過剰に供給された場合どうなるか・・・?と言うと・・・昨日書き込みした様な状況が生まれ、
負の連鎖が始まってしまうのである。

多分、デフレスパイラルとは・・・この事ではないだろうか。

しかし、今の日本の現状は、唯のデフレスパイラルとは、少し違っている様な気が、私はしている。


上記の理由から、モノを買おうと思えば、超安くモノが買える状況が発生するが・・・果たして、この状況は
幸せと言えるのか・・・と、つくずく考えてしまう。

確かに、思いがけなく欲しいモノが安く購入できた時には、本当に(*´∀`*)し、満たされる。

しかし、幸福を得る為に安さを追求しすぎて、常時モノが安く購入出来る様になると、
それが普通になってしまい・・・結果として、そこには購入できた時の感動とか、幸福感は無い。

満たされないのだ・・・・(/ω\)。

安くモノを買う事は、もはや毎度の事で、感覚が麻痺してしまったのではないのだろうか?

現在では、それが当たり前になってしまった。



又、安くモノを買いたいばかりに、購入時に店側と喧嘩腰で価格交渉をする人まで出てきた。


この様な雰囲気の中で商品を売買した場合、売った側も実に気分が悪いし、買った側も後味が悪いのである。

あたかも、誰かに催眠術でも掛けられて、まるで、安くモノを手に入れたいと考える様に
仕向けられている様である。

多分現在の市場状況がそうさせているのだろうと考えるが・・・果たしてこの現実が、
人間にとって、本当に幸せな状況なのだろうか?


確かに物は溢れていて、一見物質的には満たされている様にも見えるのだが・・・

昔の様に、商品を購入した時に幸せな気持ちになれない・・・・。

先に述べた様に、例えモノは有っても、人の気持ちが殺伐としている。

日本では、毎年うつ病の人や自殺者が増え続けている・・・勿論、気持ちの問題だけではないだろうが、
そんな事も影響している様に思えてならない。

次回は、安くモノを手に入れたいと考える挙句、チェリーピッカーと言う行動にはしる人達に付いて
述べてみたいと思う。

最近特に想う事

2011-11-12 04:33:09 | 日記
私は日本全国をさまよいながら?・・・撮影業務を行なって来た。それはさしずめ、ジプシーの様だ。

と言っても、野宿をしている訳では無いので念の為、お断りをさせて頂く。

チャンとホテルに宿泊しているので、文面から想像される様な、悲惨な状況にはない。

勿論、睡眠時間は、かなり制限されて少ないのではあるが・・・(´;ω;`)

そんな中、かなり前から肌で感じて、気になっている事がある・・・(つд⊂)(つд⊂)?

それは、田舎道を通って撮影現場に向かう時、或いは、移動中に街中の一般道を走っている時に、
かつては街道筋で繁盛していたハズの、個人商店の閉店が実に多く、
各地で同様に、それが目に止まるのである。

これは非常に寂しくもあり、寂れた街並みに映る・・・まるで、日本の先行きを暗示している様で、
気味が悪いのである。


どうしてこんな事になったのだろう・・景気が悪いから・・・・と、人は言うが・・・・
本当にそうなのだろうか・・・?


移動中は暇なので、そんな事を考えながら車を運転しているのである。

そんな私が見たり聞いたりして得た、個人的な考察を、ここで述べたいと思うので、
もし宜しければ読んで頂ければ幸いです。



意見を述べるにあって最初にお断りしておきますが、私は、特別に経済学を学んだ事も無ければ、
学者でも政治家でも有りません。


唯の小さな会社を経営しているだけの一般人で・・・況してや、何か統計を採った訳でもありません。

従って、私がただストレートに肌で感じた事を、気ままに書いているので、
そう言う考え方もあるのだな~・・・位のスタンスで受け止めて頂ければ幸いです。

又、文中に間違った認識や勘違いがあるかもしれないので、その節はご容赦頂きたい。

もっとも、唯の戯言でどうと言う事のない話なので・・・・さほど影響は無いとは・・・
思うのでありますが・・・。


話を本題に戻します。

日本は、一般的にかなり前から景気が悪い・・・悪い・・と思う・・・最初から、歯切れが良くないが・・・

この事には、あまり反論する人もいないと・・・思います。

当然中には、景況が上向いていたり、好調を維持している業種もあると思うが、
しかし、一般的には、大半の人がその様な認識だと思います。


企業側は業績が上がらないので、新規採用も難しい事から、若者は仕事にあぶれ
職もない状況が続いている。

又、モノは作っても売れない時期が、長い事続いている・・・。

しかし、身近な処で、つい最近の地デジ化に際し、テレビ特需が有ったじゃないか・・・と
反論がありそうだが・・・・。


その政府主導の特需も、現在は、どうなっているかと思えば、どのメーカーも軒並みテレビ事業の
再編や規模縮小に追い込まれている。

つい最近まで、狂った様に生産していたモノが、僅か半年後には、生産を止めてしまうのである。

そんな線香花火の様な特需に踊らされて?、事業を拡大してしまったのだから、現在のこの状況は
かなり厳しいモノがあるのだろうと・・・推測する。

それは、いきなり崖から突き落とされた様なモノでしょうか・・・?


モノを生産する時には、一つや二つ作るとすごいコストが掛かる。
従って、試作レベルで作つた物は、もし、売ろうとしても売り物にならない・・・高すぎるからだ。

大量生産イコール安く製品が出来る・・・だからメーカーは、競合他社より安くモノを作る為に、
必要以上に製品を作ってしまうのではないかと思う。

しかし、多分販売量(消費量)にはキャパがある・・・様に思う。

何れ、どんな商品でも市場に行き渡れば、結果、売れなくなる。

その時メーカーは、販売して売れ残った製品をどうするのか・・・?

この余剰品を、メーカーは在庫で抱えていられない。

折角安く生産した製品なのに、時間の経過と共に、それを持っている程、今度はコストが
掛かってしまうのである。

従って、その製品の大半を早急に、処分する必要がある・・・多分・・と言って、捨てる訳にも行かない。

ではどうするか・・・?と言う事で、テレビ等で有名な○○○ネットや大手家電量販店や
ネットショップに大量に流れる事になるのだろう。

メーカーは、手っ取り早く処分したいので、通常の卸価格を無視してまでも安くして、
大量購入を持ちかけるのだろう。

仕入れる側も、安くなければ売れないので、ここぞとばかりに買い叩く。

メーカー側は、既にその時は、次のモデルチェンジした商品の販売が控えているから、ぶが悪い。

そんな旧型商品を、在庫していられない事情があるからだ。


従って、これらの商品は、大量に仕入れる事が出来る資本力を持っている、一部の販売店にしか
流通していかないのだろう・・・と考える。

とても個人商店がマネをしようと思っても、到底マネできない芸当だろう。

モノには、必ず適正価格なるものが存在するハズ・・・?と考えるし、そうの様に思いたいのだが・・・

もはやこの状況では、その価格や考え方そのものが、通用しなくなっている。


例えば、あるメーカーの50インチ超のテレビが、発売当初100万円程で販売されていた。

ところが地デジブームが去った後、僅か半年で10万円台で販売されている・・・それでも・・・
売れないと言う。


この様な状況下では、もはや個人商店の出番は無いのである。

何故なら、出て行きたくても、資金がない。

しかし、良く考えてみれば、この様な個人商店が、かつては日本の国を支えて来たし、
メーカーだって、その恩恵を受けて成長して来た・・・ハズなのだが・・・

その事は、既に忘れ去られた・・・と言う事か・・・(/ω\)


悲しいかな、昔から日本で行われて来た、人情味溢れる商売手法は、既に成り立たなくなってしまった・・・
と言う事だろう。


そんな中、メーカー側だって利益を上げるのに必死の様だ。

メーカーは、更なる価格競争に打ち勝つ為に、安い人件費を求め海外進出を行っている。


しかし、その結果、持てる技術を途上国に垂れ流し、国内産業の空洞化を招いてしまった。

その挙句に、現在では逆に、今度は日本企業が垂れ流したその技術や設備を使って、途上国の起業者が
更に安く製品を作っているのである。


そもそも途上国の人達は、どのようにすれば事業が成り立つのか、その方法論を持ち合わせていなかった。

従って暫くの間は、唯黙って、日本の現地法人に雇われていたのだが・・・彼らは馬鹿ではないのである。

その方法さえ解れば、自分でやる様になるのは、極めて当然な事だし・・・かつての日本も同じ道を歩んできた。

やり方が解ってしまえば、短絡的に何でもがむしゃらにやる・・・それも、短時間で。


偶々、地デジの話から家電産業を例にとって話をしたが、多かれ少なかれ、全ての業種の産業構造が
同じ方向を向いて、突っ走つているのではないだろうか?


一度動き出したこの価格競争の呪縛から、もはや逃れる事は出来ないのだろうか・・・?

このまま進捗して行けば、メーカーは人件費が払えなくなるので、生産設備のフルオートメーション化に
更なる拍車を掛ける事になるだろう・・・その証拠に産業用のロボットも日々進化している。

そしてメーカーは、生産人員の削減へと突き進まない訳にはいかなくなる・・・

因って、更にリストラを推進するだろう。


又、日本では数年前に、企業は正規雇用などしなくても、人手が足りなくなった時には、
何時でも派遣社員を動員出来る、都合の良い法律が出来てしまった。


この立法は、メーカーにとっては、この上なく朗報だったに違いない。

従って、何時でも人員が簡単に補充できるので、現在以上にこのムーブメントは、今後更に加速して
正規雇用はどんどん減る方向に推移するハズだ。


現在では、人もモノも使い捨ての時代に突入しまった・・・と言う事なのだろうか・・・?

すると、仕事に就けなくなる人が今よりもっと増える・・・・収入が無くなる。

結果、いくらモノが安くても買えない状況が来るだろう。

この様な産業構造こそが、現在の景気の状況を作っていると言っても過言では無い様な気がしているし、
今後この傾向は、更に加速するのだろうと思う。


そんな煽りをモロに受けて、昔は盛況だったハズの街道筋も・・・今は寂しい限りの状況にあるし、
又、各地の商店街や、アーケードなども例外ではなく、寂しく廃れてしまい立ち行かなくなってしまった・・
と言う話を良く聞く。

これらの商店街や、アーケードに店を構えている、その殆どは、個人商店や小規模な会社が経営している。

本当に、このような産業構造で、今後成長して行けるか・・・甚だ疑問ではあるし、日本では、
原発事故以降、電力の確保に躍起になっているが、この様な産業状態の中、危険な原発を稼働させてまで、
本当に今以上に電力が必要なのだろうか・・・?

その上、政府はTPP参加を今日にでも表明すると言う・・・・日本の国はこのままで、
本当に大丈夫なのだろうか・・?

日本政府を運営する人達は、今も昔も、政治献金をくれる大企業ばかりに目が向いていて、
国民の生活がおざなりになっている様な気がしてならない・・・と思う今日この頃で有る。


次回も、この関連の話題で話をしようと思う(o・・o)/