Poncoの ぴろ~・ぶっく 

枕元においたノートに
日々の生活で感じたことを
好き勝手に綴りたい・・・・。

起雲閣

2009年03月24日 | Weblog
タイル張りの床。

ガラスは、昭和初期のもの。
薄くて、波打っているが、丁寧に磨かれてきれいだ。

しゃぼん玉のように思う。

地元の人たちが大事にされているのが、すごく感じられた。
説明もしてくれる。

広いお座敷が、すごく気持ちいい。

高校の作法室という和室で、クラブ活動をしていた。
その香りと同じ匂いを感じた私は
「わ~、ここで、お琴ひきた~い!」と心は高校生にもどり、
大きな床の間の前で、すまして娘に写真をとってもらっていたら、
通りかかりのおじさまに
「おひめさまですな!」とからかわれ、我にかえって
「お恥ずかしい~!」と大爆笑してしまった。


起雲閣

2009年03月24日 | Weblog
熱海の「起雲閣」の門。

ここは、いって本当によかった。

鮮やかなコバルトブルーや赤の漆喰の部屋があった。
今まで、漆喰というものがそんなに美しいと
思わなかったのだが、いいものだということにやっと
気がついた。
日本の気候にあっているのにちがいない。

レトロな空気が流れる空間。
父にみせてあげたら、どんなに喜んだことだろう・・・。

「お手洗い」にいくと、
そこは「お手水」(おちょうず)ということばを
ひさびさに使いたくなる様式であった。
「こういうのは、『おちょうず』というのよ。」
と、娘にいったのだが、そのこだわり、わからないだろうな~。

陰影礼賛したくなる日本の美。

谷崎先生も、ここに滞在されたそうだ。
というわけで、先生の写真とツーショットで
記念撮影をした。