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吹揚(ふきあげ)神社 in 愛媛県今治市

2020年10月29日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・愛媛県

今治市通町・今治城内に鎮座される「吹揚(ふきあげ)神社」。主祭神は『天照大神、八幡大神、事代主大神、大己貴大神、藤堂高虎公』。

由緒「吹揚神社は、往古より今治市内各所に御奉祀されていた神明宮、座王八幡宮、蛭子宮、厳島明神の四社を廃藩の際、城地が旧社地の故をもって、明治5年11月19日城内本丸に合祀鎮座されたものです。吹揚城の城名をとり「吹揚神社」とした。」愛媛県神社庁より

鳥居の奥、復元された城門石段の上より神域を守護されるのは、安政6年(1859)建立の狛犬さん一対。口の端がぽっかりと穴があいているようで、こういうのを見るとつい指を突っ込んでみたくなるのですが、まれに蜂の隠れ家になっている事も有るので要注意!

現在の社殿は、昭和55年の放火によって全焼した社殿に代わって昭和58年に落成したものだそうです。戦火や自然災害は仕方ないとして、放火とは😣 基本的に優しくない私は、犯人に神罰が当たっている事を心から願います!。

神門前より神域を守護されるのは、明治7年(1874)1月建立のとてもスマートな狛犬さん一対。頭の天辺がお皿をかぶせたみたいで、折角の怖い顔も台無し。

神門から入ってすぐ、左に鎮座されるのは「境内社:住吉神社」「猿田彦神社」。御祭神は『厳島大神』『猿田彦大神』

鳥居左右より神域を守護されるのは、天保6年(1835)6月吉祥日建立の狛犬さん一対。しかめっ面の吽形さんと、にこやか笑顔の阿形さんの対比が絶妙。

拝殿向って右手に鎮座されるのは「境内社:土居神社」、御祭神は定かではありません。

拝殿前より神域を守護されるのは文化12年(1815)8月吉日建立の狛犬さん一対。やんちゃそうな顔ですが200歳近いお年なんですよ

本殿の右手に鎮座されるのは「境内社:鹿香神社」。御祭神は『藤堂高虎公・久松定房公』

神域を守護されるのは、文政11年(1828)建立の狛犬さん一対。目も鼻も口も、とにかく造作が大きく、見て楽しい顔立ち。吽形さんの頭の小さな角が・・・鍋蓋のつまみ♯▽xxxx何でもありません!!

同じく「鹿香神社」の拝殿近くで神域を守護されていた、寛政9年(1797)2月吉日建立の狛犬さん。どのような事情があったのか分かりませんが相方の阿形さんが居なくてポツンと寂しげ。

鮮やかな朱塗りの鳥居は「境内社:吹揚稲荷神社」、御祭神は『宇迦之御魂神』

鳥居の前より神域を守護されるのは、寛政8年(1796)9月建立の狛犬さん一対。美しい稲荷神が自慢なのかとっても楽しそうに手を仰いで笑っています。

稲荷の神狐に守護される社殿は華麗で、施された彫刻も非常に華やかなものばかり。

懸魚の鶴も、鍵を咥えて翔ける白狐も、その鮮やかさに吸い込まれるようで、いや~眼福😄😄


朱の拝殿を守護される神狐さん。奉納は近年のものと思われますが、これまでにお目にかかった事のない顔立ち、作者の独創性が感じられる一対です。

参拝日:2011年6月11日


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