車泊で「ご当地マンホール」

北は山形から南は大分まで、10年間の車泊旅はマンホールに名所・旧跡・寺社・狛犬・・思い出の旅、ご一緒しませんか。

三島神社~其の一 in 愛媛県四国中央市三島

2021年01月22日 08時00分00秒 | 神社仏閣・名所・観光・愛媛県

四国中央市三島宮川に鎮座される「三島神社」。御祭神は『大山祇神(おほやまつみのかみ)』、相殿に『高龗神(たかおかみのかみ)・上津比咩神(かみつひめのかみ)・下津比咩神(しもつひめのかみ)・雷神』を奉ります。

由緒「奈良時代の初期越智玉澄宇摩の大領に任ぜられ今の上柏町御所の地に新館を建て宇摩郡を経営したが、年老い毎月の大三島宮参籠も出来なくなったので、養老4年旧8月23日大三島宮より奉遷し八綱浦三津名岬加茂川上冠岡の地を選び奉斎したのが始であり、それより此の地を三島と云う様になった。」愛媛県神社庁より

ご本殿背後の遥拝所近くより神域を守護されるのは、かっちりとした顔立ちに、くっきりと玉の目が入れられた狛犬さん一対。場所が場所だけに、体の装飾も美しく、凛々しい顔立ちです。

青銅鳥居を潜り参道を進むと、文政4年(1821)8月竣工:三間一戸、重層、本瓦葺の「随神門」。昭和37年4月1日に四国中央市指定有形文化財となりました。

随身門の内にて神域を守護される随身様、異様に白く目立つ目はインパクトが有りすぎ😓 出来れば夜には出会いたくない。

随神門内には沢山の絵馬が奉納されており、特に石鎚山登拝での、天狗を用いた絵馬が多く見られました。中で一枚、この極彩色の【鯉の滝登り】は「鏝絵」で作られたもの。

随身門の両脇より神域を守護される狛犬さん一対、笑顔がとっても優しい阿形さん。ちょっと苦みばしった吽形さんは、ちょっと好みのタイプ😊

拝殿懸魚に施された華麗な彫刻。

特に向背に寛ぐ龍の目に嵌め込まれた玉は、見上げる者の気配を察してこちらを向きそう。

神社の龍の彫刻なんてどれも同じだと言った人が居ますが、いえいえ、とんでもありません。人の手によって彫られたものには、それぞれに宮彫師の気持ちが籠められています。一度じっくりと見比べるのも楽しいですよ。

拝殿の前に鎮座される「大石神社」。ここには二千年前よりも更に遡ると伝えられる「磐座」が、当時のままの状態で保存されています。案内には、石の配置も往古のままに残され、この場所で祭祀が行われていたと記されています。

みだりに犯してはならない禁足の地を守護されるのは、一般的に護国型と言われるブロンズ製の狛犬さん一対。吽形さんの足には願掛け紐が結ばれています。

さすがに約8300m2の御神域を持つ「三嶋神社」、長くなるので続きは明日。

参拝日:2011年6月15日


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