千鶴おばさんのダイエット&日々の徒然日記 (過去の太極拳)

メタボ検診で黄信号「痩せなさい」先生より命令が出ました
幾多のダイエット繰り返してもままならないこの体何とかしなきゃ

暮らしに息ずく京のこころ音

2008-07-12 16:52:08 | 京都便り(京都通)
京の儀式作法その3で「水引1本に、心をこめる 本物の作法」の講座です。
多分1分遅れました、先生の第一声が始まっていましたから。
左前よりに大久保教室のSさんを見つけ隣に着席しました。
前から一度受けてみたいと言われていたのが今日実現したのです。

出産や新築でお祝いを頂いたとき1割のお返しを御為として半紙(20枚)と共にお返しします。
その半紙ですが結婚のお祝いにはただ半紙が重ねてあるのではなく繋がっている、例えばテッシュペーパーのように折りたたんだ半紙を使うのだそうです。
これは知りませんでした。
結婚によって繋がりが出来ることを寿ぐのでしょうか。

今回も紅白の水引を先生は持参されました。
黒と白に見える紅白の水引、今は製造もされていないそうですが最近先生は白峰神社でみられたそうです。
供えられていた清酒に掛けてあったそうですが奉納主は「宮内庁」納得ですね。
この水引1本5000円するそうです、と言うか5000円出しても買えないそうです。
黒く見えますが濡らしてこすれば真っ赤になります。
京都以外では余り使わなかったし他府県の人から奇異の目で見られるため今では普通の紅白を使うようになっています。

又表に書く結婚お祝いとか出産祝いなど今では初めから印刷してあるのが主流ですがあろう事か何枚かの短冊に用途別に書かれた物を挟むだけと言う便利な、いや手抜き商品もあります。使い回しでもするのでしょうか。

先生曰く、硯を選び墨、筆を揃え、水を注ぎ静かに墨をするその間、先様を思い心して表を書く、これが贈り物をする心得です。だそうです。

やってないなぁ、生来の下手な字をいかにして誤魔化そうか、その一点のみ思い悩む私には出来ないことです。

先生は尚続けます、字の上手下手ではないのです、真心なのです。って。
ふんふんと納得できる話しや、到底受け入れることの出来ない心得も有ります。
手抜きと簡便さのみ追い求める私には反省しきりの講座でした。

後半マリコ先生とも合流して講座修了後下の喫茶室でお昼を取りましたが時間が掛かりパンも堅めでがっかりしました。サンドイッチの端が硬いとはどうゆうことでしょうか。



本日の和菓子は仙太郎の「若あゆ」です。
国産にこだわりふくらし粉も使わず手作りの若あゆは素朴な味わいでした。

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