うまくは言えないけど

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難しい選択

2005年09月05日 | 時事問題考
昨日「サンデープロジェクト」で7党の党首が揃って出演していました。

小泉さんが討論番組で見るのはかなり久しぶりに思います。国会討論や首相官邸での会見は見ますが、まともに他の党首も揃って1対1ではない討論をしているのは珍しいと思いました。その中で小泉さんは途中で帰ってしまいました。番組が残り10分を切っているくらいでしたが、「約束の時間を過ぎたから」と言って退席してしまいました。

ほんとに約束の時間だったからなのか、話題が靖国問題になったからか分かりませんが、全国放送で後数分を残して一人退席してしまうのは、小泉さんにとって結構マイナスだったのではないかと思います。しかし、30分ほどではありましたが、この討論で少し今回の選挙に対しての理解が深まったような気がしました。

まず、郵政民営化はほんとに骨抜きになっているのだなと実感しました。民営化に賛成か反対かと聞かれればやはり賛成ですが、今の法案(雇用の確保や国債の問題など)では実際の民営化はなかなか難しそうです。できれば今の法案を修正するというより、小泉さんが勝てば、もう一回土台からやり直してほしいと思います。多分少し修正して終わりでしょうが、それでもやらないよりはやった方がいいとは思います。

年金や保険の問題は、小泉さんはやる気がないようですし、岡田さんは分かりにくいしどちらがいいとかないような気がしました。ただ、財政は相変わらずひどい状態だという事は分かりました。小泉さんは「一内閣、一仕事でいいと言ったのはだれですか」と言っていましたが、郵政民営化ができれば満足なんでしょう。

自民党のマニュフェスト(要約版ですが)も見ましたが、あれをする、これをするといいことがたくさん書いています。書くのは簡単ですが、どうやって実行し、どのような結果を目指していると言った話が見えてきません。野党の人もいい事を言いますが、具体的な財源や政策は見えてきません。

そう考えるとどこがいいかは難しいところではあります。ただ、政権政党だけあって自民党の言う事が一番実現できそうに見えます。世論調査では自民党が圧勝しそうな感じではありますが、後一週間でどうなるのか気になるところです。世論はわかりませんが、自分はさらにできるだけ情報を集めてきちんと考えたいと思います。

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