うまくは言えないけど

日々思う事をとりとめもなく書いています

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2005年07月31日 | スポーツ
40歳吉井 歴史の違いで5連勝

毎回のように吉井投手の事を書いてしまいますが、やはりカッコイイです。ダルビッシュ投手に投げ勝ちました。

球場はかなりの悪コンディションだったようです。しかし、こういう時こそ吉井投手は強いです。ダルビッシュ投手も3失点ですから決して悪くありません。本人も5回だけと言っています。吉井投手も「素晴らしい投手」と誉めましたが、ほんとにいい投手だと思います。まだ、体が完成していないにも関わらず、あれだけのピッチングができるのですから、たいしたものです。

これからのプロ野球を担うような選手だからこそ、ベテランの技を見てほしいと思います。22歳差で生まれた時にはプロのマウンドに立っていた選手と投げ合える事はきっと幸せな事だと思います。野球の奥深さを体感させてくれる選手の一人だと思います。プロですから負ける時もあるでしょうが、初黒星の相手が吉井投手だったのは良かったと思います。

人一倍、ファンの事、チームの事、プロ野球の事を考える事ができる、吉井投手の姿勢は見習ってほしいと思います。勝利インタビューでもいつもチームメイトを誉めます。そして今回は相手投手を誉めました。野球がチームプレイという事は力のある選手こそ肝に銘じておかなければいけないと思います。

40歳代で5連勝した初めてのパ・リーグ投手だそうですが、まだまだ連勝をのばしてほしいと思います。6回くらいまでしか投げないので、難しいかもしれませんが、完投も見てみたいです。まだ、中盤ですし、二桁も夢ではありません。プレーオフの可能性もありますし、まだまだ楽しみです。

そして野茂投手がヤンキースとマイナー契約しました。ヤンキースでのチャンスは多くないかもしれませんが、なんとかメジャーを勝ち取ってもらいたいと思います。

和菓子

2005年07月30日 | 日記
NHKの「課外授業 ようこそ先輩」を見ました。毎回著名人が自分の母校で授業をするのですが、今回は京菓子の職人さんでした。

その人の思う菓子とは「人と人とをつなぐもの」だそうです。確かにお菓子は生活する上で絶対に必要というものではありません。にも関わらず、時代や国を問わず作られ続けています。最近はスイーツが人気です。ボクもケーキはよく食べます。でも、最近和菓子が好きになっています。

大人になるにつれて喫茶店に行ってもケーキはあっても和菓子があるお店は少ないです。昔からあんこは好きでしたが、和菓子を食べる機会も少なくなっていました。しかし、最近赤福の朔日餅が大阪や神戸で買える事を知って変わってきました。

朔日餅は赤福が毎月一日だけに赤福餅以外の季節の和菓子を販売するものです。存在は以前から知っていたのですが、伊勢の赤福本店に一日の早朝から並ばなくては買えないと思っていました。それが関西圏のいくつかのデパートで予約すれば買える事を知って注文することにしました。

ちょうど同じ頃にMacPowerという雑誌で和菓子の特集をしており、プロダクトデザイナーの酒井俊彦さんがデザインした和菓子や、老舗の和菓子の話を読みました。

菓子職人の方が「人と人とをつなぐもの」と行っていましたが、もう一つ和菓子は「人と季節や自然をつなぐもの」のように思います。ボクはケーキも好きですが、季節を感じさせてくれるものは少ないように思います。和菓子は季節を素材、かたち、色などのさまざまな組み合わせで感じさせてくれます。

それに元々、日本には桜餅や柏餅、おはぎなどイベントに食べる和菓子があり、それだけでも季節を感じる事ができます。味はハッとするほど美味しいというよりは、ホッとする感じの味が多いように思います。でも、それがゆったりとした時間を楽しめる要素かもしれません。何でもいいからとりあえず食べるというのでなく、食べる時間を楽しめるお菓子はやはり必要なものかもしれません。

番組の最後で、子供たちがそれぞれ大切な人のために和菓子を作ります。もちろん、和菓子職人の人に助けてもらいながらですが、みんないいものを作っていました。相手の事を思い、相手のために作ってものはちょっとくらい形が悪くても関係ないように思います。2、3日ではありますが、真剣に考えて作ったものを大切な人に食べてもらっているのはちょっと感動ものです。やっぱり和菓子もいいものだなと思いました。

クパティーノ

2005年07月28日 | Macのはなし
アップル本社が「存在しない」、MSの地図検索新サービス

マイクロソフトが航空写真を使った新しい地図検索サイトにアップルの本社が写っていないそうです。同じようなサービスを提供しているグーグルの地図にはちゃんと載っているのに、なぜ後発のマイクロソフトには載っていないのか?

マイクロソフトは写真が古いせいだと説明しているそうです。いかにも苦しい説明です。全世界のパソコンでアップルのシェアはわずか2%ちょっとです。90%以上のシェアを持つマイクロソフトが、ほんとにライバル心でアップル本社をのせなかったとしたら、あまりも小さいです。

まさか、そんな事はないと思いますが、古いというのがほんとならそれも問題です。航空写真は新しければ新しいほどいいように思います。東京の写真で六本木ヒルズが写ってなければ、ちょっとがっかりすると思います。そういえば、今時々流れるウインドウズのCMなんとかしてほしいです。

iBookとMac miniがマイナーチェンジしました。ほんとのマイナーチェンジです。ただ、ローエンドモデルのメモリが512になったのはいい事だと思います。やはり、OS Xはそのくらいメモリを積んでないと快適に動かないと思います。最近、OSを10.4にしましたが、快適に動けばかなり楽しいOSだと思います。iBookとMac miniにはiLife(iTunes、iPhoto、iMovie HD、iDVD、GarageBand)もついてきますし、入門機にはちょうどいいと思います。

iLife `05

アップルコンピュータ

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打ち上げ成功

2005年07月27日 | 日記
宇宙ラーメン 麺は一口サイズ、スープはどろり濃い味

昨日の夜、ついにスペースシャトル「ディスカバリー」の打ち上げが成功しました。何度か延期されていたため、よけいに不安な感じがしていました。どうしてもコロンビアの事故映像を思い出してしまい、打ち上げられてもしばらくは心配でした。

ディープインパクトのようにものすごいスピードで動く彗星に370キロの鉄の塊をぶつける事ができるのに、なぜ原付でも付いているような燃料メーター(当然もっと複雑なのでしょうが)が不具合を起こすのか不思議です。キツツキのようにアナログな理由もあるようですし、わからないものです。

無事に打ち上げは成功しましたが、機体の耐熱タイルの一部が剥がれて落下したという話もあるようです。まだ詳しい状況はわからないようですが、後は無事に帰還してほしいと思います。

スペースシャトルに持ち込む宇宙食は、ある程度乗組員が希望できるそうです。野口さんがラーメンが好きだということで宇宙ラーメンが開発されたようです。

日清食品が開発にあたって、シャトル内でお湯が70度までしか使えないとか無重力でも食べられるなどの問題をクリアして完成させました。宇宙食は打ち上げが成功するまで、発表できないようなので、安藤百福さんもやきもきしていたかもしれません。

代表取締役を退くというニュース以来見ましたが、相変わらず95歳とは思えないほどしっかりしていました。記者会見はものすごくうれしそうでした。おいしいかどうかはわかりませんが、ボクも「宇宙ラーメン」食べてみたいです。

魔法のラーメン発明物語―私の履歴書

日本経済新聞社

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スコットランドヤード

2005年07月26日 | 時事問題考
英外相、男性射殺事件でブラジル外相に謝罪

事件の事は知っていましたが、テロの容疑者と間違われてブラジル人が警察官に射殺されたというくらいしか知りませんでした。何となく、気の毒だなとか怖いなとか漠然とした感想しか持っていませんでした。しかし、事件のいきさつを聞いて、暗い気持ちになってしまいました。

事件は、地下鉄の駅に向かう被害者に捜査官が停止を命じます。被害者は逃げ出し、エスカレーターを駆け下り、車両に乗り込んだところを、捜査官が床に取り押さえ、短銃5発を頭部に撃ち込んで射殺したとなっています。

これだけ聞くと、なぜ被害者は逃げ出したのか(不法滞在だったとの話もあるようですが)、なぜ確認もせずに射殺したのかいろいろと疑問が出てきます。

警察官に射殺されたとありますが、イギリスの警官は銃を携帯していません(パトカーには置いているそうですが)。しかも、武器使用にあたっては警官の身元を明らかにしたうえ、武器使用の意思を明確に警告するようになっているそうです。にも関わらずなぜ、こんな事が起こったのかというと、警官というのが普通の警官ではなく、SO19という対テロ特殊部隊の隊員だったようです。SO19はSASから対テロリストの訓練を受けていて、激しい動きをするため隊員は若く、ジーパンなどの私服で銃を携帯しているそうです。

そして、不運が重なったようです。まず、たまたま監視下にあったアパートから被害者が外出しました。被害者はブラジル、サンパウロの出身で、夏でもイギリスの朝夕は寒いので、コートを着ていたようです。夏にコート着ていて、白人でない事もあり、4、5人のSO19が尾行を始めます。

さらに不幸な事にサンパウロは世界で一番銃による強盗が多い町だそうです。私服の4、5人の屈強な男たちが自分を尾行している事に気づき、強盗と勘違いした可能性があり、怖くなって逃げ出したのではないかと言われているようです。一生懸命あちこち逃げて、最終的に駅の改札を飛び越え、ホームに来た電車に逃げ込んだそうです。

SO19はテロリストが自分たちに気づいたから逃げたと思ったでしょう。しかも電車に逃げ込んでしまいました。地下鉄で自爆テロをしようとしていると思い、射殺したようです。自爆犯には体に爆弾を巻いているので、止めるには頭部を撃つしかありません。被害者は最後は怯えてうずくまっていたという話もあるようです。しかし、SO19にすればテロと思い込んでいるので、ためらっている間に自爆されて自分たちも含め多くの犠牲者を出すわけにはいかなく射殺したというところでしょう。

ほんとに犠牲者の方はお気の毒です。しかも、どちらも悪いわけではありません。しかし、この事件でイスラム教徒との対立が大きくなるかもしれません。しかも、これからも再びこんな事件が起こる可能性が十分あります。これではテロリストの思うつぼです。みんなが疑心暗鬼になり、安心して暮らせないなんて、ほんとに嫌な世の中になってしまいました。