うまくは言えないけど

日々思う事をとりとめもなく書いています

世界一

2006年03月23日 | スポーツ
WBCが終了しました。日本が勝った事もあり号外も出たりして意外と盛り上がったように感じます。

日本が勝って良かったのですが、やはり多々問題点はあるようです。韓国は6勝1敗だったのに5勝3敗の日本が優勝なのは納得がいかないというような意見もあるようです。韓国が言うと負け惜しみにも聞こえますが、まあもっともな意見だと思います。確かに韓国と3回も対戦して2敗しているのに日本の方が上というのもしっくりこない気もします。

大会自体がアメリカにかなり強引にすすめられた感も強いですし、何も今年絶対しなくてはいけない訳ではないのですから日程や運営方法などもっと詰めてからやるべきだったと思います。上原投手や松坂投手などこの時期に実戦であれだけ投げる事によりどんな結果が起こるのかも心配でもあります。

松井選手や城島選手などのメジャーの選手や国内でも有力な選手で出場しない選手が多いのもうなずけます。イチローが驚くほどテンションが上がっていたり、上原投手や清原選手などが出ない選手を批判したりした事もあり、出場しないのはよくないみたいな雰囲気もあったように感じます。しかし、大和魂がどうとかいうのはもっとちゃんとした大会になって初めて言える事だと思います。

一回目ですから全て上手くいくはずはないかもしれませんが、それでもかなり問題ありだと思います。こんなので、次回がほんとにちゃんと行われるのでしょうか。せっかくの野球の国際大会なのですから、アメリカだけでなく参加国がそろっていろいろな事を決めてきちんといい大会にしていってほしいものです。

安全?

2006年03月22日 | 日記
JR西日本が新しい企業理念と安全憲章を発表しました。

いかにも安全を第一に考え、お客様の事を考えていますというような文章になっています。でも、残念ながら今の時点では嘘っぽく感じます。

つい最近ダイヤ改正されましたが、あれだけの事故を起こし、過密ダイヤにも原因があると言われていたのに、結局はこの時期まで改正しませんでした。これまで遅れたい放題遅れても改正せずに、よくお客様第一なんて言えたものです。今後、ダイヤをどれだけ守れるのか見てみたいと思います.

この改正はダイヤだけでなく運行範囲も変更されるようです。その一つに神戸線はこれから昼間普通電車の半分を須磨止まりにするそうです。全体に本数を減らして調節するなら納得もできますが、結局は利益追求しているようにしか思えません。部分的に電車のホームが変えたりするようで、会社本位のやり方は変わっていないように思います.

安全面でも事故後数ヶ月で投入された新型の車両は事故車両と比べてとても剛性が上がったとは思えないほどシンプルでした。あんな短い期間で、剛性を高めるよう設計をし直し、部品などを調達し直して製造できるものなのでしょうか。あんなつぶれ方をする車両よりも弱そうに見える電車に乗るのは結構怖いです。

福知山線のような事故でなくても、例えば踏み切りで車が突っ込んでくるなど横から大きな力がかかる事がないとは言えません。もっとしっかりした作りにしなくてはいけないのではないでしょうか。もし剛性が上がっているのならもっときちんとアナウンスしてもらいたいです。

事故の被害者の方に考慮したと車両を強化するなどでなく、車両の色を変える程度のごまかしなど人をバカにしているようしか思えません。残念ですが、事故後JRが変わったとは全く感じられません。唯一ダイヤは遅れて当たり前と思うようになったのかなと思うくらいです。安全やお客様重視とはほど遠いように感じます。今回の新しい企業理念と安全憲章をきっかけにほんとに変わってほしいものです。