うまくは言えないけど

日々思う事をとりとめもなく書いています

甘い

2007年12月11日 | スポーツ
オリックスの清原選手が45%減の1億1千万プラス出来高で契約を更改したそうです。

45%の大幅減額に、「試合に出ていないので、当然。すんなりとサインした」と話したそうです。これは今年試合に出ないで2億円もらっていたということです。そして45%減と言っても一年何もしていない選手が来年1億1千万プラス出来高という条件は当然と言うより破格の待遇に感じます。

今年だけでなく清原選手はこの数年ほとんどまともに働いていないと思います。桑田投手のように他の選手の見本になるわけでもないようですし、確かにお客さんは呼べたのかもしれませんが、それも試合に出てないのですからあまりにもいい待遇でしょう。これは別に清原選手を責めているのではなく、日本のプロ野球の制度がおかしいと思うのです。

年俸が上がるのは制限が無く、下がるのは制限があるというのは選手に甘すぎると思います。もちろん最低年俸の保証は必要ですが、実力の世界の割には温室な感じがします。結局一流選手はメジャーに行って日本よりもはるかに高額な年俸をもらい、向こうでダメになったら日本でまた稼ぐという感じしてほんとに嫌です。

もちろん自分を高く売れるときに売りたいとか、メジャーでやってみたいと思うことは当然かもしれません。球団側に大きな問題があることも確かです。ドラフトやFAの事にしても年俸の事にしても、選手も球団も目先の事にとらわれていないでもういい加減本気で大改革をしなくては誰もプロ野球を見なくなるのではないでしょうか。

大泣き

2007年11月09日 | スポーツ
広島一筋9年の新井が大泣きFA宣言…決断「つらかった」(サンケイスポーツ) - goo ニュース

広島の新井選手がFA宣言しました。会見では涙を流し「喜んで出ていくのではないことは理解してほしい…」と語ったそうです。広島は好きだけど優勝争いができるチームでやりたいということみたいです。黒田投手のFA宣言が決意の決め手になったようです。

黒田投手は昨年ファンの熱い慰留で残留を決めましたが、ちゃんと保険をかけていてたった一年でFA宣言です。それを受けてますます優勝争いができないと新井選手がFA宣言です。投打の主軸が抜けてますます広島は優勝争いから遠ざかりそうです。

涙を流しながらつらいと言っていましたが、自分が先頭に立ってチームを盛り上げて優勝を目指すという道はなかったのでしょうか。確かにあんなめちゃくちゃなドラフトやFA制度で資金力のない球団は弱くなる一方です。新井選手も9年間がんばってきたのでしょうが、実際にちゃんと活躍したのは3、4年なのですし、広島がそんなに好きなら今こそ頑張らなくてはいけない時のような気もします。

黒田投手にしても新井選手にしても、広島ファンでもないただの外野から見れば、結局自分のことだけなんだなと思います。今の風潮では当たり前でしょうし、この二人はマシな方なのかもしれません。でも選手がこんな感じでファンは何を根拠にチームを応援すればいいのでしょう。

もっと日本の野球にこだわり、自分のチームにこだわり、ファンを熱くするプレイをしてくれるような選手がたくさん出てきてほしいと思います。今のままではどんどんプロ野球はさらにつまらなくなっていくような気がします。

もういい

2007年10月26日 | スポーツ
協栄ジム、亀田家処分を発表…興毅は会見で「深く反省」(読売新聞) - goo ニュース

亀田興毅選手と会長が記者会見をしました。少し遅刻しましたが、一人でやってきました。全部は見れませんでしたが、興毅選手は最後まで全部質問には答えるといった姿勢が感じられた会見でした。ただ、会長は25日に行われる予定だった興毅選手の試合のキャンセルの理由などを説明しましたが、ジムの会長としては責任逃れ(悪いのは全て亀田家)のようにしか聞こえませんでした。

父親は出席しませんでしたが、ボクシング界から身を引くという事ですし仕方がないと思います。それにこの間のような会見ならしない方がいいでしょう。ボクは別に父親が悪いと思っていないならそれでもいいと思っています。人それぞれの感覚ですし、その人の心の中までは他人がどうこう言えません。それが社会的に許されないのであれば今回のように制裁を受ければいいと思います。

会見は厳しい質問が飛びました。反則の指示について、父親が会見に出ない理由、今までのパフォーマンスについて、対戦相手が弱かったんじゃないかとか、大毅選手の反則についてなど様々な質問が投げかけられました。

全体的にしつこい質問が続きました。その中でもどうも一人ひどくしつこい質問をする記者がいました。記者は世間の代表で正義の味方気取りかもしれませんが、本心はなんとか興毅選手の口から反則を指示したと認めさせたいといういやらしさが伝わってきました。

ボクは昔からマスコミの質問が嫌いでした。今回に限らず謝罪会見などするとあんたが被害者かというような言い方で質問する態度に勘違いを感じていました。報道の自由かもしれませんが、自由は義務を果たした人にだけ許されるものだと思います。謝罪会見としても別に記者の質問に答える義務はありません。だから相手に答えてもらっているという事を忘れてはいけないと思います。

それに謝罪する方(今回で言えば興毅選手)は顔をさらして矢面に立っているのです。それに対して偉そうに質問する記者は誰かもどんな顔かも分かりません。これでは不公平な気がします。せめて政治の会見のように質問の前にどこの誰かを名乗るくらいは必要ではないかと思います。

そうすれば誰がどういう言い方でどんな質問をしたかが分かります。前回の父親の会見の態度はほめられたものではないかもしれませんが、今回質問した記者も結構ひどかったように思います。

それでも興毅選手は言葉に詰まりながらもきちんと答えようとしていました。ボクは一応これで家族が会見したし、内藤選手も謝罪を受け入れてたのだからもういいと思います。いまさら興毅選手の口から父親が反則を指示したかどうかを言わせても意味がないように思います。処分も受けて謝罪もしているのですから今後が大切でしょう。

会見では父親の事を「世間では悪く思われているかもしれないけれど、自分たちには世界一の父親と思っている」「親子の関係はこれからも変わらない」でもボクシングに関しては「これからは自分の力でがんばっていきたいと」と語っていました。全部本心だと思いました。

そして「大毅選手の復活を願っている」事や「兄弟で新しい亀田スタイルをつくる」「また明るくなってファンの期待に応える」など今後の気持ちも語っていました。今はこれで十分でしょう。後はこれから亀田家がどう行動するかだけだと思います。

復活と引退

2007年10月22日 | スポーツ
健在!投げた~39歳トルネ~ド野茂!(スポーツニッポン) - goo ニュース

最近全然話を聞かなかった野茂投手が復活登板したそうです。ベネズエラのウインターリーグだそうですが、実に551日振りの実戦マウンドです。

右肘痛で手術していたそうで、全力投球できるようになったのも最近みたいなのでまだ様子見でしょうが、とりあえず1回を無失点におさえたようです。

39歳になった今でもトルネードは健在というのはすごいです。以前桑田投手が年を取るとだんだんひねる動作が難しくなるといっていました。それであまりひねらない状態でなげるフォームに変えたそうです。それはそれで状況にあったスタイルを模索するのも当然正しいと思います。

野茂投手はあれほど体に負担のかかるフォームを続けているのですから、もちろん練習の賜物でしょうが、いかに下半身が強いか驚かされます。それと同時にやはりトルネードは野茂選手のトレードマークですからまたその勇姿が見れるかもと思うとワクワクしてきます。また再びメジャーのマウンドにあがってほしいと思います。

野茂投手が復活に向けてがんばっていますが、日本では今年も多くの選手が引退を決めました。古田選手、佐々岡投手、田中幸雄選手など一流選手も引退するのですが、ボクが一番感慨深かったのは楽天の吉田豊彦投手の引退です。

吉田選手の引退を知らなかったボクはたまたまテレビで引退する選手の特集を見て知りました。その時の「まだまだ投げたい」と叫んで引退した吉田選手を見て泣きそうになってしまいました。

もともと南海ファンだったボクは1年しか南海のユニフォームを着ていないのに吉田選手のイメージはいまも南海の緑のユニフォームでした。今は少しフォームが変わったようでしたが、入団当初のピッチングフォームが好きでよくマネをしていた記憶があります。

ダイエーに変わってしまいどんどん南海の選手がいなくなって行く中阪神、近鉄、楽天と球団は変わってもがんばってる姿を応援していました。これで南海ホークス出身の現役選手は大道選手だけになるそうですが、ボクの中で大道選手はやはりダイエーの選手で気持ちの中では吉田選手の引退で南海がほんとに終わったんだなという気持ちになりした。

一時は二桁勝利も上げたほどの投手ですが、二軍落ちもし、自由契約も経験しそれでも現役にこだってやり抜いた姿勢はほんとかっこいいです。来季からはコーチとしてですががんばってほしいと思います。

初めて

2007年10月18日 | スポーツ
長兄が代わって謝罪=ボクシング亀田
(時事通信) - goo ニュース


初めて亀田家から内藤選手に対してコメントではあるようですが、謝罪の言葉が出ました。会見をテレビで見ていたそうですが、弟の憔悴ぶりと父親の態度に自分が言わなくてはと思ったのかもしれません。これがほんとに興毅選手の言葉であればいいなと思います。

今回大毅選手が反則行為の上に完敗して処分を受け、兄が率先して謝罪した事、そしてなにより父親が兄弟の指導をできなくなったこと(本人は「反則行為のことは指導する」と言っていましたが)で、父親との関係が大きく変わるのではないでしょうか。

興毅選手はもう20歳ですしこれからボクシングも私生活も兄弟を引っ張って行くような存在になれれば兄弟は大きく変わるのではないでしょうか。それとできればジムも変えた方がいいように思います。そして強い相手とやりながら実力を養って行けばきっと面白くなるんじゃないかなと思います。

まあそれも今後亀田家がどうするか次第ですが。