うまくは言えないけど

日々思う事をとりとめもなく書いています

訪中

2007年12月07日 | 時事問題考
小沢さんが中国で胡錦涛国家主席と対談をしました。

国会中に国会議員を45人も引き連れてなぜ今中国に行く必要があるのかよく分かりません。安倍さんの辞任騒動の時あれだけ国会を止めることを批判していた人たちが大挙して中国詣でするというのはどうもうさんくさい感じがしてしかたありません。

しかもいくら参議院で第一党になったとはいえ野党の党首に国家主席までが会談するというのはどうもおかしい感じがします。訪中前も会談後の会談でも言っていることはいいのですが、会談中の浮かれ方をみるとどれだけ言うべき事を言ったかはそうとう疑問です。日本に大きく不利になるようなおみやげを持っていっていなければいいのですが。

今福田さんにしても小沢さんにしてもかなり中国にすり寄っている感じがします。確かにもうアメリカに大きな期待ができないのですから中国との関係が大切になるのも分かります。しかし、ガス田や遺棄化学兵器の処理事業の問題をはじめとしてきちんと話し合わなければいけない問題が山積しています。

様々な問題を対等に話し合いをしなければ仲良くしようとするのは日本にとって大きなマイナスでしょう。せっかく小泉さんが日本も言うべきことはきちんと言うという姿勢を見せていたのにこのままでは逆戻りです。中国やアメリカに国民の税金を垂れ流しに使い、国内では利権に国会議員が群がっている状態でこれ以上予算が削減できないから増税なんて全く納得がいきません。

だいたい日中間の問題を真剣に訴え、胡錦涛国家主席も真剣に話をすればあんなおだやかな会談になるはずがないと思います。結局小沢さんは胡錦涛国家主席と会談したというハクがほしいだけで、日中間の問題を話していないのではないでしょうか。もしくは全く相手にされていないかだと思います(両方かもしれませんが)。

中国はしたたかですし身勝手ですが、自国の国益を完全に優先しています。日本は政治家はいったい誰の利益を優先して行動しているのでしょうか。

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