うまくは言えないけど

日々思う事をとりとめもなく書いています

復刻版

2005年02月28日 | スポーツ
5月からの交流戦で阪神がホームゲームに限り復刻版のユニフォームで試合に臨むそうです。

黄色の縦じまで多分80年代のユニフォームだと思います。会見では赤星選手、福原投手、今岡選手の3選手が着ていました。見慣れてないのでちょっと違和感もありますが、久々に見て懐かしさもあります。ボクも子供の頃阪神の帽子をかぶっていた事を思い出しました。全ての交流戦が終わったらチャリティーオークションをするそうで、なかなかいい企画だと思います。

交流戦も公式戦には変わりないのですが、せっかくなのでこういう企画を他の球団もしてくれたら面白いですね。特に今年は新球団の楽天ができたり、ホークスのように新ユニフォームになる球団がいくつかあります。以前のユニフォームや交流試合用のユニフォームなどがあれば、さらに盛り上がるような気がします。ほんとに勝手な希望を言えば、ホークスに南海の、オリックスに阪急のユニフォームを着てプレイしてほしいです。松中選手とか似合いそうな気がするんですけど、やっぱりないですね。

ちょっとした疑問ですが、復刻版のユニフォームは全員分作るのでしょうか。1軍か2軍か微妙な選手なんかの分はどうなるのでしょう。全員分つくるのであれば、チャリティーオークションは意外と交流戦に出場しなかった選手のユニフォームとかが高値をつけたりするんでしょうか。今から交流戦が楽しみです。

佳境

2005年02月28日 | 日記
3週連続でライブドアの堀江社長がサンプロに出演していました。残念ながら1週目は見逃したのですが、先週はほとんどまともな議論になりませんでした。今週は田原総一郎氏と2人でしっかり話す事ができたと思います。内容としては裁判もありますし、今までの報道で知っている話でしたが、時間があった分少し詳しくは話せたようです。

フジテレビ側が23日にポイズンピル(実際はちょっと違うようですが)の新株予約権の発効という大きなカードを切って、一気に動きはじめた感じがします。全てを行使すればですが、現在の発行株式を上回るほどの新株を発行するとはかなり思いきった作戦にでました。しかし、フジテレビは既に25%前後は取得しているのですから、新株だけで51%以上取れるような大量の新株が必要だったのでしょうか。トータルで51%取得すれば、子会社にできると思っていたのですが、大株主になったライブドアの比率を20%以下にしないといけない事があるのでしょうか。今回は今まで知らなかった商法の話が多く出てくるので勉強になります。

そんな事をされたらライブドアは、たまったもんではありませんから、当然反撃にでました。新株予約券発行の差し止めを仮申請しました。一応事業拡張とは言っていますが、今の段階では具体的な事業計画も出していないようですし、明らかにライブドアの支配力の排除が目的にみえます。希薄化と言われますが、当然全体の株数が倍に増えたら、資産や業績がかわらなければ単純に価値が半分になります。それを市場に思わせてTOBを成功させやすくしようとしているようにとられても仕方ないでしょう。

現在の保有比率は不明ですが、大株主であれば村上ファンドもフジを批判して当然でしょう。そう思えば仮申請は認められそうですが、日本での判例があまりにも少なく、専門家でも結果は予想できないようです。そこでさらにライブドアは証券取引等監視委員会と東京証券取引所に新株予約権の調査申し入れしました。

これで万全かと思っていたのですが、堀江社長が26日夜のテレビで条件次第でTOBに応じる可能性もあるとの発言をしたようです。今この発言をする意図がよくわかりませんが、資金などの面で少し弱気になっているのでしょうか。確かに仮申請が認められなかった場合、圧倒的にフジ有利になります。認められてもその後、裁判になるでしょう。そうして時間がかかって企業の体力勝負になった場合、圧倒的にライブドアの方が不利でしょう。

現在でもTOBに応じる会社が数社か出てきているのに、これで株価も下がれば、25%以上は楽勝でしょう。さらに買い進めて上場廃止にでもされたら、かなりのピンチです。そうなれば今さらライブドアの購入価格を上回る金額を提示するとは思えません。ライブドアが過半数を取れなければ、株価が上がる要素がなくなりますし、価格が下がった状態で売れば大きな損失です。そう思えば堀江社長も内心はかなりヒヤヒヤものかもしれません。

買収した後のビジョンはあちらこちらで言われているようにそんなに目新しい事はないようです。しかし、サンプロでの発言もありましたが、それを一部ではなく全体でやっていこうと言うのは分かります。ただ、それでどれくらいの収益を見込めるのかは不明です。今日は村上ファンドの発言もあり、少し株価はあがりましたが、限定的で市場も様子を伺っている状態のようです。長期戦になりそうな感じになってきましたが、堀江社長の事ですから、さらに手を打つのかもしれませんね。

New iPod

2005年02月27日 | Macのはなし
新しいiPod PhotoとiPod miniが発表されました。

内容的にはマイナーチェンジに近い感じなんでしょうか。iPod Photoはデジカメと直接つなげるようになったのと大幅な値下げがされたようです。40Gモデルがなくなり、30Gと60Gモデルになりました。iPodも20Gモデルのみになり、最終的にはiPodはなくなり、カラー液晶のiPod Photoになるのでしょう。個人的にはあの画面で写真を見たりしたいとは思わないですが、カラー液晶は人気があるのでしょう。

iPod miniは6Gモデルが追加されました。6Gが出た事や値下げされた事はいいのですが、バッテリーが倍以上(8時間から18時間)になったのはうらやましいです。8時間といっても実際は5時間もつかどうか程度ですから、2日に1回くらいは充電が必要でした。それが最低でも10時間以上は持つでしょうから今までとは全然違うと思います。カラーはゴールドの人気がなかったのでしょうか。今回は4色になりました。ブルー、ピンク、グリーンは色が濃くなったようです、どうせなら違う色も出してくれたらよかったのにとも思います。あと、ACアダプタが別売になったようです。

今回はiPod shuffleのような新しい提案のような商品ではありませんでしたが、まだもっていない人が購入しやすくなったという感じでしょうか。iPod shuffleの1Gモデルが16980円でiPod miniの4Gモデルが21800円と価格差がなくなってきましたから、これから購入される方は悩むところでしょう。まあ、同じiPodでもコンセプトが全く違うので問題ないのかもしれませんが。

思い通りにならないこと

2005年02月26日 | 日記
大阪寝屋川で起こった教職員殺傷事件の犯人の少年が神戸児童連続殺傷事件の加害者が当時住んでいた家に何度も行ったと日記に書いていたそうです。

神戸児童連続殺傷事件は当時大変な話題になりました。事件のあった学校はボクの家からバイクで15分ほどの距離でした。はじめ、犯人がまさか14歳の少年だとは思っていなくて、どんな人間かわからない殺人鬼が近くにいるかもしれないという恐怖がありました。少年院を退院した加害者の彼が今どこで(近畿地方以外だそうですが)どのように暮らしているかは分かりませんが、この事件が世間に与えた衝撃はかなり大きかったと思います。

神戸の事件と寝屋川の事件では少年の凶悪な犯罪という以外はあまり類似点はないような感じがします。寝屋川の事件の少年が神戸の事件をどのように受け止めていたのかは、まだ分かりません。神戸の事件以降、少年による凶悪な犯罪が増えています。少年法の改正や学校のセキュリティーなどが声高に叫ばれています。確かにそ譴蕕盥佑┐覆韻譴个い韻覆せ?任靴腓Α?靴?掘△覆湿??砲茲覿О?僻蛤瓩??┐燭里?△修靴討修譴鬚匹Δ笋辰童困蕕靴討い?里?箸いΦ掴世呂△泙衒垢?泙擦鵝?發舛蹐鶺掴世気譴討い襪里任靴腓Δ?∧麁擦気譴觧?呂垢?覆い茲Δ亡兇犬泙后

民放のニュースの中には大変な事件を報道する時、神妙な顔をしていますが、どう見ても恐怖や不安をあおったり、一方的な考えを押し付けたりしてるようにしか見えない事があります。ボクはニュースは無味無臭であってほしいと思っています。その事柄について自分自身で考えさせてほしいし、そのためのなるだけ公平な情報がほしいと思っています。今報道の自由がよく取りざたされていますが、自由と言うのは義務を果たしている人に与えられた権利です。特に報道はその義務が大きいはずですが、それにしては公平な報道があまりにも少ないのも事実です。また、それによってテレビが言っていることを自分の考えと勘違いし、考えることをしなくなっている人が増えてきているのかもしれません。

子供は大人を映す鏡と言いますが、ほんとにそうだと思います。親はもちろん、地域がもっと子供と向き合っていく必要があるのでしょう。挨拶できない子供が増えていますが、それは挨拶しない大人が増えているからです。万引きをした子供の親が「金を払えばいいんでしょ」とほんとにいったりするという話を聞きましたが、そんな親が子供に道徳を教える事ができるとは思えません。大人がきちんとしないから子供はできないのです。大人が子供に道徳を教えて、子供は学校や地域から集団生活や自分の思い通りにならない事がある事を学ばなければいけないのだと思います。

また、多くの人が集まって暮らす都会というもののあり方も考えなくてはいけないのかもしれません。養老孟司氏が「都会は人間が考えて作ったものだから、人間が嫌いなものは置かない。でも、自然は中立だから、嫌なものも入っている。それが自然の良い所でもあるんです。本当は若いときから自然に親しんでもらわないといけない。でも、なぜ自然が良いのかを説明するのはまずい。説明すること自体が都会のやり方です。自ら体を動かし、使う。そうやって自分がどう変わったかを知ることが大切なんです。現代の日本人は1年に1ヶ月でもいいから田舎で暮らす時間を持つようにすべきです。そうすれば今までの常識が覆されるはずだ。」と言われています。自然のように自分の意志ではどうしようもないものと正面から向き合う事は非常に大事な事ではないかと思っていますし、大人も子供もそういうところから考えていくといいのではないかと思います。

神戸ポートピアランド

2005年02月25日 | 神戸のあれこれ
神戸ポートピアランドが来年3月で廃園になるそうです。

今、遊園地で勝ち組なのは東京ディズニーランドユニバーサル・スタジオ・ジャパンくらいのものでしょう。もっともUSJは時々事故が起こったり、「ハローキティ」や「鋼の錬金術師」など日本のキャラクターを使うなどあまり順調とはいえないかもしれません。他にはおもちゃ王国が好調なようです。完全に小さな子供をターゲットにした戦略で数を増やしています。あのあまり人気がなくて廃園になった、レオマワールドも復活(買い取り?)させるくらいですから、そうとう勢いがあるのでしょう。

ポートピアランドはポートピア博覧会のあった、1981年にできたのですが、その後社会的にも遊園地自体がだんだんはやらなくなってきました。もちろん経営にも問題があったのかもしれません。ボクのまわりでも以前から危ないのではという噂はありましたが、2002年の時点で翌年春に閉鎖という方針が決定されていたそうです。それが神戸市の思惑で覆り、結局06年3月になったようです。

元々、施設は阪急電鉄、土地は神戸市が所有していて実際の経営は阪急の子会社がやっていたようです。阪急沿線でなく(三宮からポートライナーに乗り換え)、しかも赤字でも神戸市に土地使用料を払わなければいけないとなれば、お膝元の宝塚ファミリーランドさえ見直しを余儀なくされた阪急にとっては当然切り捨てたい所だったでしょう。しかし、神戸市にとってはポートアイランドの中核施設であるポートアイランドが閉鎖されて、ポートアイランドの空洞化が起こるのは非常に困る事でした。そこで神戸市は阪急からポートアイランドの施設を無償で譲り受け、土地と施設を神戸新交通(ポートライナーと六甲ライナーを経営する3セク)有償で貸し、経営は引き続き阪急の子会社にお金を払ってやってもらうようにしたそうです。

神戸新交通にしたら民間が経営に失敗した遊園地を押し付けられた形になります。もし、神戸新交通が破たんすれば結局は神戸市が大きなダメージを受けるにも関わらず、無理矢理残した理由はボクにはよく分かりません。乗客は多少確保できるでしょうが、遊園地の運営費用をまかなえるくらいの収入があるかはかなり疑問です。ただでさえ、神戸には神戸港埠頭公社、神戸海上アクセス、神戸ワイン、ヴィッセル神戸、神戸マリンホテルズなど債務超過になっている3セクがたくさんあります。来年2月16日にポートアイランドの南にできる神戸空港の開港まで乗客の数を保ちたかったのでしょうか。もしそうならかなり市民をバカにした話です。神戸空港の必要性も結局分からないままですし、関西の財界でも必要性を疑問視する声もあり中部国際空港の盛況とは反対にかなり不安な開港となりそうです。

ポートアイランドにはポートピアランド以外にもあまり有名ではないかもしれませんが、面白い施設がいくつかあります。コーヒーの起源や美味しいコーヒーのいれかたなどコーヒーの事ならなんでも(?)分かるUCCコーヒー博物館(ポートピア博覧会の時に大きなコーヒーカップのパビリオンで有名でした)やプラネタリウムや様々な体感できる施設のある神戸市立青少年科学館など家族で楽しめる施設があります。ただ、そんなに行った事はありませんが、神戸の有名な観光スポットが一つなくなると思うと寂しく感じます。跡地には市民も観光に訪れた人も楽しめるような施設ができてほしいなと思っています。