うまくは言えないけど

日々思う事をとりとめもなく書いています

弱腰

2007年12月21日 | 時事問題考
ザトウクジラ捕獲見合わせ 調査捕鯨、政府とIWC一致(共同通信) - goo ニュース

少し前までやると言っていたザトウクジラの調査捕鯨を当面見合わせるそうです。

オーストラリアに配慮した形なのでしょうが、この決定は情けないと思います。オーストラリアは今回の日本の決定を歓迎はするが、調査捕鯨そのものをやめるべきだと言い出しています。

オーストラリアの海岸で捕鯨に反対するイベントもあったようです。よく言われる話だと思いますが、捕鯨を残酷だとか言っている人たちは牛や豚などを大量に消費しているのです。牛は食べても問題ないけど、鯨はひどいという線引きの理由が分かりません。また、鯨を保護しすぎたために漁獲量にも影響が出ているとも聞きます。

話し合いは大切ですから、いくら意見が違うとはいえねばり強く話をしなければいけないと思います。ただ、こちらだけが譲歩するというのはおかしいと思います。こちらはこちらの主張をして決められた範囲でやっていけばいいと思います。

やはり福田さんになってから古い自分では責任を負わない政治に逆戻りしてしまったと思います。結局最終的に自分自身で決断できない人がこの国のリーダーである限り、問題を先送りするだけで状況は悪化するだけでしょう。中国詣でをするような民主党の上部も結局は同じですし、一刻も早く政界再編が行われてほしいと思います。

橋下知事?

2007年12月11日 | 時事問題考
自民党が大阪府知事選に橋下弁護士を擁立するそうで、本人もこれを了承しているという事だそうです。

正直な感想としてはほんとにもう自民党はダメだなと感じました。何の理念もない自民党と公明党にはほんとにがっかりさせられます。それに橋下さんは一度不出馬を表明したのだと思っていましたが、そうでもなかったようです。テレビでの発言を見る限り理念はあるようですが、出るつもりはないのだと感じていました。

橋下さんはテレビで見る限り決して悪い人ではないと思いますし、自民党が言うように正義感も強いほうだと思います。ただ、テレビなどの発言を見ていても知事になるにはあまりにも知識不足ではないでしょうか。弁護士さんなんでもちろん頭はいいのでしょうが、それと政治は少し違うように思います。

山口母子殺害事件の弁護団に対する懲罰請求の話も、話す内容や会見での態度もいいと思うのですが、本人が懲罰請求をしていなかったり今ひとつ詰めが甘いです。それに性格の問題かもしれませんが、かなり押しが弱い感じもします。視野の広さという点でも少し疑問がありますし、政治家にはあまり向いていないように思います。

政治は素人には無理とは思いませんし、利権やしがらみがないからこそ思い切った事ができる可能性もあると思います。しかし、政治は理想だけではできないと思います。残念ながら橋下さんには理想はあるようですが、議会を説得したりしてそれを成し遂げる実行力やリーダーシップという点ではかなり疑問があるように思います。

また、周りに評論家はいるかもしれませんが、実際に役に立ついいブレーンがいるようにも思えません。いろいろといいことを言われて説得されたのでしょうが、自民党や公明党の議員に好き勝手されて終わりという事になりそうな気がして仕方がありません。

確かに知名度は高いですし、ほんとに立候補すれば勝てるかもしれませんが、本人のためにも大阪のためにも出馬しないほうがいいと思います。財政再建団体直前の状態ですから名前が挙がった人なら片山前鳥取県知事などになんとしてでもお願いして立て直してもらうべきだと思います。

3・2・1GSX

訪中

2007年12月07日 | 時事問題考
小沢さんが中国で胡錦涛国家主席と対談をしました。

国会中に国会議員を45人も引き連れてなぜ今中国に行く必要があるのかよく分かりません。安倍さんの辞任騒動の時あれだけ国会を止めることを批判していた人たちが大挙して中国詣でするというのはどうもうさんくさい感じがしてしかたありません。

しかもいくら参議院で第一党になったとはいえ野党の党首に国家主席までが会談するというのはどうもおかしい感じがします。訪中前も会談後の会談でも言っていることはいいのですが、会談中の浮かれ方をみるとどれだけ言うべき事を言ったかはそうとう疑問です。日本に大きく不利になるようなおみやげを持っていっていなければいいのですが。

今福田さんにしても小沢さんにしてもかなり中国にすり寄っている感じがします。確かにもうアメリカに大きな期待ができないのですから中国との関係が大切になるのも分かります。しかし、ガス田や遺棄化学兵器の処理事業の問題をはじめとしてきちんと話し合わなければいけない問題が山積しています。

様々な問題を対等に話し合いをしなければ仲良くしようとするのは日本にとって大きなマイナスでしょう。せっかく小泉さんが日本も言うべきことはきちんと言うという姿勢を見せていたのにこのままでは逆戻りです。中国やアメリカに国民の税金を垂れ流しに使い、国内では利権に国会議員が群がっている状態でこれ以上予算が削減できないから増税なんて全く納得がいきません。

だいたい日中間の問題を真剣に訴え、胡錦涛国家主席も真剣に話をすればあんなおだやかな会談になるはずがないと思います。結局小沢さんは胡錦涛国家主席と会談したというハクがほしいだけで、日中間の問題を話していないのではないでしょうか。もしくは全く相手にされていないかだと思います(両方かもしれませんが)。

中国はしたたかですし身勝手ですが、自国の国益を完全に優先しています。日本は政治家はいったい誰の利益を優先して行動しているのでしょうか。

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追及終了?

2007年12月02日 | 時事問題考
サンプロに各党の国対委員長が出演していました。

額賀さんの証人喚問を断念した理由をいろいろ言っていましたが、どうもうさんくさい感じがします。やはり自公だけでなく民主党や国民新党もあまり深追いしたくない雰囲気がかなり出ていました。

だいたい証人喚問を守屋さんと額賀さんをセットでやらなくてはいけない理由が分かりません。民主の山岡さんはしどろもどろになりながら説明しようとしていましたが、田原さんに一蹴されていました。民主のあの態度を見ればあまり防衛利権を攻めると自分たちも危なくなるとでも言っているように感じました。

別に日米平和・文化交流協会が全て悪いかどうかは分かりませんが、理事に名を連ねている政治家を見れば政界がこの話を早く終わらせたいのも分かるような気がします。そういえばとびとびにしか見てなかったのですが、山岡さんはここの専務理事の証人喚問も無理だと言っていましたが、なぜなんでしょう。

山岡さんは守屋さんの逮捕が政府が検察に圧力をかけて証人喚問前に逮捕させてこの件を終わらせようとしているというような発言をしていましたが、これも責任転嫁のごまかしに感じます。これ以上国会でしゃべらせて検察の手の内を明かすわけにはいかないのではないでしょうか。

証人喚問の情報を元に追及から逃れようと考える議員は結構いるのではないでしょうか。防衛利権は今まで国民が考えていたよりもはるかに大きな利権のようですから関わる人も実はかなりいるのでしょう。しかももう2回も3回も守屋さんを証人喚問しておいてよく言うなと思います。かなり大物が関与している可能性もある話を身内同士で解決できるわけがありません。

山田洋行から日米平和・文化交流協会の関係団体への資金の流れがかなり明らかになりつつあるようですが、この話は徹底的に解明してほしいと思います。



対決

2007年11月30日 | 時事問題考
額賀氏証人喚問 民主「見送り」探る 3野党慎重論 江田議長、収拾か(産経新聞) - goo ニュース

額賀さんの証人喚問が見送りになりました。共産党の反対は意外な感じもしますが、国民新党や民主党(特に幹部の数人)はホッとしているのではないでしょうか。守屋さんの逮捕は前から言われていた事で結局理由をつけて時間稼ぎだったように感じます。国会全体で額賀さんを守ろうとしているという話もあながち間違いではない感じがしてきました。

検察は事務次官経験者の逮捕でもよくやったのかもしれませんが、この話は守屋さんの逮捕というのは始まりにすぎないと思います。国会議員は守屋さんの逮捕でうやむやにしたいと思っているのでしょうが、今回はそううまくはいかないのではないでしょうか。

検察も守屋さんや宮崎さんをはじめ山田洋行など徹底的に調べているでしょう。その中からでてきた山田洋行から日米平和・文化交流協会への裏金提供疑惑もその一つでしょう。常勤理事の秋山直紀さんは否定しているようです。どちらがほんとなのかはこれから明らかになるでしょう。

日米平和・文化交流協会は理事に額賀さんをはじめ有名な議員が名を連ねています(額賀さんと石場さんは辞任したようですが)。そういえば額賀さんがアリバイを示した勉強会は日米平和・文化交流協会での話のようですし、これは徹底的に調べる必要があるのではないでしょうか。

今回の話はただ単に一事務次官の行き過ぎた接待なんて話ではなく、防衛利権を明らかにする大きなチャンスだと思います。商社と防衛省の関係だけでなく沖縄の基地に絡む話まで甘い汁とすっている人たちを一網打尽にしてほしいと思います。