残念

最近、ある創作和食のお店で食事をしました。以前から気になっていたお店だったのですが、混んでいたりしてなかなか入れませんでした。友人も行って美味しかったと聞き、やはり食べてみたいと思いお昼の営業の最後の方に行き入る事ができました。

入店すると店員さんに「カウンターどうぞ」と言われました。お昼の営業時間もそれほど多くは残っていなかったのと、席が指定されたわけでもなかったし荷物もあったので、横のお客さんと一席あけて座ろうとしました。すると言葉は忘れてしまったのですが、席を詰めろというような事を店主らしき人に言われました。

別にボクも飲食業をしていた事がありますから、席を詰めてほしいのは分かります。ただ、それならきちんと席へ誘導すればいいし、客が不快に思うような言い方で言うのはおかしいと思います。ただ、この店主らしき人の問題はこれだけではなく、配膳の仕方や態度などかなり不快でした。

他の店員さんは態度は別に悪くないのですが、全くといっていいほど覇気がありません。店主らしき人の態度を反映しているかのようです。料理が少し変わってはいますが、なかなか美味しかっただけに非常に残念でした。後日友人にこの話をすると、友人はテーブル席だったそうで、カウンターの中は見てないそうです。

そのお店はテーブル席は2つしかないので、2人以下で行くとほぼ確実にカウンターになると思います。人によって考え方が違うとは思いますが、少なくともボクはどれだけ味が良くても、不快にさせられる事が分かっているお店で食べようとは思いません。料理は楽しく食べてこそ美味しさが増すと思っています。

カウンターには5、6組の客がいましたが、楽しそうに食べている客は、少しアルコールが入っている感じの男の人一人だけでした。横にいたおばさん二人組はかなり不満そうでした（まあ、ボクが一番不愉快そうだったのかもしれませんが）。せっかく美味しい創作料理も、何の説明もなく（聞けば教えてはくれました）並べ方も適当でドンと置かれては、いい気分はしないと思います。

ただ、女性一人で来られている人もいましたし、いつも混んでいるようですから、接客が気にならない人には料理もおいしいし、いいお店なのでしょう。しかし、ボクはもちろん味も大切だと思いますが、最低限の接客（不快にならない）レベルもないお店には二度と行きたくありません。なかなか美味しいなと思えるお店に出会える事が少ないだけに、ほんと残念です。