うまくは言えないけど

日々思う事をとりとめもなく書いています

PHOTO IS

2005年12月08日 | 音楽のこと
今日はジョン・レノンの没後25年だそうです。

25年と言えば、ボクが子供のときはまだジョンは健在だったという事になります。でも、音楽として意識するようになったのは高校生くらいのときにサンテレビ(神戸ローカルのテレビ局)で夕方に、見ていたビートルズアニメが初めてでした。だからちゃんと知った頃にはもう亡くなっていたことになります。今でも大ファンというわけではありませんが、聴くとやはりいい歌だなと思います。

MacPowerという雑誌を読んでいるのですが、そのなかで箭内道彦さんが連載されているページがあります。箭内さんと言えば、タワレコをはじめ数々の有名なCMなどを手がけているディレクターの方です。今月は富士フィルムのCMについてのお話でした。少し前まで流れていたオノ・ヨーコさんが「PHOTO IS ...」というCMです。

今まで人々に「かけがえのない写真の価値」を問いかけてきた富士フィルムが、次のステージに進むにあたって新しいキャンペーンの立案を箭内さんに依頼したそうです。箭内さんは「問いかけからメッセージに移行」し、企業として写真の価値を明確に定義し世の中に提示する事を目指したそうです。

シンプルに、そしてストレートに写真を撮る事、そして写真を残す事の素晴らしさを伝えたい。そのメッセージが「PHOTO IS ...」であり、メッセンジャーがオノ・ヨーコとジョン・レノンだったそうです。オノ・ヨーコさんは快く出演を承諾し、そして曲は「イマジン」(日本初の原曲を使用しているそうです)が選ばれました。

テレビで見るときは短いバージョンが多いし、あまり意識していませんでしたが「PHOTO IS ...」の順番はオノ・ヨーコさんの強い希望で「LOVE」から始まり、「PEACE」で終わるそうです。ジョン・レノンの優しい歌声とオノ・ヨーコの力強い声、あまりにもあいすぎていてゾクッとします。

なんとなく気になるCMではありましたが、連載で内容と趣旨を理解し、CMの全容をもう一度見て思い出すとほんとにいいCMだと思います。ファンでなくてもあのジョンの歌を聴くとしびれます。「拝啓ジョンレノン」の歌詞のように、少年のように純粋に愛と平和を訴えられるジョンの声はとても優しく感じられます。

イマジン
ジョン・レノン
東芝EMI

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Double Fantasy
John Lennon, Yoko Ono
Capitol

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KRE

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