今回の応援ボイコットについて思うことを少々......
サポミで「クラブ側の一方的な裁定(無期限の入場禁止)に抗議するため熊本戦の応援行動をボイコットすることにした」とコールリーダーから説明があった。
彼からこの話を聞いただけでもクラブ側の裁定になんら問題はないと感じた。
どんな理由があろうと器物損壊という事件を起こしてしまったことは事実である。
仮に千葉側から訴えられたら刑事事件になってもおかしくないのである。
クラブが千葉やJリーグに謝罪し、ただちに処分を発表したことは正しい処置と思う。
このすばやい行動が、これ以上ことを大きくせず結果的にこの2名のサポーターを守ることになることを理解しなければいけない。
団体側(今回の応援グループをこう呼ばせてもらうが)は、この裁定を真摯に受け止めクラブ側や千葉側に深く謝罪すべきである。
この時点でクラブに不満を言い、さらに応援ボイコットなどと口にするのは児戯に等しい。
いったん裁定を受け入れ、一般サポに謝罪および反省の意を表し、再発のないことを誓うべきである。
そこまでして初めて処分の軽減をお願いするための行動(例えば一般サポに嘆願書のサインをしてもらうなど)を起こせるようになるのではないか。
しかし、団体側は選手や一般サポを顧みず応援ボイコットという愚挙を実行してしまった。
ボイコットという人質を獲ってクラブ側と交渉という構図は、かなりの一般サポを敵に回したと思う。
しかし、まだ遅くはない。
団体側はもう一度今回の事件を見つめなおし、明日のクラブとの会合で真摯に謝罪してほしいと思う。
今は開幕5連敗という非常事態であり、1つにまとまらなければいけない時期。
大人の対応を切に願っている。