日本の政治は、主軸の自民党の変動はなく、自民党の派閥第一主義は、揺るがない。ここへきて、安倍派が94人,麻生が53人、茂木が53人、首相の岸田が43人、二階が44人、派閥に属さない議員が77人という構成である。立憲民主党は、政権交代の政治政策を明確に国民に訴えないので、国民に飽きられて、自滅してしまった。枝野の失態は、論説の一ページにもならなぬほど、幼稚だったとしか評論のしようがない。隣の国、台湾の民主主義が危うい時に、積極的な政治活動を行い、自民党に代われる政治政策を旗印に飛翔すべきであった。安倍は、いくつかの汚点は残したまま、引退したが、政治バランスは、傾かず、うまく岸田につないだ。
このコラムが問いかけるのは、国民が拉致されて、つまり誘拐されて取り戻せない国家が、先進国で、真の独立国か、という疑問である。飯塚鉄雄さんが、亡くなった。日本は、いろいろな意味で、政治経済にとどまらず強くならなければならない。弱腰外交は、あっさり止めよう。
コロナウイルス蔓延についても、経済大国と名ばかり、ワクチン一つできないのか。なぜか。本当に先進国なのか。加えて、国民だけに、おもてなし、の心を忘れるな、と警鐘するのか。
ジャーリストは、逃げるな。正論を追え、体をかけてもいいじゃないか。それほど命が惜しいか。
除夜の鐘を聞く前に叫びたい
日本時事新聞社
執筆同人 論説委員 古賀剛大
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