檄致か
JGTOの再生はできるか
お客に満足を与えられるか 青木功の勇退を!!!
JGTOは進歩的になれるか
コロナウイルスが世界中で猛威ふるってスポーツ界にも激震が走っている。考えれば考えるほど、憂鬱で早くこの危機から脱出の叡智が求められるのは言うまでもない。さて、この4月号が読者の目に入るときは、すでにJGTOの総会が終了し、新会長の就任の挨拶が履行されているだろう。世界のゴルフの潮流に乗れない日本が、組織上も多くの課題を先送りして来たつけが重しをつけて回ってきた時である。JGTO 危機的条件の中で、NHKや相撲審議会会長を務めた海老沢勝二がさほど人気もなく青木功にバトンを渡してから業界の玄人筋から好意を持って迎えられたのは周知の事実だ。青木功は、日本のゴルフでは、最高位に鎮座する大功労者でアメリカのゴルフ殿堂入りも果たし、世界にその名をほしいままにして来た名ゴルファーであるのは万人が認めるところである。つまり、ゴルフ業界の低迷から、JGTOの試合数を増やし、盛大にするには、青木功の力がどうしても必要と選手各位も当初、賛同していたのは、間違いない。青子功は、プロゴルファーであり、人気は抜群であっても、社会のマネジメントの経験はないので、行政力のある経験者を少なくとも3名は左右に置いておかねばならない状況であったと考える。
しかし、青木功の存在が大きいだけに、JGTOの行政が稼働しないクルドサックに落ちたのは、不幸であった。スポンサーは青木功を長にすれば、自動的に増えると読んだ取り巻きが居たのは、今から観ると素人のマネジメントの内枠から抜け出していない不合理が生じていた。青木の功名でスポンサーが集まってくる時代とは、とてつもなく乖離いたのである。スポンサーも一流どころが結集せず、どちらかというと日本の底流を行く税金対策のためにトーナメントを主催するような企業が主体で、一流会社などがそっぽを向いてしまったのは不幸であった。よく比較されるのは、USツアーやヨーロッパツアーのあり方が示唆するように、スポンサーが目白押しで待っている状態で、スポンサー契約期間が終了すると、次のスポンサーがしっかりとそのトーナメントの後釜に座るのが通常である。日本は、選手の力量もアジアに置いていかれ、スポンサーにも愛想をつかれ、いくら頭を垂れても、JGTOの頭が柔軟ではないので、組織の上の話にはならない。なぜ、日本は、スポンサーにも関心が希薄になったのか、説明をするには、十分すぎる証拠はある。裏を返せば、昨年、ZOZO選手権で、あれだけのギャラリーが気候不順の中、全国から集まり、見事USツアーの面目を保ったイベントは何を物語るか、である。JGTOが思考していたイベントは、お客が減少したのではなく、お客に愛想をつかされたといった方が無難であろう。TV番組は、お客を観ずに、スポンサーだけに尾を振って、試合の途中でも時間が来ると報道をストップしてしまう凋落ぶりは、言を待たない。マスコミや担当Media にも付け加えて警鐘を鳴らす必要がある。Media担当は、いったいJGTOにどれだけの助言や忠告をしたのか、検証さえ冴えていない体たらくである。Media もまったく機能していないスパイラルに陥って長いスパンをむなしく過ごしてきた。外からの助言や進言が生きてこない雰囲気のJGTOであったのか、それとも聞く耳は持っていたのか、記者が40年間業界にいて、腹を割った会議をした覚えは全くない。つまりMedia とJGTO による懇談会が開催されてのは、トヨタから来た海老沢会長の前の小泉会長が最初で最後だったように断定できる。小泉がやろうとした政策を海老沢が踏襲しきれずに、新政策を講じる努力に欠けたのは、その後のJGTOの明暗を分けたといっても過言ではない。ゆえに、ピンチヒッターとしての青木功の神通力を信じ傾倒したプロゴルファーは多いだろう。理由は、JGTOの資金は、選手から捻。
JGTOは、選手の活躍後の年金や保険を十分に果たしているのだろうか。これは、組織内のことであるがゆえに、Media が口角泡を飛ばして論ずることではないかもそれない。しかし、政策論は、知っておくべきであろう。JGTOの組織が健全かつ堅固でなければ、選手の活躍もままならないだろう。また応援する立場のギャラリーもUSツアーも見るような一体感は出ることはないだろう。3月3日の総会が3月31日になったのは、関係者なら知っているだけに、総会置いて、青木功を傷つけずに、退いてもらう論が浮上する中、あとを誰が継承するのか、これまた注目の案件でもある。記者の思考は、青木功の功績に傷をつけることなく、新規の継承者が、プロゴルファーでないことを祈るだけである。再度、青木功に会長をさせるのは、苦渋の選択だと考えるが、その時は、JGTOを支える外部のサムライ3名は絶対条件であろう。の組織に不可解な金の使い方もあると巷に流れている以上、その原因もしっかりと把握する必要もあろう。組織とは、資金の流れが怪しくなると時に瓦解する。誰が、長であっても同じ事だ。記者から言うと、サッカーを世界的にした川口チェーマンのような人物を推薦したいと思っている。理由は、遅れた機構をいかに欧米に追いつくか、アジアに指導的立場を執れるか。などを待ったなしで真剣に挑む必然性が存在しるからだ。
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