ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

日本を取り巻く国際問題の解読  北朝鮮とアジアと日本 1

2017-05-23 | 日本の未来

日本は、先の先を読め!!!

浮かれている場合ではない。

 

アメリカが、中国に頼みこんで、戦争にならないように、北朝鮮を説得すべしと、トランプ大統領と習近平主席との会合があったのは、その後、どのようになったか、裏を読んでいきたい。

戦争になれば、アメリカ、韓国や日本も相当の犠牲者が出るのは、米国国務省のデータにも真実味がある。

中国に、とっては北朝鮮は、前線基地であり、対米外交の最先端でガードする格好の国家なのである。それを、やすやすと、鵜呑みにして、アメリカの中国への圧力が、功を奏すると思考するのは、非常に甘すぎる国際視野であろう。アメリカが、攻撃することはないと知った北朝鮮は、自国の核開発をますます進めており、あらゆる封鎖に対応するかのように、ミサイルを日本海に打ち込んでいる。中國は、本気で、北朝鮮の理不尽な行動を阻止はしていない。確かに、石炭は中国へ渡ってはいないが、中国は石油の輸出を止めていないのである。中國の最前線をあっさり、切り離すような刹那的な政策は、習近平は執らない。歴史的に見ても、何千年も、政治政策の経験は、中国のほうが、深い。アメリカの思惑を呑み込んだふりをして、貸しを作って起き、経済交渉や南沙諸島問題、尖閣諸島問題を含め、また、新たな動きを始めたのは、その両首脳が会談した後のこととで、やすやすと理解できる。韓国は、新大統領が誕生しても、日本とうまくやろうとする気概は聞こえてこない。中國ともうまくいかず、完全、孤立状態で、韓国は生き延びられるのか危惧される状態だ。日本は、賢く外交をまい進させなければ、ならない。アメリカ一辺倒もいいが、アメリカの言いなりにならぬように、属国風情の世界にしないことだ。

北朝鮮も生きるか死ぬか、瀬戸際にある。日本は、裏の裏を読み解くべきである。

                 日本時事新聞社 デスク 古賀剛大

 


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