石川遼の第2章に入る。USツアーと石川遼を249回の連載で執筆してきたが、遼が帰還し、日本のゴルフに没頭し始めた、明らかに、成長と見解を持つ遼が、ツアーの選手会長として、活躍が期待されるわけだ。小平智ののように、USツアーのQTを受けなくても、日本のランクで海外に出て、優勝すると、2年間のシード選手として活躍できるので、遼さえその気があれば、また、マスターズへ出るチャンスは当然ある。小平は、シンデレラボーイといわれるのは、そういうわけである。小平は、すでに29歳に達しており、ヤングというよりは、ベテランの部類に属してると記者は、理解してる。
遼は、大ベテランになっている選手であるから、不況に滅入っている日本ツアーに喝を入れるつもりで、青木も納得したのだろう。遼のゴルフは、どんな選手よりも一歩抜けた技術をすでに引き出しにしまっているので、おいおい、そのパーフォーマンスを見せることになろう。遼には、動かぬファンがしっかりある選手で、連日のゴルフで、5000人も増えてトーナメントを盛り上げているの現実で証拠である。
つまり、日本男子ツアーは、一試合、5000人のギャラリーが増えているのは、遼のゴルフが生きて魅力があるからだ。選手会長、ツアー副会長、現役選手と3役をこなす遼にツアーの責任が重くのしかかる。なんでもこなせる才能があるので、逆にそれが怖い場合もある。TV 報道は、見てくれて、いくらの世界だから、なおさらのことだ。何万のファンが増えたのは、言い過ぎではない。遼はそれだけの選手だという証明だ。
池田や宮里が選手会長で賞金王になったり、トップになったり兼用選手の活躍が堅調であるから、遼の活躍が、今のツアーを盛り立てれば、いい影響がフィールドに充満するに違いない。現在の二試合後の結果を見ても、優勝戦線に顔をだして、各media も歓迎意向を示してまず第一歩は成功と言っていいのではないか。いぶかるMedia ゴルフ担当もいるが、反論は今のところ、出ていない。
遼の第2章は、国内ツアーが主戦としての報道である。どうか、Media は、辛抱強く遼とツアーを応援してもらいたい。
我。夢にあり。今,過程なり と遼の思いではないだろうか。
すばらしい舞台ができても、いい役者がいなければ、話題すら起きてこない。
執筆同人 古賀剛大