ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

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WGC Mexico Open Championship なんと、ミケルソン 5年ぶりの優勝

2018-03-05 | 危うい日本のゴルフの世界

 5年ぶり、全英オープン以来の優勝

 

 

驚いた。2打差で追っていたミケルソンが、逆転優勝とは。全く驚いた。

思わず、胸にこみあげるものがあり、フィルは、記者を泣かせるには、十分なゴルフであった。


ミケルソン、プレーオフに持ち込み、今、最強のJ.トーマスを最初のホールで、トーマスを沈める。ミケルソンが、プレーオフに残ったときに、アリゾナ大学の後輩、ジョンラームが応援に来ていたのは、いい風景だった。

流石に、世界トップを走る選手に追われて、インドの新星、21歳、夢が通じず。最終日、崩れて3オーバーで、シンデレラボーイ誕生には、ならなかった。

流石、今、絶好調のJ.トーマス、追い上げて18番イーグルで16アンダーにつける。それを、ものともせず、47歳のミケルソンが16アンダーでホールアウト、記者は、トーマスも嫌いではないが、フィルに勝たせたい一心で、祈っていた。フィルは、人間的にも最高の精神を持っており、見る限り、体つきも一段とトーニングの結果がでているようで、アスリート、そのものである。

このミケルソンの勝利は、タイガーにやる気を起こさせた最大の処方箋だ。

この優勝は、82回マスターズに拍車をかけて、ミケルソンが3回優勝しているだけに、期待が膨らむ。この勝利は、タイガーに火をつけた。47歳のフィルが、若いものをあいてに一歩も引かず、むしろ牽引車になったのを見て、タイガーは、内心、燃え滾るものがこみ上げたに違いない。46歳のニクラスが、マスターズを制したように,ゴルフは簡単に、年齢だけで割り切れない王者のスポーツだ。トータル268ストローク、(69,68,65,66)16アンダー。獲得賞金、170万ドル、ビッグなゲームだ。

J.トーマスも、18番をイーグルで16アンダーにした実力は、恐ろしい。しかも、DAY4は、64のスコア、言をかまたない。

新婚のベロも15アンダーの活躍、ガルシア、ラームのスペイン勢が、フィールド狭しと踊るのは、バレストロス時代を彷彿とっさせる。DJやババも大活躍、まさにメジャーにむかって一直線。あとは、タイガーを待つだけである。させた最大の処方箋だ。

 

21歳、インドの新星、アジアの未来を予感させる。シャルマの活躍は、見事だ。

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