ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

WGC キャデラック 選手権 マイアミドラールとPuerto Rico OPEN 2015

2015-03-09 | 危うい日本のゴルフの世界

World Golf Championships-Cadillac Championship

Mar 5 - 8 - Purse: $ 9,250,000 優勝賞金 一億8千260万円。

 

Congrats to D.Johnson on a great comeback

           Leaders' stats: WGC-Cadillac Championship, Round 4

                     photo:PGAtour

    J.B. Homes、最終日で、金星を逃がす。Day 3まで、11アンダーでDustinに5ストロークつけていたが、ファイナルで3連続ボギーで、一挙にBubbaとDustinに詰め寄られ、プレッシャーの中、2位に終わった。それにしても、Dustinのカムバックぶりは、まるで、昇竜のようだ。

さすが、モンスターと呼ばれる屈指のコース、まず、ボールが飛ばないことには、話にならない。英樹は、初日、76と遅れたために、残り3日、いい仕事をしたのだが、アンダーはファイナルの日だけ、2アンダーでトータル2オーヴァーパーで終了。いいところ、悪いところ、出し切ったゲーム運びと言っておきたい。日本から、賞金王の小田孔明と賞金王を争った藤田寛之が出場を果たしたが、レベルの違いを感じさせただけで、評論に足りるものは、何もない。日本の実力が、世界のレベルにいかに遠いか、改めて反省させられるWGCであった。

上位の10名は、ドライヴァーの飛距離が300ヤードを超えており、風雨の中、うまくマネジメントとしているのは、驚きを隠せない。それにしても、6打差がひっくりかえるのだから、J.B.Homesには、気の毒としか言いようがない。

 Puerto Rico Open

Mar 5 - 8 - Purse: $ 3,000,000     遼、よく粘ったが、結果でず。

44歳で念願かなった優勝、17歳からPGAツアーに参戦して27年かけて勝利をつかんだ。夢をかなえたチェイカ―!!!

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photo;Golf Channel/ PGATour /WGPCA/TheGolftimes,US

          Congrats, Alex Cejka おめでとう。チェイカ。よくがっばったね。

 

              Cejka claims Puerto Rico Open

         ツアー27年ぶりに初優勝のAlex Cejka 

さて、並行して、Puerto Rico Open が開催されて、遼も今田も顔を見せたが、決勝へ進んだのは遼だけ、73位で終了。相性のいいコースであったが、遼は、上位進出が阻止された。

何と、優勝は、Alex Ceika (ドイツ)でツアー27年ぶりで、初優勝という涙ぐましい戦果となった。チェイカのマスターズ出場は、見物だ。それも、Ⅰメートルや30センチを外して、プレーオフに5人が争う最終日となった。5人のうち、チェイカが2メートルのラインを読み切り、バーデイで、2015のチャンピオンになった。

女子では、シンガポールで、女王を狙う、インビ―朴、リデア。コ、S.ルイスの激戦があり、インビ―がボギーなしのゴルフ記録をなしとげ、貫録を示した。

 

                「PARK WON THE BET     Prior to the start of the 2015 HSBC Women’s Champions, Inbee Park made a bet with her dad. She thought the Serapong Course at Sentosa Golf Club was a tough course and she was happy if she just shot par. It provided her a little extra motivation this week.    The bet was $500 if she made birdie and double, $1000 if she made bogey. Final score: Inbee $7,500 and her dad $0.    “I think it ended up really nicely, Inbee joked. “It gave me extra motivation I guess. It’s so fun and something other to motivate on and something else to concentrate on. Yeah, it’s good to have a family here and they are big energy. This week just went so quick. I was just having — after golf, I just have dinner with them and kind of chat with them. Every day went so quick, I didn’t have to think about so much golf when I’m not on the golf course, so I think that was a big help.”」               

 

クラブの投げ方も、半端じゃないね。マクロイは、大リガ―級だ。投げるのも、しっかり、ターゲットとつかんでいるので、恐ろしい存在だ。

若者は、このくらいの気迫があっても、いいのじゃないか。日本では、地べたをたたいただけで、問題にはなる。エキサイトのはけどころか。

このクラブの放り方では、評論がわれるだろうな。

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マクロイが2度も池ポチャで頭に来て、3番アイアンを池に放りこんだ。そのアイアンをオーナーのドナルドトランプが、ダイヴァーに拾ってこさせた。

Scuba diver retrieves Rory McIlroy’s 3-iron at Cadillac Championship

あったぞ!!!!アイアンが。

 photo;PGAtour/WGC オーナーのドナルドトランプが、マクロイに、おい、返すぞ!!といったかどうか。一件落着。

    Donald Trump returns the 3-iron to Rory McIlroy at Cadillac Championship

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最高のゴルフをした。半年間、ツアーから遠のいていたが、ゴルフ感は生きていた。いままで、自分は、ゴルフはうまいと思っていたが、欠けているものがあった。この優勝を誇りにして、ツアーを戦いたい。と語った。(GOlfChannel)

D.ジョンソンのこれからが、面白いと思う。英樹には、いい参考のプレヤーである。まさに、現在は、若手の黄金時代で、名前を挙げれば、一ページにもなろう。

なぜ、面白いか。それは、しのぎあいにスリルがあるからだ。ドキドキしながら、興奮のるつぼに酔いしれるツアーの激戦、見逃すわけには、いかない。

いよいよ、マスターズが沸騰しそうな予感がするWGCであった。記者(tj。Koga)&US correspondents、J.Gordon、Ben Smith、Kelly Jobe 

コメント
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