阪田哲男のゴルフ魂
ゴルフ 力の鍛え方
サラリーマンゴルファーの私が、競技100勝できた理由
ゴルフ界への提言とも成ろう。
500戦のアマチュア界の伝説になる男が、競技ゴルフを真摯に追求した秘伝書が三冊になって世に出た。
阪田哲男は、楽しむための遊びのゴルフは、一度もしないと言い切った。競技生活において、遊びのゴルフをいれると空気が入って、試合中に、緩みが出るからだ。
プロ全盛時代に入り、アマチュアの話題がマスコミを騒がすことはないが、阪田は、肩を張らずに、勝つためのゴルフを限りなく追求してきた日本ゴルフ史上、まれにみるゴルフ伝道者である。
この三冊は、アマチュアが、忘れていた大事な、そして、プロの世界からは、学び取れない純粋な奥義が一字一句になって読む人を惹きつける。特に、競技ゴルフを主とするアマチュアには、ぜひ、解読して彼のゴルフ哲学と勉強の仕方を会得してもらいたい。
彼は、ドライヴァーの威力は、2割でいいと述べ、アプローチやパットの技術を盛んにすべきと教えている。
プロでも学ぶべき点が、この三冊の中にぎっしり詰まっている。また、なぜ、ブレザー着用の仕方や、マナーの奥深さを説いている。
組織についても、ゴルフを知らない人が、役職と名前だけほしさに、顔を並べているのは、外国の組織とは、異常なほど違いがあるとこれからのゴルフ界のために書いている。故鍋島直要のゴルフへの愛着と執念を直に影響を受け上に立つものは、率先して働く意志が必須であると言及している。アマチュア、前人未到の公式試合、100勝をしたアマチュア界の選手だけに、重みがあり、家族への感謝も忘れない。
ぜひ、Eagle Eye 30万読者は、阪田の著書を座右において、己のゴルフを見直すのもいい機会ではないか。感想文を寄せてほしい。記者がもっとも、尊敬してやまないゴルファーの一人であるからだ。
競技ゴルフを目指すゴルファーには、これほど、参考になる著書はない。
競技ゴルファーの必読書であると、記者はあえて、推薦する。
負け戦から、学ぶことが多いゴルフ、ゴルフの神様になったボージョーンズの言葉が全景色を覆う。
このゴルフバイブルを、活かせるか、それとも咀嚼できないか、読む人の知性と感性の問題である。
伊集院 静 も さすらいの孤高のゴルファーとして、奥義に何かを、見つるために旅に出た。そして、阪田に何か、見つけたようだ。
記者が激しく同調しているのは、ゴルフをする自分を、もう一人の自分が、マネジメントしていく姿が焼きついて、自分自身を解放するところだ。のるか。そるか。のときに、必要なものは、何か。決断と勇気だろう。自分自身に迷いあれば、成功の確率は、きわめて低い。それを、厳として、成功させる自信を充てるのは、もう一人の自分なのだ。
その境地に入らないものは、真のゴルファーではない。