春気分を味わうなら、山里へ遠出して山菜や木の芽の採取が良い
なー。近ごろは中途半端な山里だと“無断入山禁止”だとか“山菜
・ 木の芽、採るべからず“といった立て看板が設置されており、ア
ウトドアー派にとっては、ずいぶん肩身の狭い思いをしなくてはな
らない。
さあ、都会の春気分といえば、築地場内の「やじ満」で「浅利拉
麺」を頂くこと。まあ、浅利は春だけの季語ではないものの、水温
む潮干狩りを楽しむ頃になると、それはイコール春となるのだろう。
早速、やじ満の暖簾をくぐり奥のカウンターへ。ここだと厨房の
作業が良く見える。さて、器から湯気を立てて浅利拉麺が運ばれて
きた。本日の浅利、身も大振りだ。「愛知産です」と接客スタッフ
から声がかかった。
ここは、スープよりも先に貝殻をむんずと掴み、おもむろに口に
運び上あごで削ぐように殻から身を剥がす。口の中に転がる浅利は
弾力があり、豊潤なおつゆが弾けだしてくる。
この一瞬、ひねもす春うららの気分が漂い、まるで磯辺で戯れて
いるよう。ハッと我に返り、絡みつく細麺と格闘しながら食べ終え
た。まったりとした築地場内・やじ満でのひとときである。
さて、本日はこれから仕事で吉備の国・岡山へGO、GO。
なー。近ごろは中途半端な山里だと“無断入山禁止”だとか“山菜
・ 木の芽、採るべからず“といった立て看板が設置されており、ア
ウトドアー派にとっては、ずいぶん肩身の狭い思いをしなくてはな
らない。
さあ、都会の春気分といえば、築地場内の「やじ満」で「浅利拉
麺」を頂くこと。まあ、浅利は春だけの季語ではないものの、水温
む潮干狩りを楽しむ頃になると、それはイコール春となるのだろう。
早速、やじ満の暖簾をくぐり奥のカウンターへ。ここだと厨房の
作業が良く見える。さて、器から湯気を立てて浅利拉麺が運ばれて
きた。本日の浅利、身も大振りだ。「愛知産です」と接客スタッフ
から声がかかった。
ここは、スープよりも先に貝殻をむんずと掴み、おもむろに口に
運び上あごで削ぐように殻から身を剥がす。口の中に転がる浅利は
弾力があり、豊潤なおつゆが弾けだしてくる。
この一瞬、ひねもす春うららの気分が漂い、まるで磯辺で戯れて
いるよう。ハッと我に返り、絡みつく細麺と格闘しながら食べ終え
た。まったりとした築地場内・やじ満でのひとときである。
さて、本日はこれから仕事で吉備の国・岡山へGO、GO。