tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

酒蔵ささやが1周年!

2010年12月20日 | グルメガイド
今朝(12/20)の奈良新聞に、《「酒蔵ささや」1周年 奈良酒専門店 テイスティングスタイルが人気》という記事が載っていた。《奈良の地酒の知名度向上のため、気軽に日本酒が飲める機会を提供しようとオープンした奈良市西寺林町の県酒造組合アンテナショップ・奈良酒専門店「酒蔵ささや」がオープンから1年を迎えた》。おめでとうございます!
※「酒蔵ささや」1周年(奈良新聞)
http://www.nara-np.co.jp/20101220115538.html
※奈良県酒造組合の公式ホームページ
http://www.yamato-umazake.com/

冷蔵ケースには、大和のうま酒「奈良うるはし」がずらり
(10/13撮影 トップ写真および以下の2枚とも)

奈良は清酒発祥の地である。日本では早くから酒造りが行われていて、弥生時代には、すでに米糀(こめこうじ)を使った米の酒が造られていた。奈良市の正暦寺では16世紀後半、糀と掛米の両方に白米を使う「諸白(もろはく)造り」が始まった。諸味(もろみ)を濾(こ)すことで透明な清酒とし、火入れ(熱殺菌)も行ったという記録が残る。これが現代の清酒造りの原型となった。だから正暦寺には「日本清酒発祥の地」という碑が建っている。今も奈良県の清酒出荷額は、近畿では灘の兵庫県、伏見の京都府に次ぐ第3位である。
※酒蔵ささや、ならまちにオープン!(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/420f2de053bbd5a3567c2d8b55e7311b



酒蔵ささやは《店内全ての日本酒を飲むことができ、その上で自分の気に入った商品を購入するテイスティングバー。(中略) 奈良の27の酒蔵から100種類以上の地酒が並ぶ。週末には平均して1日70~100人ほどの来店客でにぎわう。そのうちの半数が女性客》《月1回、杜氏(とうじ)や蔵元と日本酒を飲みながら直接トークする「蔵元に学ぶ奈良酒」も人気に一役買っているようだ。今西謙之県酒造組合会長は「テイスティングスタイルのこだわりで、うまいと思う好みに合った奈良酒を買ってもらうように努めていきたい」と話している》。
※酒蔵ささやに看板娘!(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/026047f142a2215f38f8ce853281e1aa

ささやで楽しいのは、いつも新たな発見があることだ。先日(10/4)も、とてつもなく美味しい大吟醸を発見した。それが千代酒造の「吟和(ぎんわ)」である(=トップ写真)。山田錦を使っていて、フルーティだがくどくない。香りと旨味が絶妙のバランスを保っている。こんな美味しい日本酒は、これまで飲んだことがない!
※西の京地酒処きとらのサイト(楽天市場内)
http://item.rakuten.co.jp/kitora/1485724/#1485724



一升瓶1本が1万円(720mlは5千円)ほどするので、もっぱらささやでテイスティング(試飲)している。あまりにも美味しいので、必ず最後に回している(最初に飲むと、他の酒が飲めなくなる。ぐい飲み1杯は500円)。千代酒造のお酒はささやで発見し、このメーカーの篠峰(しのみね)や櫛羅(くじら)は、よく買って帰る。
※千代酒造の公式ホームページ
http://www.chiyoshuzo.co.jp/

別の日(11/16)には、入ったばかりの新酒をいただいた。ささやの公式ブログを見ると、今はたくさんの新酒が入ってきている。《「酒蔵ささや」では、新酒が入荷してきています。是非、今年の新酒しぼりたて、にごり酒の風味をおたしかめ下さい。2010/12/07現在、入荷済み 新酒、にごり酒一覧》。これを並べると
http://yamatoumazake.blog54.fc2.com/


ささや店長の多山さん。11/16撮影(以下の2枚とも)
                   
○奈良豊澤酒造(株)
  豊祝 吟醸 あらばしり 
  豊祝 吟醸 にごり酒      
○稲田酒造(株)
  黒松 稲天 しぼりたて生酒
○河合酒造(株)
  出世男 にごり原酒
○西内酒造
  大名庄屋酒(にごり酒)



○(株)久保本家
  大和のどぶ 純米にごり酒
○今西酒造(株)
  三輪今西 しぼりたて原酒
○芳村酒造(株)
  千代の松 しぼりたて純米生原酒
  千代の松 にごり酒純米生原酒



○倉本酒造(株)
  金嶽 しぼりたてぬき落とし900ml
○(株)北岡本店
  やたがらす しぼりたて
○葛城酒造(株)
  百楽門 しぼりたて純米生酒
○長龍酒造(株)
  長龍 にごり酒 こしひかり
○(株)今西清兵衛商店
  春鹿 純米吟醸生酒しぼりばな
○五條酒造(株)
  五神 純米生しぼり
○喜多酒造(株)
  御代菊 しぼりたて生酒
  御代菊 にごり酒
○千代酒造(株)
  篠峯 純米吟醸 活性にごり酒

とにかく楽しいお店である。ビールもワインも焼酎も悪くないが、やはり日本人には日本酒である。冷やで飲む吟醸酒、燗で飲む本醸造酒、オンザロックで飲む貴醸酒、食前に飲む発泡清酒と、種類も飲み方もとりどりである。ぜひ酒蔵ささやで、お好みにあった日本酒を発見していただきたい。
※酒蔵ささや(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/bd4593744ea8f2127fe7ae70803f0bb4
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

観光地奈良の勝ち残り戦略(42)限界集落・川上村を元気に!

2010年12月19日 | 観光地奈良の勝ち残り戦略
川上村が、県下市町村で初めて「限界集落」になった。12/4付の読売新聞奈良版に《「2人に1人」川上村65歳超 県内初「限界自治体」に》という記事が載ったのである。限界自治体とは、同紙によると《過疎化や少子化で65歳以上の住民が過半数となった自治体。大野晃・長野大教授が提唱した概念で、税収減と高齢者の医療・福祉関連の費用が増え、財政維持が難しくなるとされる。「限界集落」は同条件の集落》。つまり、早くいえば「限界集落」入りしたのである。
※トップ写真は川上村のチゴロブチで、9/27撮影

10/1の県調査で、川上村は人口1,857人のうち老年人口(65歳以上)は936人で、人口の50.4%に達した。一方、年少人口(0~14歳)はわずか83人(4.5%)。『デフレの正体』(藻谷浩介著)でも指摘されていたが、これでは村の存立すら危ぶまれる。
※デフレの正体(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/8caec4e31d7b10a8cfadf0d4bd9a1afa


水源地の森ツアー(07.7.24)。次の写真も

そんな川上村を元気にする方法はないか。この「観光地奈良の勝ち残り戦略」シリーズでは、第41回で「学生たちの提案」として、県観光振興に関する地元女子大生たちの提案を掲載した。今回は、同じ学生10人が提案した「川上村の活性化策」を紹介する。9/27に村を訪れたあと、9/28に全員で討論会を行い、結果を企画書にまとめて9/29に発表していただいた。10人を4つのグループに分けて、4つの企画書を作ってもらったのである。いずれも、観光業や林業の振興をテコにするものだった。以下、Ⅰ~Ⅳにわけて紹介する。
※学生たちの提案(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/96351107553e87e7370d57aae32ceb7c


岩に、こんなにふかふかの苔が生えている

Ⅰ.テーマ「自然環境と観光を結びつける村づくり」
(4回生のI津さん、I藤さん、O間さん)
[趣 旨]
1.幅広い年代の観光客に、五感で訴える
2.地域の人々の連携
3.豊かな自然環境の県内外への発信
[具体的提案]
1.体験を中心とした観光を(現状は「見学」に偏っているため)
・自転車の貸し出し、サイクリングコースの設定
・スピリチュアル・スポット(パワースポット)のコースの設定
・古民家で地元食材を使った料理づくり体験
・記念植樹をして名前をつけてもらう
2.村民あげての観光むらおこし(村民の意識が低い現状から)
・高齢の村民を観光ガイド(語り部)や体験学習の講師に
・村民の観光振興に関する意識調査をする
3.情報発信(PR)の拡充
・キャラクター(山幸彦)の知名度向上
・メールマガジン(かわかみ満足ガイド)の充実
→割引クーポン、地元食材を使った料理レシピ、川・滝や動物の動画・壁紙、せせらぎの音、グッズなどのプレゼント
[tetsuda評]
村を訪れたとき、ほとんど村人の姿を見なかった。いても観光客には、あまり関心がなさそうだった。その実感からまとめ上げたのがこの提案で、やはり地元民が盛り上がらないと、外からお客は来ない。村内にパワースポットが多いことや、既存のメルマガに付帯サービスをつけようという着眼点が光っている。
※参考:川上村・水源地の森ツアー
http://www.news.janjan.jp/area/0707/0707290034/1.php


「仕出し すぎもと」(川上村大滝)のおにぎり弁当と、追加の惣菜。旨い!(9/27撮影。以下同じ)
http://www.vill.kawakami.nara.jp/kankyokai/kanko/eat_sugimoto/index.html

Ⅱ.テーマ「(川上村と吉野材を)知ってもらう!ハマってもらう!買ってもらう!」
(3回生のN本さん、M上さん)
[趣 旨]
1.働き盛りのサラリーマン世代(20~40代)に、林業や環境に関する正しい知識を持ってもらう
2.村の魅力を全国に発信し、生き生きとした村づくりをめざす
3.大企業と連携し、林業の活性化を図る
[具体的提案]
1.企業に働きかけ、(CSR)研修の一環として、川上村に来てもらう。村では、企業のニーズに応じて研修プランを組み、吉野材の魅力や特性を知ってもらう(現状、村のイベントスケジュールが立て込んでいるが、もっとスケジュールに余裕を持たせておく)。都会人と交流することで、村民が気づかなかった吉野材や村の魅力を発見できる
2.村のお年寄りが、来村者をガイドする(村民が生き生きしていると、村が魅力的になる)。来村者にはメルアドを登録してもらい、付帯サービス(四季おりおりの景色、動物の壁紙、自然の音色など)のついたメルマガを送る
3.住宅リフォーム会社や食器メーカーと提携する。内装材などに吉野材を使ってもらう。贈答用に、軽くて丈夫な吉野材の食器を開発・販売してもらう
[tetsuda評]
来村者が、遠足や林間学校で来る児童・生徒や、史跡を巡るシニアに偏っていることに目を付けているところが良い。ビジネスマンに村や吉野材を知ってもらうことの意義は大きい。村で数多くあるイベントも、ターゲット層を見直すべきだろう。吉野材を使った食器というのも、面白い。現在審査中の「暮らしの道具」デザインコンペの趣旨とも合致する。
※「暮らしの道具」デザインコンペ(当ブログ内)
http://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/fdd42adb986ada9afe52e09c0bf2f582


もくもく館(川上村)で辻谷達雄さんのお話を聞く

Ⅲ.テーマ「エコ割り箸大作戦~割り箸を使って地球を守ろう!」
(3回生のK村さん、S本さん、N口さん)
[趣 旨]
1.国産の木材のシェアは外材の約5分の1。もっと国産材を使おう
2.林業GDPの低下、就業者数の低下を食い止めよう
3.森林の荒廃が、地球温暖化を促進す
[具体的提案]
1.吉野杉、ヒノキを使った割り箸の利用を推奨する
2.コンビニで吉野割り箸を使ってもらおう
(ローソン全店約1万店で、割り箸5億3千万膳を使用 08年度)
3.吉野割り箸を使うことが、環境教育になる
[tetsuda評]
中国・ロシア産材の入手が難しくなり、国内飲食店の箸が、外国産割り箸からプラスチック箸にシフトしている。しかし、本来は国産割り箸にシフトすべきもの。12/10付の奈良新聞によると、従来はチップにしてきた「細い間伐材」から割り箸を作る取り組みが岐阜県の「ワリバシ・カンパニー」で始まり、1膳の価格は、従来の廉価品より50銭安い2円50銭で製造できる。中国産は1円前後から値上がり傾向にあるし、プラ箸は飲食店での洗浄コストが約3円だから、十分競争できるという。奈良県内には間伐材から割り箸を作る機械も工場もないが、この取り組みを見習って、吉野の間伐材割り箸を普及させてほしいと願う。
http://www.eco-online.org/eco-news/forest/20100807168.php


春増薫さん(春亮木材代表取締役)のお話を聞く(次の写真も)

Ⅳ.テーマ「吉野材の需要拡大」
(4回生のS井さん、S郷さん)
[趣 旨]
1.企業との連携による吉野材製品の開発・販売
2.「使わないからエコ」から「使うことによるエコ」への転換
3.「使うエコ」「吉野杉・ヒノキ」をWebでPR
[具体的提案]
1.企業が扱う商品とセットにして、吉野材を使った木製品を売ってもらう(石鹸と吉野杉の石鹸箱、日本酒と吉野杉のぐい呑み など)
2.木製品を使うことがエコになるという知識の普及。環境保全をしているということでの企業のイメージアップを図る。
3.企業のホームページに、吉野材の木製品を扱うサイトへのリンクを貼ってもらう
[tetsuda評]
林野庁は「木づかい運動」を展開している。日本の森では樹木がどんどん茂っており、伐られるのを待っている状態である。特に杉・ヒノキの人工林は、伐採して新たに植えないと、CO2固定化(吸収)の効果が得られない(老木はほとんど光合成をしないため)。割り箸に限らず、木製品を使うことがエコにつながる(森が若返り、若木はCO2をよく吸収する)。既存の製品とセットにして販売する、というのは、女性らしい面白いアイデアである。どこか関心を持つ企業さんは、いないだろうか。



以前、「ないもの作り」より「あるもの探し」が大切だ、と書いた。川上村には、南朝の史跡やパワースポットになるような観光資源もあれば、都会人には絶好の「癒し」になる源流の森もある。清流の水も美味しい。これらを組み合わせれば、絶好の観光コースが生まれる。村特産の吉野材(杉、ヒノキ)も、丸太で出荷するだけではなく、木製品に仕上げて売れば付加価値がつき、コストも回収できるだろう。

都会では失業者があふれ、特に大学新卒者で就職口が見つからない人が多い。空気も水も美味しい川上村は、若い働き手を待っている。最近、アニメおたくの学生たちが、高知県の中山間地域で農業に励んでいるというニュースが流れていた。竹林を伐採して作った竹炭に土をまき、堆肥と混ぜてエコ野菜を栽培しているという。川上村で、パワースポットの観光ガイドや、木工クラフトをやりたいという若者はいませんか~!
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本アーカイブス(Nippon Archives)に注目!

2010年12月18日 | 奈良にこだわる

気象予報士・半井小絵(なからい・さえ)さん登場の「日めくり万葉集」
半井さんのお母さんもお祖母さんも、ならまちのご出身である

日本アーカイブス(Nippon Archives)というサイトをご存じだろうか。同サイトによると《日本アーカイブスは 長い年月をかけて培われた 日本の文化や美しい風景を記録し 世界中の人々へ配信する事業を行っています。日本人の心の原点である「万葉集」 日本ならではの季節感が見られる「京都二十四節気」 日本人が心を満たせる霊峰「富士山」 日本の魅力に触れる「美しき日本」 豊かな日本の文化が どうか、あなたの心に届きますように》というもので、いわば日本の風物を集めた「リンク集」である。
http://www.nipponarchives.jp/

わが奈良県も「美しき日本」というコンテンツを提供している。十津川村の玉置神社、神納川(かんのがわ)、御所市の高鴨神社などが紹介されているほか、河瀬直美監督のインタビュー(vol.1~7)も聞くことができる。iPhone、iPodにも無料ダウンロードできる。
http://nara.utsukushiki-nippon.jp/

JR東海が提供している「万葉集 ココロ・ニ・マド・ヲ」も良い。歌は月に2回(第2、第4水曜)更新される。iPhone、iPodにもダウンロードできる。観光協会などで配布されている同サイトのPRチラシには《万葉集って読むことも理解することも難しいと、思われている多いと思います。私たちもそのひとりでした》。
http://www.manyoshu.jp/top.html

《万葉集を知るうちに万葉人の感性、想像力は驚きの連続でした。葛城山から沸き立つ雲を見て愛しい人の息づかいと感じたり、蕨(わらび)を見つけて春の喜びを表現したり、故郷への想い、愛しい人への想い、自然の美しさ、命の大切さなど… そこには今の私達が生きていく上での、色々なヒントが詰まっているように感じました。この番組はそんな想いを今の奈良の風景とオリジナルサウンドにのせてお届けしたいと思います。まずはリラックスして見て聴いて下さい》。NHKの「日めくり万葉集」も良いが、このサイトもスグレモノである。毎月2回の更新が待ち遠しい。
http://www.nhk.or.jp/manyoushuu/
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Topic 年末年始、NHKで奈良番組が続々!

2010年12月17日 | お知らせ


平城遷都1300年祭の今年は、NHKでたくさんの奈良関連番組が放送された。この年末年始にも以下の通り、総集編を含むたくさんの番組がオンエアされる。奈良ファンは、ゼッタイに見逃せない。

○12/19(日)午後1時35分~4時35分 総合テレビ(奈良県域のみ デジタル総合1またはUHF51ch)
「あなたの知らない奈良~美と風景と生き方の再発見物語~」(BS2で流れた生放送の総集編・ハイビジョン版)
http://www.nhk.or.jp/nara/anatanoshiranainara/

○12/28(火)午後5時30分~7時 総合テレビ(奈良県域のみ デジタル総合1またはUHF51ch)
「ならナビ・年末ハイライト」(今年1年の奈良を振り返る)
http://www.nhk.or.jp/nara/program/001/index.html

○1/1(土)午前7時20分~8時30分 総合テレビ(全国版)
5/29放送の「ハイビジョン特集 春日大社 神が降り立った森で」の再編集版
http://archives.nhk.or.jp/chronicle/B10002200091005300030111/

NHK-DVD 神が降り立った森で ~春日大社・祈りの記録~

日本コロムビア

このアイテムの詳細を見る

○1/14(金)午後8時00分~8時43分(再放送は翌日午前10時05分~10時48分) 総合テレビ(大阪放送局)
「奈良まほろば散歩」(スペシャルバージョン第2弾) 
《法華寺や西大寺では、心奪われる美しき仏像を見つめます。大和郡山の城下町や今井町の趣が残る古い町並みのなかで伝統を感じる旅を紹介、室生寺や當麻寺を訪ね、古寺の持つ味わいや伝説を堪能します》(番組HPより)。
http://www.nhk.or.jp/osaka/program/kansai_tokushu/

○1/23(日)午後9時~ 総合テレビ(全国版)
NHKスペシャル「『邪馬台国』を掘る~100年論争に決着はつくか~(仮)」
http://www.nhk.or.jp/special/

いかがだろう。いずれも奈良ファン垂涎の番組の数々である。今年も来年も、NHKテレビから目が離せない。奈良放送局さん、どうも有難う!
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Topic 世界包丁細工王は、橿原市の島谷宗宏さん!

2010年12月16日 | お知らせ
12/20(月)20:00~21:47、奈良テレビ放送で「月曜プレミア!TVチャンピオンR」という番組が放送される。今回のテーマは「世界包丁細工王決定戦」である。キー局(テレビ東京)のHPによると《包丁技を競う戦い! 出場戦士はフルーツカットの帝王、野菜彫刻の鬼、京料理一筋・技の伝承者、タイからの刺客、ベトナムが生んだ天才料理人など多士済々!頂点を極めるのは誰だ…!?》とある。
http://www.tv-tokyo.co.jp/tvchampion/

7人の挑戦者が4つの関門に挑み、世界一の「包丁細工王」を決める。4つの関門とは《ROAD1 5分間包丁パフォーマンス 出場選手7名は自分の得意とする包丁技を披露する。制限時間は5分。審査の結果成績上位6名がROAD2に進出する!》《ROAD2 3分早切り 選手6名はそれぞれ1対1で対決! 勝負はハムの薄切り、イカの速さばき、たくあんの薄切りの3つの中から選択して戦う!勝者3名はROAD3へ進出する。残りの1席を賭け、敗者3名は敗者復活戦としてリンゴの長皮むきを行う。見事、勝利した選手1名が復活してROAD3へ進出する!》



《ROAD3 包丁一本動物細工 選手4名は動物園を舞台に、動物園にいる動物を目前にしながら、その動物の躍動感あふれる最高の瞬間を包丁細工で食材として表現する。制限時間は3時間。成績上位2名がFINAL ROADへ進出する!》《FINAL ROAD 巨大工芸 選手2名は作品テーマ「2010年祝い~動く包丁細工~」に従って食材として表現する。制限時間は8時間。より成績のいい選手がチャンピオンとなる!!》。

オンエア前に結果を発表するのもナンであるが、優勝者は、なんと「都旬膳(みやこしゅんぜん)月の舟」(橿原市縄手町大垣内)などで総料理長を務めておられる島谷宗宏さんである! すでにテレビ東京でオンエアされ(12/6)、私はそのビデオ映像を見せていただいたので、結果を知っているのだ。詳しくは番組に譲るが、ものすごい包丁のワザである。「ROAD1 5分間包丁パフォーマンス」では、目かくししたままでハモの骨切りをし、審査員の度肝を抜いた。「FINAL ROAD」では、見事に「動く巨大工芸」を作り上げられた。
※「都旬膳 月の舟」などを運営する(株)小金のホームページ
http://www.kogane-nara.co.jp/

他の料理人も、「包丁で、よくこんな細工ができるなぁ」と感心するような腕前で、2時間があっという間に過ぎた。ぜひいちど、番組をご覧いただきたい。そして、島谷さんのお店をお訪ねいただきたい。
※都旬膳 月の舟(奈良っこ―グルメ)
http://www.narakko.com/gourmet/M40009.html
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする