
当ブログ常連コメンテーターの蔵武Sさんから、情報をいただいた。《奈良の地酒の店がオープンします。もちいどのセンター街を南に下り、アーケードが切れたところを左に曲がってすぐです(右に曲がると「蔵」です)。なんでも奈良県酒造組合の直営店で、販売と試飲をするらしいです》《19時で閉店なので平日は寄ることが出来ませんが、土曜か日曜に寄って自分の目で確かめてきます》。
蔵武Sさんは大阪にお勤め(お住まいは奈良市)なので、平日は時間的にムリなのだ。ネットで検索すると、県酒造組合の公式ブログ(11/22付)に情報が出ていた。《「もっと身近で気軽に日本酒を」そんな思いをこめて、奈良のうま酒をご紹介するお店をつくりました。併設のテイスティングカウンターでは、店内すべて100種類以上のお酒のきき酒を、お楽しみいただけます。日本酒発祥の地奈良で、酒蔵が提案する、奈良酒専門店「酒蔵 ささや」へ、ぜひお出かけください》。
http://yamatoumazake.blog54.fc2.com/blog-entry-26.html

その後、奈良新聞(12/1付)に記事が出た。見出しは《「大和のうま酒」多くの人に 組合員の清酒一堂に 27社108銘柄を販売 県酒造組合が直営店 酒蔵 ささや》。なお「ささ」とは「酒」の意味で、大辞林によると《もと女房詞。「さけ」の「さ」を重ねた語とも、酒を中国で「竹葉」ということからともいう》。
《県酒造協同組合(喜多一嘉理事長)は1日、奈良市西寺林町に、組合員の清酒を一堂に集めた直営販売店「酒蔵 ささや」をオープンする。店頭には27社の108銘柄が並び、すべて試飲できる。同組合直営のアンテナショップの出店は初。オープンは午前10時。同組合は平成19年10月に県内の4酒造組合が統合して発足。これを機に組合員の情報を一括発信し、低迷が続く業界を盛り上げようと、同店の設立計画を進めてきた。観光客や地元客のほか県外酒蔵メーカーなどの利用を見込む》。
http://www.nara-np.co.jp/20091201103133.html

《店舗は木造2階建ての新築テナントの一画を賃借。延べ床面積は約25平方メートル。スタッフ1〜2人が常駐する。店内の冷蔵庫には純米、本醸造、吟醸酒の特定名称酒を中心に27社の清酒を各4種ずつ陳列。商品の容量は500〜900ミリリットルで、価格帯は800円台〜4000円台》。
《またカウンターでの試飲は40〜50ミリリットルで100円〜400円。希望者には酒蔵の紹介も行う。同組合は「店舗を通じて、1人でも多くの人に大和のうま酒に親しんでもらいたい」としている。営業時間は午前10時〜午後7時まで。定休日は木曜日。問い合わせは同店、電話0742(27)3383》。

蔵武Sさんと違い、私は至近距離に勤務しているので、早速12/2(水)の退社時に訪ねてみた。写真のとおり、周囲の景観とマッチした和風の建物だ。店に入ると右手に冷蔵庫がずらりと並び、108の銘柄がストックされている。これは壮観である。
左手にテイスティング・バー(立ち飲みのカウンター)があり、先客が何人かいらっしゃった。定員は5〜6人というところだろうか。お店のスタッフが、地酒のことを説明されている。相当の知識をお持ちのようで、とても頼もしい。

黒板に「きき酒試飲 100〜400円」とあり、メニューに地酒の名前がずらりと並んでいる。中心価格帯は200円である。「新酒」や「菩提もと仕込み」のお酒は色分けされているので、一目瞭然だ。おつまみは「おかき・すめる他 100円」と「チーズ 200円」のみ。立ち飲み屋さんではなく、あくまでテイスティング(試し飲み)で、気に入ったらボトルを買う、というシステムなので、これで十分なのだろう。
私はまず、写真の新酒(倉本酒造の「金獄ぬきおとし」しぼりたて)200円を一杯。これはスッキリした新酒だった。酒蔵は、奈良市都祁吐山町(旧都祁村)。「吐山(はやま)は、スズラン群落のある所だったな。スズラン自生地の南限で、隣は宇陀市室生区向淵(むこうじ)の群落…」と、つい奈良検定で詰め込んだ知識が出てくる。
「午後7時とは、ずいぶん閉店が早いのですね」と店員さんに声をかけると「ここで少し飲んだあと(地酒を卸している)お店に行っていただきたいのですよ」とのこと。なるほど、それも理にかなっている。近くには美味しいお店がたくさんあるのだ。
次に、トップ写真の「本日のお試しブラインドセット 3種 500円」を注文。100円、200円、300円の3種類のお酒が楽しめ、しかも100円おトクなのだ。ブラインド(目隠し)の名の通り、銘柄は隠してある。私には、とても銘柄を当てることはできないが、わりとハッキリ味の違うお酒が出てきた。答を書いてはマズいので特に名は秘すが、中央のやや黄色みが買ったお酒は「菩提もと仕込み」である。

ここは、まさに地酒の「アンテナショップ」である。カウンターで深酒するのではなく、テイスティングしたお酒をボトルで買うも良し、近くのお店で飲み直すも良し。遠方の方にもお立ち寄りいただければ、地酒をお土産に買ってもらえるだろうし、「ついでに、近くでゆっくり飲んで帰ろうか」と誘導することもできる。だから、地酒を置いている周辺の飲食店リストなどが「ささや」にあれば、相乗効果が得られることだろう。
ならまちに誕生した奈良の地酒のアンテナショップ、ぜひ気軽にお立ち寄りいただきたい。
※午前10時〜午後7時。木曜休。電話0742(27)3383
※参考:蔵元27社のリストは、下記のとおり(かぎろひさんのブログより)。
http://kagiroi.narasaku.jp/e16827.html
●奈良市: 今西清兵衛商店、八木酒造、奈良豊澤酒造、
西田酒造、倉本酒造(西田酒造と倉本酒造は都祁地区)
●生駒市: 上田酒造、菊司醸造
●天理市: 稲田酒造、増田酒造、
●大和郡山市: 中谷酒造
●橿原市: 喜多酒造、河合酒造
●香芝市: 澤田酒造、大倉本家
●葛城市: 梅の宿酒造
●御所市: 油長酒造、葛城酒造、千代酒造
●五條市: 五條酒造
●桜井市: 今西酒造、西内酒造、
●宇陀市: 芳村酒造
●北葛城郡: 長龍酒造
●吉野郡: 北村酒造、岡本本家、北岡本家、藤村酒造

蔵武Sさんは大阪にお勤め(お住まいは奈良市)なので、平日は時間的にムリなのだ。ネットで検索すると、県酒造組合の公式ブログ(11/22付)に情報が出ていた。《「もっと身近で気軽に日本酒を」そんな思いをこめて、奈良のうま酒をご紹介するお店をつくりました。併設のテイスティングカウンターでは、店内すべて100種類以上のお酒のきき酒を、お楽しみいただけます。日本酒発祥の地奈良で、酒蔵が提案する、奈良酒専門店「酒蔵 ささや」へ、ぜひお出かけください》。
http://yamatoumazake.blog54.fc2.com/blog-entry-26.html

その後、奈良新聞(12/1付)に記事が出た。見出しは《「大和のうま酒」多くの人に 組合員の清酒一堂に 27社108銘柄を販売 県酒造組合が直営店 酒蔵 ささや》。なお「ささ」とは「酒」の意味で、大辞林によると《もと女房詞。「さけ」の「さ」を重ねた語とも、酒を中国で「竹葉」ということからともいう》。
《県酒造協同組合(喜多一嘉理事長)は1日、奈良市西寺林町に、組合員の清酒を一堂に集めた直営販売店「酒蔵 ささや」をオープンする。店頭には27社の108銘柄が並び、すべて試飲できる。同組合直営のアンテナショップの出店は初。オープンは午前10時。同組合は平成19年10月に県内の4酒造組合が統合して発足。これを機に組合員の情報を一括発信し、低迷が続く業界を盛り上げようと、同店の設立計画を進めてきた。観光客や地元客のほか県外酒蔵メーカーなどの利用を見込む》。
http://www.nara-np.co.jp/20091201103133.html

《店舗は木造2階建ての新築テナントの一画を賃借。延べ床面積は約25平方メートル。スタッフ1〜2人が常駐する。店内の冷蔵庫には純米、本醸造、吟醸酒の特定名称酒を中心に27社の清酒を各4種ずつ陳列。商品の容量は500〜900ミリリットルで、価格帯は800円台〜4000円台》。
《またカウンターでの試飲は40〜50ミリリットルで100円〜400円。希望者には酒蔵の紹介も行う。同組合は「店舗を通じて、1人でも多くの人に大和のうま酒に親しんでもらいたい」としている。営業時間は午前10時〜午後7時まで。定休日は木曜日。問い合わせは同店、電話0742(27)3383》。

蔵武Sさんと違い、私は至近距離に勤務しているので、早速12/2(水)の退社時に訪ねてみた。写真のとおり、周囲の景観とマッチした和風の建物だ。店に入ると右手に冷蔵庫がずらりと並び、108の銘柄がストックされている。これは壮観である。
左手にテイスティング・バー(立ち飲みのカウンター)があり、先客が何人かいらっしゃった。定員は5〜6人というところだろうか。お店のスタッフが、地酒のことを説明されている。相当の知識をお持ちのようで、とても頼もしい。

黒板に「きき酒試飲 100〜400円」とあり、メニューに地酒の名前がずらりと並んでいる。中心価格帯は200円である。「新酒」や「菩提もと仕込み」のお酒は色分けされているので、一目瞭然だ。おつまみは「おかき・すめる他 100円」と「チーズ 200円」のみ。立ち飲み屋さんではなく、あくまでテイスティング(試し飲み)で、気に入ったらボトルを買う、というシステムなので、これで十分なのだろう。
私はまず、写真の新酒(倉本酒造の「金獄ぬきおとし」しぼりたて)200円を一杯。これはスッキリした新酒だった。酒蔵は、奈良市都祁吐山町(旧都祁村)。「吐山(はやま)は、スズラン群落のある所だったな。スズラン自生地の南限で、隣は宇陀市室生区向淵(むこうじ)の群落…」と、つい奈良検定で詰め込んだ知識が出てくる。
「午後7時とは、ずいぶん閉店が早いのですね」と店員さんに声をかけると「ここで少し飲んだあと(地酒を卸している)お店に行っていただきたいのですよ」とのこと。なるほど、それも理にかなっている。近くには美味しいお店がたくさんあるのだ。
次に、トップ写真の「本日のお試しブラインドセット 3種 500円」を注文。100円、200円、300円の3種類のお酒が楽しめ、しかも100円おトクなのだ。ブラインド(目隠し)の名の通り、銘柄は隠してある。私には、とても銘柄を当てることはできないが、わりとハッキリ味の違うお酒が出てきた。答を書いてはマズいので特に名は秘すが、中央のやや黄色みが買ったお酒は「菩提もと仕込み」である。

ここは、まさに地酒の「アンテナショップ」である。カウンターで深酒するのではなく、テイスティングしたお酒をボトルで買うも良し、近くのお店で飲み直すも良し。遠方の方にもお立ち寄りいただければ、地酒をお土産に買ってもらえるだろうし、「ついでに、近くでゆっくり飲んで帰ろうか」と誘導することもできる。だから、地酒を置いている周辺の飲食店リストなどが「ささや」にあれば、相乗効果が得られることだろう。
ならまちに誕生した奈良の地酒のアンテナショップ、ぜひ気軽にお立ち寄りいただきたい。
※午前10時〜午後7時。木曜休。電話0742(27)3383
※参考:蔵元27社のリストは、下記のとおり(かぎろひさんのブログより)。
http://kagiroi.narasaku.jp/e16827.html
●奈良市: 今西清兵衛商店、八木酒造、奈良豊澤酒造、
西田酒造、倉本酒造(西田酒造と倉本酒造は都祁地区)
●生駒市: 上田酒造、菊司醸造
●天理市: 稲田酒造、増田酒造、
●大和郡山市: 中谷酒造
●橿原市: 喜多酒造、河合酒造
●香芝市: 澤田酒造、大倉本家
●葛城市: 梅の宿酒造
●御所市: 油長酒造、葛城酒造、千代酒造
●五條市: 五條酒造
●桜井市: 今西酒造、西内酒造、
●宇陀市: 芳村酒造
●北葛城郡: 長龍酒造
●吉野郡: 北村酒造、岡本本家、北岡本家、藤村酒造












酒造組合運営のお店ができたらいいのになあ、とずっと思っていたのです。
奈良酒ファンとしては、たいへんうれしい限り。
早速、近日中に寄ってみたいと思います。
情報ありがとうございました。
あ、ご挨拶が最後になりました。
たいへんご無沙汰しております。でもブログはいつも拝見していますよ〜。
九度山との往復生活が続いています。またお母様にもお目にかかりたいと思っています。文化祭のときもお母様にはいろいろとお世話になったようです。
> ご無沙汰しております。でもブログはいつも拝見していますよ〜。
それは深謝です。私も時々、かぎろひさんの掲示板を拝見しています。常連さんばかりですので、若造の書き込みは遠慮していますが…。
> 九度山との往復生活が続いています。また
> お母様にもお目にかかりたいと思っています。
ぜひ、お立ち寄り下さい。私もお正月には帰省します。
> 奈良酒ファンとしては、たいへんうれしい限り。
> 早速、近日中に寄ってみたいと思います。
学生の頃に読んだ『間違いだらけの日本酒選び』という本に、吉野の「猩々(しょうじょう)」が美味しいとあり、探して飲んだことがあります。水の旨さがそのまま酒の旨さになったような美酒でした。
銘酒を置いてある奈良の飲食店に入っても、どういう訳か奈良の酒はとても少ないのが現状です。「ささや」を契機に、「奈良は酒も美味しい」をもっとアピールしたいものです。
> 隣で飲んでいた若い人が「そのブログを読んで
> ここへたどり着きました」と言ってました。
おお、それは有り難いことです。蔵武Sさんにはいち早く開店をお知らせいただき、深謝です。
> 「名前を知ってもらってナンボ、試飲してもらってナンボ」
> ですから。いずれすべての蔵元の酒が揃うといいですね。
いわば商売敵どうしのお酒が並ぶわけで、すんなり全員一致というわけには行かないのでしょうが、利用者としては、ぜひ、全銘柄を並べてていただきたいものです。奈良の日本酒振興のためにも。
またフィアット社と奈良県提携のレストランオープン記念レセプション(東京青山にて開催)など。
最近特に、奈良県酒造組合さんが、パーティーをあやどり、支え、PRに努めておられます。
日本酒党の私としても、声を大にして、みなさまにおすすめしたいと思っています。
関西のみならず、あちらこちら蔵元を巡って(特に石川県がお気に入りだったのですが)試飲してきましたが、何と地元奈良は、柳生街道にあった「春の坂道」だけ。
そこも今はなく。さびしく思っておりましたが。
このようなすてきなアンテナショップが出来て、嬉しいです♪
> このようなすてきなアンテナショップが出来て、嬉しいです♪
月森さんは日本酒党でしたか。ここは良いお店でしょう?お客同士が仲良くなって、話も弾みます。
割安な「ブラインドセット」を飲んで、気に入った1本を買って帰る、というのが私のお薦めパターンですが、いろんな楽しみ方があって良いと思います。ぜひ、ならまちの名物として繁盛してほしいですね。