tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

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素朴で懐かしい味!「双葉食堂」(近鉄壺坂山駅前)/昭和レトロ食堂(50)

2024年04月12日 | グルメガイド
日曜日(2024.4.7)、近鉄壺坂山駅から徒歩で、壷阪寺(高市郡高取町壷阪3番地)をお参りした。目当ては「桜大仏」だった。この日は青空に恵まれ、桜も満開だった。「車で行くと、たどり着けない」という噂を聞いて、駅から片道1時間を歩いたので、帰りには足がガクガクになった。

壺坂山駅まで戻ったところで以前、Kさんという年上の友人から「駅前の双葉食堂は、お薦めですよ」と聞いていたことを思い出した。13時少し前だったので、「花見客で混んでいるだろうな」とも思ったが、訪ねてみることにした。店内を見渡すと、確かにお客さんは多いが、満席という訳でもなかったので、入り口の近くに陣取った。



お腹が空いていたので、「カツ丼にうどんを組み合わせようか」と考えたが、女将さんによると「カツ丼は汁物が付いてきますので、親子丼とうどんにされては?」。それで「親子丼」(税込み650円)と「お里うどん」(同550円)を注文した。出てきたのが写真の料理である。



「お里うどん」は、申すまでもなく『壺坂霊験記』(お里・沢市)の「お里」だろうが、「里のうどん」とかけているのだろうか、たくさんの野菜類(三つ葉、シイタケ、エノキ茸など)が載っていた。ツユも関西風の薄味で、これはいい。



「親子丼」は「つゆだく」で、鶏のダシがよく出ていた。たっぷりの海苔がよく合って、こちらも懐かしの味だった。お客さんは外国人を含む若い人が中心だったが、皆さん、昭和レトロな味を楽しんでおられた。ご主人、女将さん、ごちそうさまでした!
※食べログは、こちら

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2 コメント

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さすがですね。 (井上)
2024-04-13 08:17:20
親子丼とうどんを一度に平らげる健啖ぶり、衰えませんね。さすがでございます。小生にはもうまねできません(笑)。

さて、壺阪霊験記といえば、沢市とお里が身を投げた後、奇跡が起こって二人は助かり、沢市の目も再び見えるようになる、というストーリーですが、大昔、目に針を刺して白濁した水晶体を硝子体の方に落とすという乱暴な白内障治療が行われていた事実があり、投身した際の衝撃で視力が回復するというのは、荒唐無稽な話ではないのだそうです。もちろん、かつてと同じように見えるようにはならないのでしょうが。

以上、既にご存知の話でしたら、ご容赦ください。昭和レトロ食堂の続編、楽しみにしております(目指せ、三桁!)。
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カツ丼 (tetsuda)
2024-04-13 10:42:25
井上さん、いつもコメントありがとうございます。

> 親子丼とうどんを一度に平らげる健啖ぶり、衰えませんね。
> さすがでございます。小生にはもうまねできません(笑)。

いえ。最初は「カツ丼」の予定でしたが、「汁物がついてきますよ」のひと言で、親子丼に変更しました(笑) 山道を2時間も歩きましたので、ペロリと平らげました。

> 投身した際の衝撃で視力が回復するという
> のは、荒唐無稽な話ではないのだそうです。

はい、それは聞いたことがあります。あと川上村には、こんな話も伝わります。
https://blog.goo.ne.jp/tetsuda_n/e/24399a46d1003948bbae4705b3ad77fb

> 昭和レトロ食堂の続編、楽しみにしております(目指せ、三桁!)。

行きにくい場所のお店ばかりが、残るようになりました。これは奈良テレビ放送「ゆうドキッ!」(推しナラ)の取材も兼ねていますので、頑張って訪ねてみます!
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