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JR姫路駅ホームで本場「えきそば」(まねき食品)を初めて食す!

2019年10月27日 | グルメガイド
日清食品のカップ麺「まねきのえきそば 天ぷら」では何度も食べていたが、昨日(10/26)、所用で訪ねた姫路駅で、初めて本物(まねき食品)の「えきそば」を現地でいただいた。えきそばとは同社のHPによると、

1949年(昭和24年)誕生の「えきそば」 終戦後、何もない混乱期に統制品であった小麦粉の替わりにこんにゃく粉とそば粉をまぜたそばを販売、その後試行錯誤の結果現在のかんすい入りの、中華麺に和風だしというミスマッチの商品が誕生しました。



昭和24年10月19日に「えきそば」と名付けられ、立ち売りの販売方法をへてホーム上の売店へと発展してきました。現在は、メニューも増え忙しいビジネスマン・学生・昔からの「えきそば」ファンに親しまれております。

姫路名物えきそば えきそばの起こり
戦後、最も簡単に、しかも大した機械設備もなしに出来るものとして、姫路駅で 麺類を販売しようと計画しましたが、当時小麦粉は統制品で手に入りにくい為、 統制品ではない”こんにゃく”に目をつけそば粉とこんにゃく粉を混ぜて、うどんの様なものを作り、和風だしでうどんの様なものを試作し販売致しました。



この天ぷら(具が少なく、ほぼ小麦粉100%)が、麺やスープとよくマッチしている

うどん鉢は、出雲今市で焼いていると聞き込み夜行列車で出雲まで丼鉢を仕入れに行き、列車のデッキに積んで持ち帰っては販売をしていました。しかし、その後うどんは時間がたつとのびて美味しくないのと、腐敗が早く長持ちさせるにはと考えた末、うどんをあきらめ度々の試作の結果、かんすいを入れた黄色いラーメンにたどり着き、当社独自でその製造にのりだし、黄色いそばに和風だしという一見ミスマッチの商品が生まれました。



これがえきそば の誕生です。そして昭和24年10月19日 姫路駅ホームにて、それを”えきそば”と名付け立ち売りを始めました。一般市中で、うどんが一杯30円だった頃ふたの付いた瀬戸物容器付きで50円、容器は10円で引き取りました。




私がいただいた「天ぷらえきそば」は、お値段はわずか380円(税込み)。私は50円プラスの大盛(+0.5玉)430円をいただいた。トッピングの「天ぷら」は、エビはわずかでほどんど小麦粉ばかりだったが、これが結構いい仕事をしている。いわゆる「ラーメン通のラーメン」ではないが、「高井田ラーメン」とか、神戸市長田区の「そばめし」のように、中華麺を応用した立派な「ご当地B級グルメ」に仕上がっている。皆さん、姫路をお訪ねのおりは、ぜひお召し上がりください!

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