NPO法人「奈良まほろばソムリエの会」は6年前から毎年、奈良シニア大学(事務局=奈良市西大寺北町3丁目2−19 1)に講師を派遣して、授業を行っています(奈良校および橿原校)。2022年度(令和4年度)からは授業に加え、クラブ活動として「グルメサークル」を担当することとなりました。これは同年度からスタートした授業「奈良の暮らしと文化」(奈良歴史部)とリンクした活動として行うものです。
※トップ写真は、かみつみち弁当(松花堂弁当)

第4回(2022.9.19)は、はり新(奈良市中新屋町15)で「かみつみち弁当」(2,360円)をいただきました。この名前は、同店の前を通る上ツ道(上街道)にちなんで名付けられました。サイト「奈良まちあるき風景紀行」には、

カボチャと吉野葛で作られた豆腐。飲み物はお酒ではなくお酢ドリンクだった

これは古代のチーズ「蘇(そ)」。自家製で、牛乳を長時間煮詰めて作られたもの
上街道(かみかいどう・上ツ道・かみつみち)は、奈良市内から奈良盆地の東側を南北に貫き桜井市内までの区間を結ぶ「街道」です。この街道は、6世紀後半以降の飛鳥時代に整備された「官道」であり、かつては広い道幅の道がほぼ直線的に伸びていたとされています。古代の奈良盆地を貫く官道としては「下ツ道」・「中ツ道」も存在し、この「上ツ道」は最も山麓に近い場所を通っていました。


なお、「上街道」とも呼ばれるようになったのは近世なってからのことであり、江戸時代などには京都・奈良方面から長谷寺・伊勢神宮への参詣時に通る道として利用されたことから「長谷街道」や「伊勢街道」といった別名で呼ばれたこともあります。


今回は大型の台風14号が四国まで来ていましたので、影響を心配していましたが、動きが遅いので決行することにしました。近鉄奈良駅の行基噴水前に集合し、徒歩ではり新をめざしました。定番の「かみつみち弁当」は、季節に応じてメニューの一部が変わりますので、それがまた楽しいです。今回は生ビールを注文する人もいて、ワイワイと楽しく食事しました。



食事のあとは、奈良まほろばソムリエの会会員の山﨑愛子さんの案内で、興福寺をお参りしました。早くも「来月はどこですか?」との質問もいただきました。来月(10月)は奈良市内を予定していますが、11月は奈良市を離れ、少し遠いところでのグルメを予定しています。皆さん、お楽しみに!
※トップ写真は、かみつみち弁当(松花堂弁当)

第4回(2022.9.19)は、はり新(奈良市中新屋町15)で「かみつみち弁当」(2,360円)をいただきました。この名前は、同店の前を通る上ツ道(上街道)にちなんで名付けられました。サイト「奈良まちあるき風景紀行」には、

カボチャと吉野葛で作られた豆腐。飲み物はお酒ではなくお酢ドリンクだった

これは古代のチーズ「蘇(そ)」。自家製で、牛乳を長時間煮詰めて作られたもの
上街道(かみかいどう・上ツ道・かみつみち)は、奈良市内から奈良盆地の東側を南北に貫き桜井市内までの区間を結ぶ「街道」です。この街道は、6世紀後半以降の飛鳥時代に整備された「官道」であり、かつては広い道幅の道がほぼ直線的に伸びていたとされています。古代の奈良盆地を貫く官道としては「下ツ道」・「中ツ道」も存在し、この「上ツ道」は最も山麓に近い場所を通っていました。


なお、「上街道」とも呼ばれるようになったのは近世なってからのことであり、江戸時代などには京都・奈良方面から長谷寺・伊勢神宮への参詣時に通る道として利用されたことから「長谷街道」や「伊勢街道」といった別名で呼ばれたこともあります。


今回は大型の台風14号が四国まで来ていましたので、影響を心配していましたが、動きが遅いので決行することにしました。近鉄奈良駅の行基噴水前に集合し、徒歩ではり新をめざしました。定番の「かみつみち弁当」は、季節に応じてメニューの一部が変わりますので、それがまた楽しいです。今回は生ビールを注文する人もいて、ワイワイと楽しく食事しました。



食事のあとは、奈良まほろばソムリエの会会員の山﨑愛子さんの案内で、興福寺をお参りしました。早くも「来月はどこですか?」との質問もいただきました。来月(10月)は奈良市内を予定していますが、11月は奈良市を離れ、少し遠いところでのグルメを予定しています。皆さん、お楽しみに!