tetsudaブログ「どっぷり!奈良漬」

コロナも落ちつき、これからが観光シーズン、ぜひ奈良に足をお運びください!

瓦そば、ねり天、ねり天丼 by 味のかけ橋 はしもと商店(葛城市當麻)

2020年05月01日 | グルメガイド
久しぶりに「味のかけ橋 はしもと商店」(葛城市當麻350-1)で、「瓦そばセット」(税込み1,155円)をいただいた。ところで「瓦そば」はご存じだろうか?屋根瓦の上で茶そばなどを焼いた料理で、川棚温泉(山口県下関市)の名物料理だという。「じゃらんニュース」(2019.12.9付)によると、



瓦そば、それは山口県民のソウルフード。茶そばやお肉を熱した瓦の上でジュワッと焼き、温かいつゆにつけて食べるという野趣溢れるおそばです。ドラマなどにも登場し、認知度も急上昇中!お取り寄せもできるけれど、せっかくなら本場・山口県で瓦でカリッカリに焼けたおこげを食べてみたい!



瓦そばとは? 種田山頭火も愛した下関の名湯、川棚温泉。「元祖瓦そば 高瀬」の創業者、高瀬慎一氏が、新しい名物を作ろうと考えていたとき、地元のお年寄りから「明治10年の西南戦争では、薩軍の兵士が野戦の合間に、瓦を熱してその上で肉や野菜を焼いて食べていた」と聞いたことが瓦そば誕生のきっかけです。



うどんや日本そばなどいろいろ試行錯誤して焼いてみたところ、茶そばが見た目にもきれいで、お茶の香りも広がります。その上に黄色い錦糸卵、レモン、赤いもみじおろしをのせると、彩りも鮮やか。こうして名物・瓦そばが生まれました。この瓦そばが評判となり、今ではスーパーに家庭用瓦そばセットが並ぶほど。山口県では各家庭でもホットプレートやフライパンを用いて普通に食べられているそうです。



中華そばではなく「茶そば」を焼くというところがいい。トッピングには下味の付いたコマ切れ牛肉、錦糸タマゴ、ネギ、海苔、そしてレモンと大根おろし。レモンは絞ってツユ(そばつゆ)にかけ、そこに大根おろしを混ぜていただく。瓦にくっっいた麺のパリパリ感が楽しい。ねり天(さつま揚げ=揚げかまぼこ)は揚げたてのあつあつで出てきて、これも美味しい。

新型コロナ騒動の今も、開店時間を短縮し(11:00~15:00)、透明のビニールシートで仕切りをして営業しておられる。テイクアウトも可能だ。近鉄当麻寺駅から徒歩約10分。電話(0745-48-8410)などで開店状況を確かめてから、お訪ねください!

※5月3日追記 先日(5/1)再訪し、「ねり天丼 お吸い物付き」(税込み770円)「白玉ソフトクリーム」(税込み528円)をいただき、お土産にねり天の「彩セット」(税込み858円)を買って帰りました。


丼にはたっぷりのねり天。なんと!お吸い物にもねり天が…


トッピングのレンコンのねり天を外すと、タマゴが顔を出した
ねり天自体に味が付いているので、タマゴには味が付いていない
お客の「丼にしてもウマいぞ」というひと言で、このメニューができたとか


火照った体に冷たいソフトが染みる!


家ではダシで少し煮てからいただいた、ビールのつまみに絶好!

※食べログは、こちら
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